「反日晩餐会は米国の意志!」VTR編集で陰謀論を演出するサンデーモーニング

嫌韓まとめサイトで、11月12日のサンデーモーニングにおける寺島実郎氏の発言が話題になっていました。

2017年11月12日 厳選!韓国情報
【サンモニ】寺島実郎「独島海老や慰安婦の反日演出、韓国が勝手にやったのではなくアメリカの意志」
http://gensen2ch.com/archives/73143881.html

へえ、本当かしらと思い、ネットに上がっていた動画を見てみました。
トランプ氏の韓国訪問のVTRが流れ、目加田説子教授のコメントに続き、寺島氏が次のように発言。該当部分をテキスト化してみました。

寺島実郎「ことさらの反日演出ってのを韓国はやってきましたよね。独島エビつまり竹島で捕れたエビを出すとかいわゆる慰安婦従軍慰安婦の人をハグするだとかですね。
これって韓国が勝手にやったんだと思うかもしれないけれども、やはりアメリカのある種の意志がここにある。つまり竹島は韓国が施政権、つまり実効支配しているんだっていうこと。
たとえばアメリカってのは施政権主義なんですよ。だから日本の尖閣も、日本が施政権を持っているからっていうんでコミットしてきているんですね。
ということはですね、ここにアメリカの竹島にあるスタンスがにじみ出ているっていう部分もね、日本人としては感じておかにゃいかんということですね」

関口宏「それを韓国が汲み取ってエビを出しましたか」

寺島「そうですね」



有識者とされる人がテレビでもっともらしい顔でコメントをすると、純朴な視聴者は「ふぇ~、そうなのか…」と信じてしまうのかもしれませんが、常識的に考えれば、日韓と協力して北朝鮮を締め上げようとしているアメリカが、よりによってこの時期にわざわざ日韓の対立を煽るような政治工作を容認するとは思えません。そんなことをして一体何の得があるというのか。

問題となった晩餐会でトランプ氏が独島エビの料理を食べてる映像はないので、元慰安婦とのハグシーンを見てみましょう。

ニュースZERO


ニュースゼロ


この映像を見ると、晩餐会に招待された元慰安婦のイ・ヨンスさんは、トランプ大統領と握手したのち、自分から手を伸ばしてハグを求めています。
トランプ氏が反射的にそれに応じただけであることは、ワンテンポ遅れた彼の動作や表情からも明らかです。
しかしサンデーモーニングが流したVTRでは、イ・ヨンスさんが手を伸ばすシーンはカットされ、トランプ氏が彼女の肩に手を置いた場面から映像が始まっており、結果として韓国側の積極性を隠蔽する演出になっています。寺島発言との整合性をとろうとしているわけです。

サンデーモーニングが流した該当シーンの冒頭画面
サンデーモーニング171112



韓国は朴槿恵時代の2014年8月にも、訪韓したローマ法王が行うミサの最前列に元慰安婦7人を座らせ、法王との握手写真をメディアに撮らせて大々的に宣伝しました。イ・ヨンスさんはそのときのメンバーの一人です。
政権が右になろうが左になろうが、韓国のやり口は変わらないことが分かります。
とくに今回は、日本がトランプ大統領に北朝鮮拉致被害者らを面会させる方針であることを知って、ムラムラと対抗意識を燃やしたことでしょう。
イ・ヨンスさん本人の談によれば、晩餐会への招待状が青瓦台から届いたのは、会のわずか2日前の今月5日だったとのこと(レコードチャイナ)。
そのあたりの青瓦台の思惑を中央日報も記事にしています。

2017年11月08日 中央日報日本語版

慰安婦・拉致被害者…韓日首脳、トランプ氏の前で国内政治問題で勝負手

…外交街では青瓦台(チョンワデ、大統領府)の李さんの招請は安倍晋三本首相がトランプ大統領夫婦と北朝鮮拉致被害者家族が会う機会を設けたことと同じ流れの措置という解釈が出ている。

文在寅大統領は慰安婦問題で勝負に出た。青瓦台は韓国映画『アイ・キャン・スピーク』の実際の主人公である李容洙さんを招待して「サプライズ」行事で準備した。これを知っていた人は少数に過ぎなかったという。

トランプ政府は韓日間歴史対立についてまだ明らかな立場を表明したことがない。文大統領はトランプ大統領が李さんに直接会う機会を設けることで慰安婦問題に対して「先制攻撃」をしたわけだ。慰安婦合意に反対している李さんを前面に出して国内支持層を攻略した側面も大きい。夕食会のメニューとして独島(ドクト、日本名・竹島)エビが登場したのも韓国固有の領土である独島に対する日本の不当な領有権主張に迂回的に反論しようとする意図だった。

トランプ大統領が夕食会場で李さんを迎えて抱く写真一枚で、文大統領が意図した効果は十分に達成されたという評価だ。…

http://japanese.joins.com/article/207/235206.html
http://japanese.joins.com/article/207/235207.html

勝負手ねぇ・・・。韓国の勝負の相手=敵国は北朝鮮ではなく日本だということでしょうね。

イ・ヨンスさんは、2000年に「女性戦犯国際法廷」で証言したり、2007年に米国議会の公聴会で証言したり、2014年に『帝国の慰安婦』のパク・ユハ教授を名誉毀損で告訴したり、2015年に安倍首相の米議会演説にあわせて渡米して議会前で抗議活動を行ったり、THAAD配備に反対したりと、まさに八面六臂の大活躍をしてきた人です。
本来は反トランプ派であるはずの彼女がわざわざ晩餐会で彼にハグを求めたのも、青瓦台と示し合わせてのパフォーマンスでしょう。
その証拠に、彼女はハグの直後、「どう、ちゃんと撮れた?」とでも言いたげに後ろを振り向いています。

ニュースZERO171112b

ふつう、相手がまだ目の前にいる段階で後ろを振り向くなんて非常識ですよね。彼女の本当の関心がトランプ大統領ではないことがよくわかります。

案の定、韓国メディアは右も左も拍手喝采。

2017年11月08日 中央日報日本語版

安倍氏にひと泡吹かせた1枚の写真…トランプ氏、慰安婦被害女性を抱擁

この日、青瓦台関係者は李容洙さんを晩さんに招いたことについて、韓国メディアの京郷新聞を通じて「トランプ大統領が日本に行って韓国にも来られるのに、慰安婦問題と韓日歴史問題を韓国の大統領としては扱わざるを得なかった」とし「トランプ大統領がこの問題に対してバランスの取れた見解を持ってほしいという意味ではないか」と説明した。

http://japanese.joins.com/article/177/235177.html

偉大な「快挙」を成し遂げたイ・ヨンスさんは、得意満面で韓国のラジオに出演して言いたい放題していました。

2017年11月09日中央日報日本語版

トランプ氏と抱擁した慰安婦被害女性、日本に「口出しするな」

…李さんは9日、CBSラジオ『キム・ヒョンジョンのニュースショー』とのインタビューで「耳もなく目もなく良心もない」とし「他の国から貴賓が来られ、私が行こうが行くまいが、何か口出しするようなことがあるのか」と厳しい口調で述べた。

李さんはこのような日本政府の態度に「生意気なことこの上ない」とし「恥ずかしく鼻でも隠してネズミの穴にでも入るべきで、あれこれほざくことが正しいことなのか」と憤りをあらわにした。あわせて「貴賓が来られて挨拶しただけなのに、そこまで干渉するのか」とし「本当にあきれる」と付け加えた。

李さんはまた、独島エビについて「風味があり甘みがあってとてもおいしかった」とし「私たちの独島で獲れた料理にまで干渉する。これが本当にXXでなくて何だ」と日本政府を非難した。

http://japanese.joins.com/article/240/235240.html?servcode=A00§code=A10

伏せ字部分がとっても気になりますが、いずれにせよ公序良俗に反するレベルの罵倒語なのでしょう。韓国では、ひとたび道徳的序列でトップに君臨してしまえば、こういう傍若無人も許されてしまうわけですね。日本相手ならなおのこと。
こんな人たちの機嫌を取ることが、どうして世界の女性の人権向上に役立つのかさっぱり分かりません。

寺島さんは根拠のない「米韓共謀説」を論じましたが、あの反日晩餐会が青瓦台の独断だったという情報は、サンモニの放送以前から伝えられていました。

2017/11/11 朝鮮日報日本語版

韓国大統領府の独断で「独島エビ」、決定過程で外交部を排除

…大統領府は7日、韓米首脳会談の国賓晩さん会に「独島(日本名:竹島)エビ」を出す計画を決定する前、外交部と事前に相談していなかったことが同日、分かった。外交部関係者は「最初に外交部が受け取り、米国側に通知したメニューには『チャプチェ(韓国風春雨いため)』とだけ書かれており、『独島エビ』が入っているという言葉はなかった」と語った。対日外交で問題になる可能性があり、米国とも相談すべきことだったが、決定の過程で外交部が排除されたことになる。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/11/11/2017111100367.html

 これは責任逃れのための発言かもしれませんが、もし本当に知らなかったのなら、外交部はものすごく無能ですね。彼らが知らないくらいですから、アメリカ側だって預かり知らぬこと。

2017年11月11日 楽韓Web
アメリカ政府関係者「米韓の親交を深めるべき晩餐会が、慰安婦の存在で外交戦の舞台になってしまった。遺憾だ」
http://blog.livedoor.jp/rakukan/archives/5291784.html

「アベにひと泡吹かせた」と喜んでいた中央日報すらも、識者の懸念コメントや駐韓米国大使代理の火消しコメントを掲載しています。

2017年11月08日 中央日報日本語版

慰安婦・拉致被害者…韓日首脳、トランプ氏の前で国内政治問題で勝負手(2)

…だが、韓日関係などを考慮すると、外交的に適切な措置だったかに対しては否定的見解も少なくない。重要な同盟国首脳の訪問をポピュリズム(大衆人気迎合主義)に便乗する契機にすることに対する懸念の声もある。特に、最近、文大統領が外信とのインタビューで公開的に日本の軍事大国化への意図を批判するなどと重なり、過度に「反日色」を前面に出すのではないかという指摘も出ている。
匿名を求めた対日外交専門家は「米国の対アジア政策が韓日米協力だが、あえて韓日間で問題になるようなことを取り上げた意図が疑わしい。だからといって、米国がその事案で韓国を支持するわけでもない」として「これはツートラックアプローチを通じて協力する部分は強力し、韓日関係を改善したいという文在寅政府の政策目標とも合わない」と批判した。

http://japanese.joins.com/article/207/235207.html

2017年11月10日 中央日報日本語版

トランプ氏-慰安婦被害女性の抱擁 駐韓米国大使代理「単なる人間的ジェスチャー」

駐韓米国大使代理のマーク・ナッパー氏が9日、ドナルド・トランプ大統領が慰安婦被害女性と抱き合ったことについて「来賓をあたたかく迎えたもので、政治的な目で見てほしくない」と述べた。 …

http://japanese.joins.com/article/277/235277.html

ネット上ではすでにこういう情報が飛び交っている状況下で、「元慰安婦招待も独島エビもアメリカの思惑だ」なんて断言しちゃう寺島さんは、ものすごく勇気のある人ですね。
彼はこの日の放送で、安倍首相が”イヴァンカが関わる基金”に57億円を拠出すると表明したことについても「日本は御しやすい国と思われている」と批判しています。
しかし安倍首相は7月に発表した内容を再表明したに過ぎないこと、当該の基金「女性起業家資金イニシアティブ」は世界銀行が設置するもので、発案者であるイヴァンカは運営管理や資金調達に関わらないこと、英、独、加、中、韓、サウジなど計13カ国が参加していることが、とっくのむかしに報じられています。

11月3日 ハフィントンポスト日本語版
「イバンカ氏基金に57億円、安倍首相が表明」ってホント?
http://www.huffingtonpost.jp/2017/11/03/ivanka-fund_a_23265393/

こういう事実を、著名な有識者様ともあろう方が知らないはずはありません。すなわち、寺島氏やサンモニは「どうせ視聴者には分からないだろう」とたかを括って、ずさんな印象操作に精を出しているとしか思えません。

ムン・ジェイン政権もTBSも、こういう姑息かつ不誠実なマネが、将来的には自分の首を絞めかねないというリスクを理解してないんでしょうかね。とくに韓国は、日米に嫌われたらますます米軍による先制攻撃のハードルが下がるというのに。
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テーマ : 報道・マスコミ
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「わさびテロ」があぶりだす韓国人の日本蔑視

大阪市場ずしのワサビ騒動は、なかなか興味深いですね。

始まりは先月30日ころからネットでの噂が取り上げられるようになったことのようです。いまさらですが、時系列を追ってみましょう。

10月1日、まとめ系サイトで話題になり始める。

億ったー
【悲報】市場ずし難波店のクチコミが外国人の苦情だらけな件
http://okutta.blog.jp/archives/6948555.html

ゴゴ通信
大阪の寿司屋が韓国人客にとんでもない嫌がらせ行為で炎上 大量のわさびを入れたり差別発言
http://gogotsu.com/archives/22233

10月2日、韓国メディアが取り上げ始める。

インサイト
日本大阪寿司屋で「韓国人」相手に繰り広げられる「わさびテロ」
http://www.insight.co.kr/newsRead.php?ArtNo=77253

同日、運営企業が公式発表。外国客へのわさび増量を認め謝罪するも、差別の意図は否定。
http://ichibazushi.com/

10月3日、日韓の大手メディアも取り上げ始める。

朝鮮日報コリア語版
「韓国人に”わさびテロ”と言いながら嘲笑―日本、大阪の寿司店論議」
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2016/10/03/2016100300898.html

NHK
外国人客に多めのわさび すし店運営会社が謝罪
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161003/k10010715561000.html

ハフィントン・ポスト日本語版(執筆者:吉野太一郎)
市場ずし難波店、外国人観光客に"わさびテロ"? 運営会社が事実認め釈明
http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/02/ichiba-sushi-wasabi-terro_n_12298186.html


この騒動は、発端がネットであるせいもありますが、どうもあやふやなところが多すぎます。

市場ずしが一部の客に向けてわさびを多めに出していたのは、会社側も認めている所だから議論の余地がありません。でもそれ以外の点は、何がなんだかどうもよく分からない。

10月3日付けのハフポストによれば、騒ぎの情報元の一つであるらしいGoogleのレビューで店に対するクレーム投稿は数百に上っていたようですが、炎上後の口コミはすべて削除されたのか、わたしが確認した10月8日夕方の時点では難波店への口コミは17件、直近の投稿は3週間前のものでした。
会社側は「外国人客に対して一年以上前からわさびを増量していた」と説明していますが、難波店のGoogleレビューで韓国人から寄せられた批判的感想は「注文した品をなかなか持ってこない」「料理の出し方が悪い」といったものであり、ワサビが多すぎるとか陰口を叩かれたという苦情はゼロ。韓国人ながら★5つをつけている人も少なくありません。
ブログでも好意的に評している韓国人を見つけました。こちらとかこちら(ともにコリア語)。


それでもあえて嫌がらせ行為が事実だったと仮定したうえで、犯人を想像してみましょうか。
韓国や中国からのお客は大切なお得意様であり、店はコリア語のメニューも用意していたくらいですから、店ぐるみや会社ぐるみでの「犯行」は考えられません。となると店の売り上げに責任を持たない人物の仕業でしょう。

寿司職人は狭い店内のカウンター越しに客とじかに接する立場です。客からクレームをつけられたら逃げも隠れもできませんし、上司や同僚の目もあります。日本語をうまく話せず寿司に馴染みのない外国人なら泣き寝入りするだろうと踏んでいた可能性も無いわけではありませんが、間違えて日本人に「テロ」してしまう危険性や、弁の立つ在日コリアンに指摘される危険だってあります。土地柄、在日ヤクザさんに絡まれる恐れだってあるはずです。
それだけのリスクを冒してまで外国人に嫌がらせを続けていたとすれば、「犯人」は相当性格がねじくれた人物ですから、もっと早くにクビになったり、問題になっていても良さそうなものです。それとも「犯人」はつい最近入った職人なのでしょうか。

しかし当初の韓国ネットメディアでは、「わさびテロ」の店舗として難波店だけでなく道頓堀店(=正しくは千日前店)の名が挙がっており、千日前店では4週間前から「わさびテロで有名なお店」などの書き込みが見られます。「犯人」は複数いたのか、それとも一人の犯人が店を掛け持ちしていたのか?

…そんな無理な想像を働かせるより、「職人さんは外国語が苦手だったので、客にいちいち好みのわさびの量を尋ねることを避け、彼なりに気を利かせて増量を常態化させていた」と理解した方が素直な気がするんですけどね。

ま、問題の店を利用したことすらない外野がいくら詮索したり想像したりしてもあまり意味はありません。正確なことを知るには第三者の厳しい目で事実関係を調査検証するしかないでしょう。
しかし会社や日本のメディアがそこまでやることはないでしょうし、日本世論が積極的に店側を擁護する雰囲気もありません。
比較的冷静にネット世論を分析している日本人の中にも、「「市場ずし」がワサビを大量に入れて出した問題は、韓国人観光客への差別が目的ではない気はする」と結論づけておきながら、店員が客にワサビで嫌がらせしていたことは事実と認定し、運営会社の釈明について「日本人にも被害をおよぼしたことを隠すために、外国人だけ区別したという主張を選んだ」のではないかと推測したうえで、そこに日本人の差別意識を見ようとする人がいたりします。→こちら
うーん、わたしはあの釈明文から差別の匂いは感じなかったけどなあ。ワサビの辛さが原料やネタや人によって大きく変わるように、ものごとへの感度は人それぞれですね。

一般的に日本人は事実関係を重視しますから、たとえ同胞が外国人にイチャモンをつけられていたとしても、ある程度証拠が揃わないうちは擁護に力が入りません。ことに差別問題では、下手に首をつっこめば自分まで叩かれる危険がありますから慎重にならざるを得ません。
ラーメン屋だって麺の硬さだのトッピングの種類や量だの事細かく指定できるこのご時世で、刺激物であるわさびを、相手は外国人だからという理由だけで一方的に増量したんだから、ずさんな対応だったと批判されても仕方ないんじゃないの――なんて他人事のような正論が先に立ちます。
もしこれが反対に、日本人客が「韓国の店で大量に唐辛子を入れられた」と訴えた事例だったらどうでしょう。韓国世論は間髪入れず「捏造だ」「妄想だ」「侮辱だ」「謝罪しろ」と反撃に出たに違いありません。実際、その手の事例は複数あるわけで(参考:日韓問題初心者向け)。

相手から批判されたら、事実関係はさておきまず反撃。これは自己防衛の方法としては正しいのかもしれませんね。韓国みたいなのが相手の場合は。
身内といえども無条件に擁護しない姿勢は確かに理性的で公平な態度ではあるけれど、それが評価されるのは理性と公平性に価値を認める社会の内部に限られます。案の定、日本側が対応にもたついているすきに韓国側は世論とメディアが団結して今回の騒動を「民族差別の証拠」として既成事実化し、勢いを駆って阪急バスまで叩き始めました。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/06/hankyu-bus_n_12370072.html

この構図、何かに似てませんか。そう、慰安婦問題とそっくりなのです。
案の定、さっそくハンギョレのキル・ユンヒョン特派員がこれら話題を安倍首相の毛頭発言とからめ、反日コラムに仕立て上げてきました。

2016.10.08 ハンギョレ日本語版
[記者手帳]日本の嫌韓と韓国の反日
http://japan.hani.co.kr/arti/international/25349.html

わさび・韓国人卑下するバス乗車券など日本の根深い嫌韓と 
日本の政治家の妄言に反応する韓国の反日は異なる 
さらに気がかりなのは第2韓国学校の見直しなど公的な嫌韓政策


(略)
 最近、日本国内の嫌韓の流れに敏感に反応せざるを得ない在日同胞のフェースブックの友人たちから、相次いで不快な話を聞いた。一つは、韓国人観光客が多く訪れる大阪の「市場寿司」難波店で、「韓国人観光客が日本語がわからない様子だと、従業員同士で『チョン』とあざ笑いながら料理を作る。わさびが多く入った寿司を食べて苦しい顔で涙を流すお客さんを見て、『あの顔見た?』と言いながら笑っている」という内容だった。

 それでなくとも息をすることすら苦しい毎日なのに、急激な疲労感に襲われて記事にしなかった。再び数日後には関西地域の大手バス会社である「阪急バス」の従業員が、4月19日、大阪梅田から兵庫県の有馬温泉に向かう韓国人のバス乗車券に「キム・チョン」という名前を書いたというニュースを聞いた。キム・チョンを日本語に訳すと、「鈴木チョッパリ」(下駄をはいた奴という意味で日本人を卑下する言葉)になるだろう。バス会社側は6日、日本のメディア取材に「聞こえたまま入力したもので、悪気はなかったと考えている」と釈明したが、その言葉を誰が信じるだろうか。(略)



事実確認は一切せずに韓国側のネットの噂を丸呑み。でも日本企業の釈明は「その言葉を誰が信じるだろうか」と一刀両断。

チョッパリなんて名前の日本人はいませんが、チョンもしくはチョンに似た響きの名を持つ韓国人はいくらでもいます。阪急を責める前に、せめて当事者であるキム氏の下の名前やそのときの言い方が「キム・チョン」と聞こえる可能性がなかったかどうかくらいは検証すべきなのに、この件を報じた韓国メディアはハンギョレを含めどこもそれに触れていません。

 多くの日本人が、韓国には「反日」があるではないかと反論するだろうが、韓国の反日には日本の嫌韓のような他の民族に対する差別・蔑視・呪いの感覚はない。韓国人のほとんどが日本人の誠実さや勤勉さを尊敬しており、毎年ノーベル賞受賞者を出している日本の基礎科学の底力に驚嘆している。反日感情が噴出するのは、日本が過去に犯した植民地支配と侵略の歴史に対し、正しく謝罪する姿を見せないような印象を与えるときくらいだ。過去の歴史的経緯を見ても、韓国は日本を侵略して殖民支配したことも、言語や文化を奪おうとしたこともない。また、首都に大地震が発生した際、怪しそうな人に「15円50銭」と言わせて、正しく発音できなかった人を虐殺したこともない。



自分たちは間違っていない。そう言い切ってしまえるところに、われわれ日本人との断絶があります。
キル記者は「韓国人は日本の誠実さを尊敬している」と言います。実際、韓国人の不誠実さを嘆き、日本を見習うべきだと訴える声は、韓国メディアからたびたび聞かれます。
だったら日本人が歴史に対しても誠実である可能性、寿司屋やバスの利用客に対しても誠実である可能性を考慮してもよさそうなのに、それらについては「誰が信じられるだろうか」と頭ごなしにバッサリ。結局、自分たちに都合のいい日本人観を手放す気は毛頭なく、他にも日本を叩ける差別ネタがあればフル活用する気が満々なわけです。

そしてキル記者は、2012年以降は日本へ行く韓国人観光客が増加していること、逆に韓国に行く日本人観光客が減少していることを根拠に、「韓国人が日本を好いているのに、日本人は一方的に韓国を嫌っている」と印象づけます。

 韓国人がどれくらい日本を好きなのかを示す統計がある。最近3~4年間の急速な関係悪化にもかかわらず、日本を訪れた韓国人の数は、2012年の204万人から、2013年には245万人、2014年には275万人、2015年には400万人に急激に増えている。今年は8月までで、すでに328万人が日本を訪れた。この勢いだと、今年日本を訪れる観光客の数は500万人を超えるかもしれない。これに比べて韓国を訪れる日本人観光客は2012年の351万人から2013年には274万人、2014には228万人、2015年には183万人に急速に減った。



…なんですかそりゃ。じゃあ[訪韓した日本人数>訪日した韓国人数]だった2012年以前=第2次安倍政権以前は、日本人が熱心に韓国を好いていた一方で、韓国人は日本を嫌ってたという解釈が成立しちゃいますけど、それでいいんですか?
日本人観光客の減少は確かに嫌韓ムードが影響しているとは思いますけど、最大の要因は為替相場でしょうに。
訪日韓国人の増加が日本への愛によるものだとしても、ではなぜ日本は韓国人に愛されるのか? それはほとんどのお店が韓国人をきちんと「おもてなし」してくれるからでしょう。つまり、今回の「テロ」疑惑がたとえ事実だったとしても、それは一部の例外であることを示しています。
ほとんど論理が破綻しているにもかかわらず、キル氏は堂々と筆を進めます。

 問題は、このような現実に対処し、管理していく日本政府の姿勢だ。 最近、日本では「ヘイト・スピーチ防止法」などが施行され、大規模な嫌韓集会は減少した。常識的な日本人なら、当然わさびとチョン事件を恥ずかしく思い、対策を考えているだろう。

 一方、日本政府は、国が直接乗り出して高校無償化の適用対象から朝鮮学校を除外するなど、露骨な民族差別政策を展開している。これらは対北朝鮮制裁の一環ともいわれているが、韓国も例外ではない。右翼の小池百合子・東京都知事は前任の舛添要一知事が事実上決定した第2韓国学校の敷地貸与案を見直す方針を示した。

 今月3日、日本の安倍晋三首相は、日本軍「慰安婦」被害ハルモニ(おばあさん)に「お詫びの手紙」を送ってほしいとの韓国の要求に、「毛頭考えていない」と言い放った。米国が同じ要求をしてもそのような言葉を使っただろうか。安倍首相が自ら示してくれた韓国に対する根深い蔑視感情を考えると、その国の国民が、韓国人が食べる寿司にわさびを多めにいれたり、乗車券に「チョン」と書いたとしても、それほど驚くべきことではない。



安倍政権が成立させたヘイトスピーチ防止法に言及しておきながら、そのことは評価せずに他の気に食わない政策や発言ばかりをあげつらう。そして今回の「テロ」疑惑と結びつけ、「日本人は上も下も差別主義者ばっかりだ」と印象づける。理屈を超越した見事な朝鮮論法です。
韓国の知的エリートがこういう「不誠実」な記事を平気で書くから、わたしみたいな嫌韓ネトウヨが増えるのです。

キル特派員は「われわれが日本を嫌うのは歴史問題だけだ」と言いますが、反対ですよね。あなたがたは自分たちの反日感情をすべて歴史問題に結びつけて正当化しているだけです。
一流紙がこんな記事を載せるくらいですから、今回の騒動が韓国人のただの被害妄想、下手すりゃ悪意ある中傷だったとしても、わたしはまったく驚きませんよ。

テーマ : 韓国について
ジャンル : 政治・経済

自衛隊旗に文句をつけておいて「ウリナラをパートナーと認めないのか!」と叫ぶ支離滅裂

 「歴史問題では日本への追及を続けても、経済と安全保障では緊密に協力しなければならない」――というのが韓国保守派の典型的な用日論ですが、そんな都合のいい考えは通用しない現実がようやく表面化してきました。これまで見境のない反日行為を続けてきたツケが、韓国海軍と自衛隊の連携を阻害するようになったのです。
 第7回西太平洋潜水艦救難訓練(パシフィックリーチ2016)におけるゴタゴタは、そのわかりやすい実例でした。

 この訓練は、1999年にアメリカで「潜水艦救難シンポジウム」が開催されたのをきっかけに、シンポジウムに参加していた米、日、韓、豪、星(シンガポール)、英の6カ国が2000年から始めたものとのこと。ホスト国を交代しながら3年毎に開催し、今年は5月25日から6月7日までの10日間にわたり、韓国がホストになって開催。マレーシア軍も訓練に加わったほか、ロシアや中国など約20カ国もオブザーバー参加しました。(以上ウィキペディア)。

 そこで、まず起きたのが旭日旗問題。
 訓練に参加する救助艦「ちよだ」と潜水艦「さちしお」が韓国の鎮海海軍基地に入港したところ、市民団体が「戦犯旗を堂々と翻すとは何ごとだ!」と騒ぎ始めたと。

2016年05月25日 中央日報日本語版
http://japanese.joins.com/article/089/216089.html

日本の艦艇、旭日旗つけて韓国海軍基地に入港

(前略)
旭日旗は日本の海上自衛隊が軍旗として使用している。日本が第2次世界大戦当時に使用した軍旗であり、日本帝国主義の象徴と考えられている。1945年の日本の敗戦後に使用が禁止されたが、54年に海上自衛隊が創設されて再登場した。一部の予備役と保守団体が反発している理由だ。予備役将星からなる星友会のある会員は「日本が公式に使用する旗とはいえ、韓国の立場では旭日旗を見ると拒否感を抱くのが当然ではないだろうか」と語った。
(中略)
しかし海軍は問題はないという立場だ。海軍の関係者は「艦艇は国際法上、自国の領土と見なされていて、韓国海軍が日本側に旭日旗をつけないようにするのは主権侵害に該当する」とし「韓国が他国に行った時、艦艇の前方に海軍旗、後方に太極旗をつけるように、日本も海軍旗として使用する旭日旗と日本旗をつける」と説明した。

また「(中略)国際法上の義務であるため、入港する時は旗をつけることになっている。2014年を含めて日本の艦艇が今まで韓国の港に10回ほど入港したが、その時も旭日旗をつけていた」と伝えた。

しかし正義党から当選したキム・ジョンデ氏は「独島(ドクト、日本名・竹島)をめぐる両国の葛藤や過去の問題を考慮すれば、事前の計画段階から軍が十分に説明をするべきではなかったのか」と指摘した。


 予備役までが「ウリナラの国民感情は日本の主権や国際法よりも優先する」と疑わない国って、救いようがありませんね。

 記事の最後に議員のコメントが紹介されている正義党は中道左派。韓国では右派にも左派にも旭日旗敵視が浸透しているわけです。
 それにしても、「計画段階から十分に説明すべきだった」って…日本の護衛艦が旭日旗を掲げるのはアタリマエのこと。そんなことすら説明されなきゃ分からない人が政治家やってる国ってなんなんですか。…まあこの左派議員の本音は「チェッ、こんなことならオレたちも盛大に反日デモをやったのに。どうして教えなかったんだ!」ってことなんでしょうけど。

 海上自衛隊が旭日旗を採用したのは1957年。これまでに何度も同じ旗をつけて韓国に入港しているし、そうするのが国際法上の義務なんですから、いまさら文句を言えるわけないじゃないですか――という海軍側の正論は、国民にはまったく通用しないわけですね。

 結果、今回の訓練では参加艦艇が済州海軍基地に集まって訓練成果を検討する会議と閉会式を行う予定でしたが、急遽鎮海基地に変更されました。なんでも済州基地は今年2月に完成したばかりで、基地建設反対運動も激しかったため、そんなところに旭日旗を掲げた日本の艦艇を入れたら大騒動になると韓国軍側が考えたためのようです。

2016年05月26日 中央日報日本語版
http://japanese.joins.com/article/149/216149.html
韓国海軍、旭日旗つけた日本艦艇の済州基地入港計画を変更



 こうして波乱含みでスタートした訓練に、ゴタゴタの第二波が押し寄せます。今度は海上自衛隊側が韓国軍の旗艦「独島」への乗船を拒否して訓練をボイコットしたと報じられ、「日本は身勝手だ!」と韓国メディアが騒ぎたてました。

2016.5.28 朝鮮日報コリア語版
http://srchdb1.chosun.com/pdf/i_service/pdf_ReadBody.jsp?Y=2016&M=05&D=28&ID=2016052800106

日本自衛隊「独島艦の名前を理由に訓練ボイコット 」
韓・美・日の6カ国南海で訓練...「旭日旗」つけた入港などの議論育て

 南海で行われる多国籍海上連合訓練に参加している日本の海上自衛隊が、韓国海軍の大型輸送艦である独島(1万4500t級)が参加する訓練には参加できないという立場を韓国側に通報したことが27日、分かった。これは、日本が独島を竹島で呼んで領有権を主張している状況で「独島」という名前の私たちの軍艦をトレーニングパートナーとして認めないという意味だ。
(中略)
 海軍の関係者は、「日本は前半の訓練のボイコット理由を明らかにされたなかった」とし、「日本の自衛隊はこれまで一度も独島に乗船したことがなかった」と述べた。
 この日、日本の朝日新聞は、日本の海上自衛隊が独島乗船を拒否すると、韓国側が譲歩して、海上自衛隊が乗船する船を変更したと報じたが、私たちの海軍は、「事実と違う」と述べた。海軍側は「訓練は、最初から前半部と後半部に分かれていて、日本側は独島乗船計画がなかった」と述べた。



 同じ記事に、朝鮮日報日本語版は
「旭日旗を掲げて入港し訓練ボイコット、海上自衛隊に批判強まる」
とのタイトルをつけていました。
 まるで自衛隊側が急に「独島」への乗船を拒否したかのような書きぶりですが、実際は自衛隊の「ボイコット」はいつものことで、今回の訓練も最初からそれを前提に計画されていたようですね。
 ボイコットするな、けしからん! と韓国メディアは騒いでいますが、隊旗にケチをつけて主権侵害してきたのはそっちのくせに、自分たちのことは無条件にパートナーと認めろって、支離滅裂もいいところ。
 文句があるなら自国の海軍に対して「旭日旗を掲げるような日本の自衛隊をパシフィックリーチから締め出せ! それができなきゃ訓練をボイコットしろ!」と抗議するのが筋というものです。
 そもそも「安倍政権の集団的自衛権行使容認は北東アジアの平和を損ねる挑発だ!」なんて国会決議をするような国と、「戦犯旗」を准国旗扱いして恥じようとしない日本が、軍事的パートナーになれると考えるほうが甘すぎでしょ。ねぇ?

 聯合ニュースの解説記事があまりにも韓国らしさ全開で面白かったです。

2016-05-27 ネイバーニュース
http://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid=etc&sid1=111&rankingType=popular_day&oid=001&aid=0008432685&date=20160527&type=1&rankingSeq=3&rankingSectionId=100

連合訓練参加した「独島」をめぐって日韓の微妙な葛藤

(前略)
 日本は、韓国海軍が独島の名前をつけるときから強く反発していたことが分かった。韓国海軍の独島守護の意志に露骨な反感を表示したものである。
 日本のこのような態度は、未来志向的な韓日関係を構築して、北朝鮮の軍事的脅威に対抗し、日韓軍事協力を強化するために全く役立たないという指摘が出ている。
 独島の名前を問題視し、参加する訓練を選別する日本の態度は、日韓軍事協力のために、日本軍国主義の象徴である旭日昇天旗をつけて、私たちの港に入ってくるように「配慮」してくれた韓国海軍の態度とも対比される。
今回の訓練を控えて、最近鎮海軍港に停泊した日本艦艇は旭日旗を掲げて論争を引き起こしたが、私たちの海軍は、国際慣例上港に停泊中の艦艇が自国の海軍旗を高く上げることを防ぐことができないという立場だ。
(中略)
 日本の海上自衛隊が独島をパートナーとして認めていない場合、抗日独立運動闘士たちの名前を冠した韓国海軍艦艇もパートナーとして認めるのかという疑問も提起されている。 私たちの海軍は、安重根、尹奉吉、柳寛順など214級潜水艦に抗日独立運動闘士の名前を付けている。海軍は今後も、私たちの潜水艦に抗日独立運動闘士の名前を付ける方針だ。 最終的には、日本が暴力的な植民地支配を行い韓国に癒えない傷を与えた過去の歴史を清算して、韓国と一緒に未来を志向していなければ、韓日両国の軍事協力も根本的な限界にぶつかるしかないという指摘が出ている。
 匿名を要求した軍事専門家は「北朝鮮の軍事的脅威に対応した韓日軍事協力が必要な状況では、日韓両国が過去の歴史に縛られて前に進めないのは深刻な問題だ」と述べた。



 日本を刺激するような名前をわざわざ艦艇に付けることは、日韓軍事協力に役立たないどころか大きなマイナス。それを承知で押し通してきたのは韓国側なんですから、ただの自業自得です。
 他国の艦艇が軍旗を掲げて入港することは国際慣例上も拒否できないと同じ記事の中で書いておきながら、それを韓国側の「配慮」だと言い張る支離滅裂。
 これが韓国最大の通信社が書いた記事なんですから呆れます。
 韓国メディアは、自分たちの感情に不都合な主張は無視するか、せいぜい誰かのコメントとして紹介するだけ。どちらの主張が妥当なのかを客観的に検証しようとする態度が皆無なんですよね。

 日本にとってはテロリストでしかない方々の名前を冠した潜水艦との連携作戦なんて、わたしが防衛大臣なら許可しませんね。
 で、軍事協力できなくて不利をこうむるのは日韓どちらでしょうか。ためしに、潜水艦救難艦の能力について比較してみましょう。

海上自衛隊の潜水艦救難艦は「ちよだ」と「ちはや」の2隻。

「ちはや」のスペック
2000年就役、満載排水量5,450トン
有人深海救難艇(DSRV)=最高潜行深度1,000m
無人潜水装置(ROV)=最高潜行深度2,000m
深海潜水装置(DDS)=450mに対応

対して、韓国海軍が所有する潜水艦専用の救難艦は「清海鎮」の1隻のみ。

「清海鎮」のスペック
1997年就役、満載排水量4,330トン
DSRV=最高潜行深度500m
ROV=無し
DDS=300mに対応
 
 DDSによる飽和潜水(人体を圧力に慣れさせて深海での船外活動を可能にする技術)については、日本は1985年に深度450mに対応する訓練設備を導入したのに対し、韓国が導入したのはようやく2005年になってから、しかも深度300m止まりのものでした。

 このように、救難体制を含めた潜水艦運用能力では日本が2歩も3歩もリードしています。韓国海軍は未熟なぶん、潜水艦が遭難するリスクとそれを救出できないリスクは日本より大きなものがあります。
 実際、韓国の誇る潜水艦SS-075「安重根」はボルトが折れたり緩んだりプロペラに亀裂が入ったり燃料電池の不具合で海中作戦可能日数が大幅に減少したりとトラブル続きです。(ウィキペディア)

 もしこの「安重根」が竹島近海で北朝鮮の攻撃を受け、深度1000mあたりで動けなくなったら、韓国は素直に日本へ応援を要請することができるでしょうか? 韓国民は日本の護衛艦が旭日旗を翻しながら救助活動を行う光景を許すことができるでしょうか? っていうか、そもそも歴史を反省しない卑劣なチョッパリが快く助けてくれると信じているのでしょうか?
 もしわたしが防衛大臣だったら、艦名のことなどおくびにも出さず、
「韓国さんはべつに同盟国じゃないしぃ、今回は存立危機事態じゃないからぁ、集団的自衛権を行使できないのよね~テヘw」
 と体よくお断り申し上げますけど。

 現実でもそうなりかねないと恐れているからこそ韓国の軍事専門家は危機感を抱いているし、韓国海軍は今回の訓練をどうにか穏便に済ませようと四苦八苦したのでしょうが、メディアがこぞってこういう報道姿勢じゃあねえ。
 ま、反日感情によって実害が生じたところで、それは日本を非難する新ネタを獲得することでもありますから、韓国のみなさんの価値観ではプラマイゼロかもしれません。それが国民の総意なら仕方ありません。

 カーター国防長官がシャングリラ対話の講演で、韓国を安全保障の協力国に含めなかったという報道もあるようですし(ホル韓改)、こんなことを続けていれば韓国はますますブルーチームから締め出されていくでしょうね。

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日本人の「信頼力」を「無気力」と信じたがる朝鮮日報

 朝鮮日報のデジタルニュース本部副本部長・朴垠柱なる人物が書いたコラム「日本人と違って韓国人に「不可逆」的なものはない」は、韓国人のメンタルを理解するのにとても役立つ素晴らしい記事でした。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/04/25/2016042500862.html

 コラムはまず、大地震で被災しても取り乱すことなく、冷静にマナーを守る日本人の姿について「これは美談ではなく「神話」のレベルだ。うらやましいくらいだ」と素直に羨望の意を示し、こうした日本人の性質の根底には何があるのだろうか、と問いかけます。
 彼女がみずから示した答えは、「日本人は自然災害に襲われすぎて無気力になっているから」というものでした。

 日本はプレートの上に建てられた国だ。日本の歴史とともに始まった地震や津波は、「人間にできることなど何もない」という判断をひそかに後世に伝える役目を果たしているのかもしれない。日本について研究するある学者は「日本で仏教と神道が融合し、宗教的権威の代わりに刀を持った武人に圧倒された日本の封建制以降の歴史を根拠に、来世よりも『現世』や『現在』を重視する観点が生じた」と分析する。多くの神社があるにもかかわらずだ。

 一言で整理すると、「仕方ない」という考え方だ。恨みはむなしいことなのだ。状況を変えることができなければ、今に忠実でなければならない。あるいは日本人は環境がつくり出した唯物論者だ。評判や和合が重要で、迷惑を掛ける人間は共同体から排斥される。「品格ある犠牲者」の根底には受容、放棄、虚無主義も交じっているだろう



 なるほど、日本古来の自然観(=畏怖)と仏教的無常観の融合により、ある種の諦観が日本人に染み付いている可能性はあるかもしれません。
 ここでいう「唯物論者」というのは、言い換えれば「現実主義者」ということになるでしょう。
 そこまではまあいいのですが、引用部分の後段からは、とたんに韓国人らしい悪意と矛盾がちらつくようになってきます。

>評判や和合が重要で、迷惑を掛ける人間は共同体から排斥される。「品格ある犠牲者」の根底には受容、放棄、虚無主義も交じっているだろう。

 解せませんねえ。来世よりも現世、未来よりも現在を重視する現実主義者たる日本人たちが、なぜ生きるか死ぬかという極限状態において、貴重な食料を他人にむざむざ譲ってしまうのでしょうか?
 自分の命を危険にさらしてまで「評判」やら「他人の迷惑」を気にするような人間を唯物論者と呼ぶのはおかしくないですか?

 結局これって、知性のない韓国ネット民のひねくれた日本サゲと同じ論法なんですよね。
→参考:中央日報「韓国人がヒトデナシなのは日本のせい」

 コラムの後半は、災害にあうと互いに騒々しく罵り合う韓国人への苦言を並べる一方で、そういう騒々しさが韓国人のダイナミックさなのだと開き直り、返す刀で日本の保守層を批判してみせます。韓国人の論法ってほんと、こんなのばっか。

 韓国人の属性が最もよく表れている「なんとかしろ」という言葉は、なんだか妙な感覚を抱かせる。「助けてくれ」は急いでいる場合、どんな文化圏でも簡単に聞ける言葉だが、誰かに向かって「なんとかしろ」と叫ぶ文化圏はそう多くない。韓国で起こる災難のほとんどが「天災地変」というよりは「人災」であることが多いためか、韓国人にはこうした態度が共同体に対して無礼だと思う気持ちもない。

 日本をよく知る人々は、日本は相変わらずすごい国だが、国家の活力(ダイナミックス)は韓国には及ばないという。日本人が自民党をあまりよく思っていないにもかかわらず自民党を圧倒的に支持するのも「集団的無気力」「集団的流れの認定」の象徴だという。逆らうことができなければ受け入れるようにだ。

 大規模な自然災害の記憶がほとんどない韓国は、人のすることは全て覆すことができると考える。ある日本人記者は、今回の韓国の総選挙の結果をめぐり「日本人が自民党体制を認めるように、韓国でも同じような結果が出るものと思っていた」と語った。韓国人は心の中で地震を起こし、「コンクリートの支持」に最初から活断層を作り出した。

 韓国人には取り返しのつかないことなどない。不可逆もあり得ない。仕方がないことも存在しない。それが横車を押して騒ぎを生み出し、時には予測できない変化をつくり出す。「現実は心の持ち方によって変わってくる」という素朴な観念論者であると同時に、「成せば成る」という朴正煕(パク・チョンヒ)精神の末裔(まつえい)なのだ。



 なあんかこれ、日本のサヨクジャーナリスト(若宮啓文とか)が垂れ流す卑屈なおべんちゃらを真に受けてるニオイがプンプンするんですけど・・・。

 韓国人が災害時に「なんとかしろ」と騒ぎ立てるのは、日本人のような無力観に毒されておらず、人間の力でどうにかなると信じているからだと。 へえ、そうですか。

 ポイントは、韓国人が叫ぶ言葉は「なんとかしろ」であって「なんとかしよう」ではないってとこですね。
 「成せば成る」ではなく、ただの他人任せ。しかもなぜか上から目線。
 どうすればいいのか自分でも分からないけど、とにかく他人にやらせようとするからこその、「なんとかしろ」。
 プライドに固執し、「被害者様」という道徳的優位性を確立する必要があるからこその、「なんとかしろ」。
 危機的状況にもかかわらず、お互いにそれをやるから状況を混乱させ、事態をますます悪化させる。
 そういうのはダイナミックスとは言いません。ただ愚かなだけです。

 国家的活力でいえば、朴正煕の「漢江の軌跡」なんかより、極東の島国のくせに一気呵成に富国強兵して列強相手に世界大戦を繰り広げ、原爆2発くらって本土を焼け野原にされたのにあれよあれよという間に経済大国として復活した某国の方が、よっぽどダイナミックだと思いますけどね。

 度重なる自然災害を通じて日本人が身につけたのは、虚無主義ではなく危機管理能力でしょう。
 こんなときにお互いいがみ合っても何の得もない。それを知っているから無駄なけんかをせず、自分のできることに徹するだけ。おとなしく救援を待つほかないなら、叫びたい衝動をぐっとこらえ、体力を温存して静かに待つのがもっとも賢明であることを理解しているのです。
 さらにいえば、このコラムでは冒頭で2杯のおかゆを8人家族が文句も言わずに分け合ったエピソードを「驚くようなニュース」として紹介しているのですが、この8人がなぜ冷静だったかといえば、あと少し待てば救援物資が届くに違いないという、社会への信頼があったからです。

 かたや韓国は、自然災害の少ない恵まれた環境にありながら、大規模な人災を繰り返してきました。
 当事者たちが率先してなんとかすれば防げる事故にもかかわらず、結局おたがいに「なんとかしろ」と他人任せをやめられないから、同じ過ちを繰り返すのです。お互いを信頼できないから、不安にかられてますます騒ぎ立てる悪循環なのです。

 日本人の「信頼に裏打ちされた冷静さ」を虚無主義と呼び、自分たちの疑心暗鬼な無責任体質をダイナミックスと呼ぶ。一流のメディア人がこんな不様なコラムを書いちゃってる事実そのものが、韓国がいつまでたってもダメな理由を物語っています。

> 韓国人には取り返しのつかないことなどない。不可逆もあり得ない。

 この部分は、シンシアリー氏が指摘するように、昨年末の日韓政府間合意を意識したものでしょう。
 韓国人はダイナミックだからあんな政府間合意なんかいつでもちゃぶ台返しできるんだぜ!と息巻いているわけです。

 でもねえ。慰安婦問題だって、結局のところ韓国は日本に向かって「なんとかしろ」を繰り返すだけでしたよね。
 そしてようやく「なんとかなった」のが、あの合意だったわけで。
 これ以上同じことを繰り返したら日韓関係がどうなるのか、韓国の皆さんは想像しないのでしょうか。
 もしかしてこの本部副部長様は、韓国が盛大に横車を押して騒ぎを生み出せば、無気力で虚無的な日本は「仕方がない」と諦めて土下座してくれると思っているのでしょうか?
 そうですねえ。たしかに今までの日本は、「仕方がない」といって何度も譲歩してきました。
 でもそれは、韓国という災害wを畏れて屈したからではなく、韓国という発展途上国を哀れんでいたからです。まがりなりにも韓国を基本的な価値を共有する相手と認め、互いに譲歩することで融和がかなうと信じていたからです。
 その信頼を裏切り、恥ずかしげもなく横車を押して騒ぎたてるような相手を、もはや日本は共同体の一員とは認めないでしょう。
 そして日本人は、一度「よそ者」のレッテルを貼った相手には、けっこう冷酷なところがあります。

 日本人は度重なる自然災害に鍛えられ、災害にどう対処すればいいのかを冷静に学んできました。
 対韓外交も同じです。安倍政権は過去の失敗を冷静に反省し、韓国に対処するノウハウを蓄積しつつあります。おそらくその知識は後の政権にも引き継がれていくでしょう。
 現実主義的で冷徹な日本と、観念主義的で無駄に騒々しい韓国との闘いは、どちらに軍配が上がるでしょうね。
 まあどちらも無傷では済まないでしょうが、結局は韓国が折れるか滅ぶかするしかないんじゃないですかね。

 本部副部長様がおっしゃるように、韓国人が『「現実は心の持ち方によって変わってくる」という素朴な観念論者』なのだとすれば、たとえ韓国は負けても大丈夫。あれこれ自分に言い訳をして観念の世界に引きこもっていれば、きっとなんとかなりますよ。日韓併合も朝鮮戦争も、ある意味「なんとか」なった結果ですからね。

 追記に元記事を全文引用しておきます。

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人フン教授と反日国家の共通性

 ハンギョレ日本語版に『「人糞教授事件」の教訓』という、けったいなタイトルの寄稿が載っていました。オスロ国立大の朴露子という教授が書いたものです。
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/23920.html
 内容がどうであれ、日本人の学者なら自分の原稿にこんなタイトルはつけないでしょうし、日本の新聞ならこんなタイトルは許可しないでしょう。大学教授も大手新聞デスクも「人糞」という言葉を平気で露出しているのですから、やっぱり韓国という国は根本的なところでウンコ好きなんだなあと思います。

 で、寄稿文の中身はというと、韓国インテリ特有のダラダラとくどい文章が続くのですが、要約すると以下のとおり。

・昨年、韓国のある私大の教授が教え子を虐待していたことが判明して話題になった。問題の教授は「教授採用の可能性」という餌で教え子を縛り、給与も与えず奴隷のような生活を強制したうえで、人糞を無理やり食べさせるなどの暴行を常習的に行っていた。
 まるで封建時代か辺境の軍隊のようなこの事件は数年間も世間に知らされないまま放置されていた。

・権力を過信した人間は脳内物質の分泌により攻撃性が高まるものだが、長期的な「権力中毒」は自制機能を損なう。こうしたことを防ぐには、絶対的な権力を排除し、あらゆる層(階級)が互いに統制しあうことが必要だが、韓国の学界、特に私大にはその機能がない。暴力と隷属の関係は世代を超えて連鎖していく。

・こうした横暴な「貴族」集団を生み出したのは朴正煕の独裁政治であり、下位の奴隷人材を搾取する構造を作り出したのは競争を至上のものとする新自由主義である。大学と学界の民主化は急を要する。



 どんな話題でも強引に自分に都合のいい結論に持ち込む論法には毎度驚かされますが、わたしはこれを読んで、「ああ、韓国の対日歴史要求も同じ構図だな」と感じました。エサで釣って支配下に置き、思いのままに嬲ろうというその態度が。

 日韓関係の場合、エサに相当するのが「真の友好」とか「真の和解」とかいう甘い言葉です。「仲良くしてほしきゃ土下座しろ」、「これ以上騒がれたくなければ言うことをきけ」。そう韓国から迫られて四苦八苦していたのが、慰安婦問題を突きつけられた当時の宮澤政権だったのでしょう。
 もちろん、当時の盧泰愚や金泳三はもっと柔和な表現をしていたでしょうが、要求の実質は同じことです。そしてほとんどの韓国人は、いまもそうした立場を変えていません。

 弟子に人フンを食べさせて喜ぶ教授も、フンぞりかえって日本に謝罪を要求する韓国も、ハラスメント中毒という点では同じです。相手の目の前にぶらさげた「エサ」の価値に絶対の自信を持ち、相手が反撃してこないことでますます図に乗り、自分には力があると過信して行動をエスカレートさせてきたわけです。

 けれど、韓国のアカハラ騒動と日韓外交では、大きく違う点が三つあります。

 一つは、権力のありか。上司が部下を虐げる権力には、社会的身分や人事権といったリアルな裏付けがありますが、韓国が日本を攻撃する根拠は、被害者意識に基づいた「道徳的優位性」という主観的なものしかありません。しかもそれは日本が新たな加害を行わない限り、どんどん経年劣化する性質のものです。
 朴槿恵大統領が就任直後に「加害者と被害者の関係は千年たっても変わらない」と宣言したのも、道徳的優位性の風化を恐れたからでした。

 もう一つの違いは、エサの中身。実社会において就職や出世は下位者にとって死活問題であるとともに、上位者にとってはリスクなしに与えることができるカードです。
 けれど日韓関係では、韓国から「許し」や「友好」がもらえなくても日本は別に困らないということが、すっかり日本にバレてしまいました。エサを蹴った日本を罰しようとして韓国が邁進した「告げ口外交」も失敗しました。かといって新たなエサを用意することもできません。それどころか、自国や中国の経済的低迷、北朝鮮の脅威増大などによって、乙であるはずの日本に協力を乞わなければならない状況に追い込まれています。

 結局のところ、アカハラとかパワハラとかいった種類の暴力は、閉じられた世界でしか通用しないということです。職場という檻から抜けだそうとする人は経済問題という鎖と格闘することになりますが、日韓外交はべつに檻の中のデスマッチではありません。日本を縛っていた戦争責任という鎖も、だいぶ錆び始めています。これが第三の違いです。

 反日メディアや反日国家が、特亜三国のことをあえて「アジア諸国」と大雑把なくくりで表現したがるのは、世論の視野を狭めてあたかも日本を閉じ込める「檻」が今も存在するかのように演出したいからです。
 けれど彼らのそうした報道や主張は、彼ら自身が狭い価値観にとらわれていることを自白するものです。中国は中共独裁体制。韓国はウリナラマンセー。日本のサヨクは選挙に勝てないルサンチマン。そうした狭い価値観を維持するためには、日本は戦後レジームという檻の中にいてくれないと困るのです。檻の外から日本をつついていじめるのが、彼らの最大のストレス解消法だったのですから。

 でも、日本がそんな遊びに付き合う義理はありません。我々は肩の力を抜いて遠くを見渡し、戦後レジームの枷から足を抜けばいいのです。自分の足で自由に歩くという当然の権利を行使できずにおいて、「専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占め」ることなんて、どだい無理じゃありませんか。

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