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サッカーW杯ロシア大会があぶりだした日韓の「本能」


今回のサッカーW杯ロシア大会は、日韓の対比が鮮やかに表れてとても興味深い大会となりました。

◆ゴミ拾いの日本vs八つ当たりの韓国

 日本のサポーターは、日本代表が勝っても負けても観戦後にゴミ拾いをして世界のメディアに絶賛されたようです。
 かたや韓国サポーターは自チームが負けると、自国の大統領府公式サイトで「審判を死刑にしろ」「スウェーデンとの戦争を望む」「イケアに税務調査を行ってほしい」などと八つ当たり。これに対して大統領府は「遊び感覚で怒りをぶつけているだけだから問題ない」と完全放置しました。

2018/6/28【朝鮮日報日本語版】サッカーW杯:苦戦続く韓国代表、荒れる国民請願掲示板
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/06/27/2018062701338.html

こういうニュースが世界に拡散されてしまうこと自体、国家ブランドにとっては大きな損失のはずですから、大統領府はせめて「我が国民には冷静で紳士的な態度を望む」くらいのコメントは出せばよかったのにと思います。ま、わたしのようなチョッパリがとやかく言うことではありませんけど。

◆フェアプレーポイントで救われた日本vsファウル連発で自滅した韓国

 グループリーグの全試合が終了した段階で、出場した32カ国のうち、ファウル数が最多だったのは韓国の63回、最少だったのが日本の28回とのこと。日本はイエローカードやレッドカードによるフェアプレーポイントの減点が少なかったおかげで、ポーランドに破れても16強進出を果たすことができました。
 一方の韓国は、余りのファウルの多さに対戦相手からも苦言を呈されてしまうほど。日本の解説者はこういうラフプレーに対してたびたび「気持ちが出ている」などと肯定的なコメントをしていましたが、日大アメフト部のファウルは悪い反則、韓国代表のファウルはいい反則なんですかね。わたしには基準がよくわかりません。
 結局、韓国が全試合で献上した3失点のうち、2点はファウルによるPKでしたから、ただの自滅でしかなかったというオチでした。

◆韓国を応援する日本メディアvs日本敗退を喜ぶ韓国メディア

 韓国の試合を放映した日本メディアは、おおむね「同じアジアのチーム」という親近感を前提に、アナウンスや解説も「韓国目線」を軸にしていた印象でした。
 一方の韓国メディアは、どの局も程度の差こそあれ、アナウンサーや解説者が日本の敗北を願うような発言を繰り返したとのこと。日本がベルギーに負けた試合では、公共放送であるKBSの解説委員までが、ベルギーの得点シーンで露骨に喜びを爆発させ、話題になりました。この解説委員は「瞬間的に本能が発現した」と釈明したそうですが、これはすごいですね。
 いままで韓国人は、自分たちの対日憎悪をすべて歴史認識問題にこじつけて正当化してきました。「我々は本当は日本と仲良くしたいのに、歴史を反省しない日本の態度がそれを妨げている」という理屈です。
けれど本当は日本の態度なんか関係なく、韓国人が日本の不幸を願うのは生まれつきの「本能」なのだということを、公共放送の解説委員が堂々と自白したのです。

朝鮮日報のソク・ナムジュン記者は、この解説者の発言を次のように批判しています。

 日本は歴史的に見て、韓国に消すことのできない苦痛を与えた国だ。だから韓国はほかのどの国よりも日本に勝ちたいという気持ちが強い。元サッカー韓国代表だった人物は「韓日戦に出場する時は『スタジアムでオレは今日、死ぬつもりでやらなければならない』と思った」と語る。

我々が悪く言っても、日本は弱くならない。一瞬は胸がスッキリするかもしれないが、だからといって韓国が強くなるわけでもない。「克日(日本に克つ=勝つ)」は騒々しいスローガンではなく、結局は実力で決まるものだ。韓国は今回のW杯でグループリーグ脱落となり、日本はアジアの国で唯一、決勝トーナメントに進出した。日本のベスト8進出失敗で気を晴らす前に、なぜ韓国はグループリーグの壁を越えられなかったのかをまず考えなければならない。



 この文章はKBS解説委員の発言を批判してはいるものの、「悪口は卑劣な行為だからするべきではない」と言っているわけではなく、「悪口なんか役に立たないからやめておけ」と言っているにすぎません。日本への悪感情そのものは、相変わらず「歴史」を持ち出すことで正当化したうえで、意図的かどうかわかりませんが、「日本の負けを喜ぶ気持ち」から「日本に勝ちたい気持ち」へと論点をすり替えています。
 ソク記者の指摘を裏返せば、「もし悪口で日本が弱り、韓国が強くなれるのなら、どんどんやれ」ということになります。韓国人が国際社会でイアンフガーを止めない理由が、こんなところからも読み取れます。まさに「本能」がにじみ出ている記事ですね。

◆日本のアラ探しに必死な韓国

 今大会はほかにも、韓国の「本能」をさまざまな場面で観察することができました。

・反日広報専門家ソ・ギョンドクを先頭に、血眼になって旭日旗狩りをする偏執性。
日本-コロンビア戦に「旭日旗」登場せず
日本-セネガル戦で旭日旗登場…「変わらない日本ファン」
徐敬徳教授、日本の戦犯旗応援でFIFAに懲戒要求
アディダス広報映像に「旭日旗」登場…徐敬徳教授、抗議メール送る

・2連敗してしょげ返っていたくせに、ドイツに勝って有頂天になる短絡性。

・ポーランド戦で「時間稼ぎ」した日本を嬉々として批判する嗜虐性。

 さらに、韓国メディアは日本サポーターのゴミ拾いにまで無理やり「裏」を読み取ろうとしています。

2018/7/4中央日報<W杯>ベスト16で負けてもゴミ拾った日本…感動ショーの後ろには「迷惑意識」
http://japanese.joins.com/article/895/242895.html

 タイトルからして棘がありますね。案の定、「2002年W杯ではオレたちだって同じことをした」と強調したうえで、匿名の外交専門家とやらのコメントを引用し、日本人のゴミ拾いはただのええカッコシイであり、西洋人への媚であるとの解釈を紹介しています。

反面、日本人の今回の行動を別の視角から見る向きもある。匿名を求めた外交専門家は「W杯というグローバル行事だったため、西欧世論に対する意識がある程度反映されたかもしれない」と評価した。この専門家は「日本人との個人的な関係のために名前を明かすことはできない」とし「選手団と応援団は皆、日本を代表するという意識を持っていた中で、『何か違う姿を見せよう』と考えたかもしれない」と分析した。この人物はまた「習慣化した行動を最大化することによって『差別化された日本人』を自ら発見する過程という解釈も可能だ」と説明した。



 こんな嫉妬まみれの「分析」、する方も載せる方も、虚しくないのかなあ。今大会はロシアが会場でしたが、南アフリカ大会やブラジル大会でも日本人サポーターは黙々とごみ拾いをしていたのですから、たとえそれがええカッコシイだったとしても、特定の地域ではなく世界中の人々の目を意識したものであることは明らか。なのにこの匿名専門家は、強引に「西欧に媚びる日本人」という構図を印象付けようとしています。

 記事は一応、「ただし、このような分析が主流というわけではない。」と続け、別の識者による反論コメントを紹介してバランスを取ろうとしているのですが、最後に無理やり「韓国だって捨てたもんじゃない!」と強調しようとしておかしなことになっています。

こうした意見がある中、韓国人の意識を日本と比較しながら自虐のほうへ流れる雰囲気を警戒する声もある。実際、SNSでは「韓国人の国民性ははるかに下だ」「我が国にはマナーのない人だらけ」というコメントが出回っている。ソ・スンウォン教授は「米国・欧州の人々と比較すると、韓国の水準はそれなりに高く、劣っているわけではない」とし「韓国人も世界的に見た時、水準が高いという点を忘れずにいて、一層発展させていくように努力するのが合理的だ」と話した。



 ここ、まさに韓国人の本能が出てますね。すぐ上下関係に結び付けたがるという習性が。
 ソ・スンウォン教授とやらは、要するに「韓国よりも国民性が劣った国はいくらでもある! オレたちは世界水準よりもずっと上だ!」って言ってるわけですけど、この思考ってヤバくないですか?
 この教授さんは、何か客観的な根拠に基づいて発言しているんでしょうかね。国民性の「違い」ならともかく、「優劣」なんてどうやって測るんでしょう。その評価項目には「国際スポーツ試合におけるファウルの数」も含まれてるんでしょうかw
 で、もし日本のネトウヨあたりが「日本人の国民性は韓国よりも優れている」なんて発言をしたら、韓国の皆さんは素直に「はい、おっしゃる通りです」って受け入れてくれるんですか? ……そんな度量があったら、そもそも大手メディアがこんな記事を掲載したりしませんよねえ。

 そういうお前はどうなんだ、お隣の国のアラ探しをして喜んでいるのはおまえら嫌韓ネトウヨも同じじゃないか! という声が聞こえてきそうですが、その通り。韓国は大手の新聞記者とか公共放送の解説委員とか大学教授とかいった名だたる知識人でさえ、その本能は日本の「ネトウヨ」レベルだということを、今回のW杯が改めて浮き彫りにしてくれたのでした。
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テーマ : 韓国について
ジャンル : 政治・経済

諦めモードの日本人の尻を叩こうとして空振りしてる言論NPO座談会

言論NPOが公表した第6回日韓共同世論調査によると、韓国人の対日感情が4年連続で改善したのに対し、日本人の対韓感情は改善が見られず、「相手国によい印象を持っている」と答えた人の割合は、ついに韓国よりも日本の方が少なくなりました。

「印象が悪い」「どちらともいえない」を含めた推移は下のグラフのとおりです。「韓国への印象が悪い」と答えた日本人の割合は、2016年以降、40%超で横ばいになっていますから、日本人の対韓感情は低位安定期に入ったのかもしれません。文在寅政権が対日関係改善のためになにか積極的な手を打ったわけではありませんから、当然の結果といえるでしょう。

日本世論の韓国に対する印象
日本世論:韓国に対する印象


韓国世論の日本に対する印象
韓国世論:日本に対する印象

この調査結果をもとに、言論NPO代表や識者らが座談会を行っているのですが、そこでの議論を要約すると
  • 北朝鮮の核放棄に懐疑的なのは、日米韓のなかで日本だけ。日本世論がこのままだと、北朝鮮の核問題が本当に解決したときに日本の居場所がなくなってしまう

  • 日本社会は細かいことにこだわりすぎてネガティブになりがち

  • 日本は他の国々と比べても核兵器に対する感覚が特殊(核アレルギーが強いという意味か?)

  • 日本人は韓国に対して諦めモードに入っている

  • 「安倍は極右」「文在寅は親北」など、指導者に対する固定化されたイメージがその国のイメージに直結してしまっており、観光客の増加程度では国家イメージを書き換えられない

  • 日韓両政府は互いの関係の重要性を認識しているが、国民感情を刺激して国内的に利用しようとする政治家がいるのが問題

  • 文在寅の外交方針は現実的。日本人も感情的にならず、「ツートラック」で国益を追求すればいい。歴史認識や領土の問題はどうせ解決の見込みがないのだから、他の問題と切り離すべき

  • 北東アジアに新しい秩序が作られようとしているいまこそ、日韓協力が重要となっている。政府やメディアはそのことを国民に知らせるべき


だいたい以上のような主張が行われておりました。
そうですねえ、いまの日本国民は基本的に、北朝鮮はもちろん韓国のことも信用してませんよね。だって、核問題にしろ歴史問題にしろ、信用できるようなことをしてきませんでしたからね、彼ら。それに対する反省の弁すら述べてないじゃないですか。

トランプがあんな中身のない共同宣言に調印せざるを得なかったのも北朝鮮側が精一杯ゴネまくった結果なわけで、その時点でもうすでに北朝鮮に「誠意」がないことは明らかだと思うんですが。トランプはみずから軍事的圧力という交渉カードを放棄し、北朝鮮がますますゴネるスキを与えてしまいました。

日韓協力の重要性を認識しろと言われましても。
この座談会を最後まで読んでも、なぜ日韓協力が必要なのか、イマイチ腑に落ちなかったですね。
トランプと文在寅が喜んで米韓軍事演習を中止し、いずれ在韓米軍の撤収も見据えようというこのご時世。座談会の皆さんが期待する通りに南北米中で平和協定が結ばれてしまえば、「日韓が協力してアメリカをこの地域に引き止める」(by西野氏)なんて、文政権にとってはメリットゼロ。ナンセンスもいいところです。
日本にはまだ中国というラスボスが残っていますが、韓国人が日本よりも中国にシンパシーを強く感じているのは、この世論調査にもはっきり表れている確かな事実。韓国が安倍首相の唱える「セキュリティダイヤモンド構想」に加わるはずがありません。

北東アジアに本当に「平和」が訪れてしまえば、左派政権下の韓国にとって安保面で日本と手を組む理由がなくなります。
利用価値が残るのは金ヅルとしての日本、そして仮想敵国としての日本でしょう。南北が力をあわせて歴史問題で日本を吊し上げ、「賠償金」をせしめようとするに決まっています。早くもサムスン証券が「北朝鮮は日本から200億ドルを請求できる」と勝手に試算し、「こんなに金を出したら北朝鮮で日本の影響が過度に高まってしまう」とくだらない心配までしています。

座談会の皆さんは気軽に「日本もツートラックに徹すればいい」とか言ってくれますが、じゃあ日本は島根県の竹島の日式典に総理大臣が出席していいんですか? 閣僚がこぞって靖国神社に参拝していいんですか? そんなわけありませんよね、座談会の澤田氏は「感情を抑えて大人になれ」と言っているのですから。
感情に流されず自制的に対処するのをツートラックと呼ぶのなら、日本政府は大昔からツートラックですよ。韓国から官民挙げての嫌がらせを受けても、口頭で抗議するだけで、露骨な経済制裁も軍事的圧力もかけてこなかったんですから。

一方の韓国は、日本の「大人ぶり」に寄りかかって好き放題暴れた挙句、少しは反省したのか徴用工像の設置は阻止したものの、いまだに慰安婦像をどかす気ゼロ、竹島での軍事演習をやめる気ゼロ。
結局のところ、歴史問題や領土問題で日本を挑発し、南北共通の仮想敵国に仕立て上げて民族の団結を強めつつ、何食わぬ顔で日本に経済支援をねだることこそが、韓国にとって一番国益に合致した「ツートラック」なのです。

これから韓国が北朝鮮への宥和政策を進め、南北統一を目指そうとすれば、必ず北朝鮮の人権侵害や南北格差が障壁になってきます。それらをごまかすために「南北が力をあわせて日本の人権問題を追及しよう!」とか言い出す可能性は高いでしょうね。

大人が子どもに対して「大人の態度」で接するのは、その子がいつか大人になってくれる見込みがあるから。でも朝鮮半島の皆さんは、日本の手を離れて70年以上が経つというのにいまだに「ニッテイガー」「イアンフガー」と泣きわめいています。
そんな「とっつあん坊や」を相手に、日本が無理して大人ぶったりして何の得があるのか、よく分からないんですよね。

現に、座談会の皆さんが「文政権は慰安婦問題を適切にマネージしている」なんて褒めた矢先、康京和外相は挺対協やナヌムの家の関係者らを集めた「女性とともにする平和イニシアチブ」とやらを発足させました。
不快感を示した河野外相に対し、韓国側は「慰安婦問題とは関係ない」と釈明して理解を得たそうですが、だったら前日の「国際社会で慰安婦問題が非常に深刻な人権問題として位置付けられるよう計画している」という発言はなんだったんでしょうかね。ライダイハン問題すらまともに向き合ってこなかった韓国が、純粋な目的で世界の人権問題に首を突っ込むとは思えません。

安保も経済も、協力関係の土台は両国の信頼なのですが、韓国はこの世論調査でも明らかなとおり、感情的で移り気な国民性。とくに日本がからむと感情的になりやすく、ときには自らの国益を損ねる反日行為も厭わないときている。
現在の文在寅は支持率が高いですから比較的大人しくしていますが、もしこれでレームダックが進んだら、歴代大統領と同様に反日ブーストで支持率回復を狙う可能性は高いでしょう。

そういう相手にはもう高望みをせず、無理な干渉も控えて、しばらく距離を置いて様子を見ようという日本人の冷静な姿勢が、言論NPOの世論調査にはよく表れています。

嫌な思いまでして韓国と協力する必要性をわれわれ日本人は感じないし、この座談会メンバーの皆さんも、日韓協力がどんな国益をもたらすのかを具体的に語れていない。せいぜい「日本の居場所がなくなる」と脅したり、「新秩序の構築に貢献しなければ」とプライドをくすぐったりするのが関の山。

6月23日の「第6回日韓未来対話」では、もう少し具体的な議論が行われるんでしょうかね。「言論外交」を標榜してるくらいですものね。


以下、座談会の発言をわたしなりに要約しました。(言葉の表現などが若干変わっているので詳しくはソースをご覧ください)



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「普遍的人権」と輸出競争を同列に語る韓国メディアの本音

2018年01月25日の中央日報日本語版に、「美しい復讐、真の克日の道」というコラムが掲載されていました。
執筆者は韓国経済新聞のイ・ハクヨン論説室長ですが、復讐とは穏やかでありませんね。
いったいどういうつもりでこんな言葉を使うのか、興味がわいたので読んでみました。

コラムはまず、欧米人の警句を次々と引用します。

ナンシー・アスター「あなたの成功に対する対価はあなたを無視してきた人たちが支払う」
ユダヤ人の格言「立派な生き方をせよ。それが最大の復讐だ」
カント「最大の復讐は復讐の対象よりも幸せになることだ」
リンカーン「犬を殺しても咬まれた傷は治らない」
マーク・トゥエイン「怒りとは酸である。注ぐ相手より蓄える器をより浸す」

要するに、慰安婦問題でいつまでも日本に怒りをぶつけていてもラチが開かない、韓国が日本よりも幸せな国になれば、おのずと復讐=自己回復は成し遂げられるのだ、というわけです。

 独立後、60年以上も慰安婦問題で日本からまともな謝罪を受けられない我が国の現実は最悪だ。安倍首相は平昌五輪に出席すると言いながら、韓国政府に慰安婦少女像の撤去を要求すると宣言した。より緊急性があるはずの北朝鮮問題すら後回しする勢いだ。

 過去の問題は両国の国内問題と絡んでおり速やかな進展は期待しにくい。こんなときこそ、「真の復讐」を思い出すべきだ。

 壬辰倭乱後の朝鮮とは違い、日本の植民残滓を踏んで建国した大韓民国は、少なくない分野で日本と肩を並べたり上回る成果を出した。世界市場で日本企業を圧倒しているサムスン電子とLGエレクトロニクスの製品がそうであり、日本の真ん中で注目を集めている飲食品、K-POP、化粧品など韓流文化商品がそうだ。まだ不足しているが、真の克日の道を確認させる。韓国社会のより多くの分野で日本が認めざるを得ない力を蓄積していくことが強く求められる。政府が率先して取り組むべき重要な宿題だ。「積弊清算」を越える大きな絵が必要だ。



日本人であるわたしは素朴な疑問を抱きます。慰安婦問題と韓流商品との間に、一体何の関係があるのでしょうか。

韓国は慰安婦問題を「女性の人権に関する人類普遍の問題」として世界に訴えてきたはずです。韓国人自身も、「我が国は日本よりも道徳的に甲である」との信念があったからこそ、あれだけしつこく日本に謝罪を要求してきたはずです。

慰安婦問題が人権問題であるならば、韓国が自己回復のために日本と競うべきなのはスマホでも芸能でも化粧品でもなく、やはり人権という土俵のはずです。その国(の人や社会)が、どれほど人の命と心を大切にしているかを競わなければ、過ちを二度と繰り返さないことを祈るために建てられたはずの慰安婦像も存在意義がありません。

人権レベルの高低は、犯罪や事故の発生率、自殺率、モラルやマナーの浸透度、他者への献身度、過去と向き合う姿勢など、さまざまな指標で判断されることになるでしょう。これらの点で、韓国はどれほど日本を上回っている、もしくは上回ろうと努力しているのでしょうか。

多くの犠牲者を生む事故や火災を繰り返しながら、その教訓を生かさず政争に利用してばかりの自国を、中央日報の論説委員も嘆いています。

【時視各角】事故の度に駆けつけ謝る大統領=韓国(1)

日韓どちらが人権レベルで優っているのかをここで論じるつもりはありません。ただ、輸出競争での勝利が「真の克日」であり、それが日本の「真の謝罪」と同等以上の価値を持つと韓国人が認識しているのだとすれば、韓国人が口にする「人権」とか「真の」とかいう言葉も、所詮その程度の重さしかないということです。


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「駄目だコリア」を理屈抜きに実感させる金慶珠

 日韓問題を巡るテレビ討論が行われるとき、必ずといっていいほど登場するのが東海大学教授の金慶珠氏。本人やテレビ局はどこまで意識しているか分かりませんが、彼女こそ2012年以降の嫌韓ブームを牽引してきた最大の功労者の一人だと思います。桜井誠や竹田恒泰がどんなに騒いでも、彼女の「話術」には及びません。

 彼女は独特の鼻声で、流暢な日本語を淀みなく喋ります。ペラペラペラペラペラペラペラペラ、壊れた蛇口のようにいつまで経っても止まりません。司会者や他の出演者が割り込んでストップさせても、しばらくすると『この人たち、なんにも分かってないわね』とでも言いたげな表情で「あの~」と口を挟み、また抑揚のない言葉を早口でペラペラペラペラペラペラペラペラと垂れ流し始めるのです。
 一体何を熱弁しているのかとようく聞いてみると、内容のほとんどは事情や経緯の説明です。前知識として有用なものもありますが、すでに皆が承知していることだったり、必ずしもいま聞いておく必要があるとは思えないものがほとんど。いつになったら結論――彼女自身の分析や見解、主張が述べられるのかと聞き手は辛抱強く耳を傾けますが、それが語られる前に彼女の話題は別の方向に逸れ始め、いつまで経っても終わりません。業を煮やした司会者が割って入り、何やら不満そうな金氏は次のスピークの機会をうかがう、その繰り返しです。
 ときどき、彼女が主張めいたものを開陳することもありますが、韓国側を擁護するための強引な論法を使うことが多く、他の出演者から袋叩きに遭うのが「お約束」になっています。

 日本のテレビ討論番組に登場する韓国人は顔ぶれが限られており、しかもその多くが在日。「韓国生まれ韓国育ち」の金慶珠氏は貴重な存在であり、我々日本人にとっては「生粋の韓国人」の代表的存在です。
 しかし彼女のスピークは聞き手をウンザリさせ、「この人とまともな議論はできそうにない」と実感させます。彼女はそうした相手の感情や場の雰囲気をまったく理解できていないようです(もし自覚的にやっているとすれば、彼女は嫌韓ネトウヨのために働く工作員の可能性が大です)。

 相手に構わず一方的にまくしたてる、長々としゃべってるわりに大したことは言っていない――要するに韓国人は自己中で薄っぺらい人たちなんだというイメージを、金慶珠氏は日本人の脳裏にせっせと刷り込んでいるのです。

 そういえば、韓国の言論界や学界では持って回った長ったらしい文章で箔をつけるのが伝統だと聞いたことがあります。実際に韓国メディアのコンテンツには、やたら文字数が多い割に何が言いたいのかよくわからない社説やコラムが散見されます。
 先日発表された日韓合意の「新方針」も、あやふやで矛盾だらけの無様なシロモノでした。

 こうして、まことしやかにネットに流布する「韓国人の扱い方マニュアル」の説得力は補強されていくのです。「韓国人の話は聞くな。どうせ大したことは言ってない」。

 早くまともな生粋韓国人論客が登場しなければ、日韓関係はますますねじくれていくことになるでしょう。
 わたしはネトウヨですから日韓関係がねじくれるのは一向に構いませんが、あの人は純粋にウザいですからね…。

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「反日晩餐会は米国の意志!」VTR編集で陰謀論を演出するサンデーモーニング

嫌韓まとめサイトで、11月12日のサンデーモーニングにおける寺島実郎氏の発言が話題になっていました。

2017年11月12日 厳選!韓国情報
【サンモニ】寺島実郎「独島海老や慰安婦の反日演出、韓国が勝手にやったのではなくアメリカの意志」
http://gensen2ch.com/archives/73143881.html

へえ、本当かしらと思い、ネットに上がっていた動画を見てみました。
トランプ氏の韓国訪問のVTRが流れ、目加田説子教授のコメントに続き、寺島氏が次のように発言。該当部分をテキスト化してみました。

寺島実郎「ことさらの反日演出ってのを韓国はやってきましたよね。独島エビつまり竹島で捕れたエビを出すとかいわゆる慰安婦従軍慰安婦の人をハグするだとかですね。
これって韓国が勝手にやったんだと思うかもしれないけれども、やはりアメリカのある種の意志がここにある。つまり竹島は韓国が施政権、つまり実効支配しているんだっていうこと。
たとえばアメリカってのは施政権主義なんですよ。だから日本の尖閣も、日本が施政権を持っているからっていうんでコミットしてきているんですね。
ということはですね、ここにアメリカの竹島にあるスタンスがにじみ出ているっていう部分もね、日本人としては感じておかにゃいかんということですね」

関口宏「それを韓国が汲み取ってエビを出しましたか」

寺島「そうですね」



有識者とされる人がテレビでもっともらしい顔でコメントをすると、純朴な視聴者は「ふぇ~、そうなのか…」と信じてしまうのかもしれませんが、常識的に考えれば、日韓と協力して北朝鮮を締め上げようとしているアメリカが、よりによってこの時期にわざわざ日韓の対立を煽るような政治工作を容認するとは思えません。そんなことをして一体何の得があるというのか。

問題となった晩餐会でトランプ氏が独島エビの料理を食べてる映像はないので、元慰安婦とのハグシーンを見てみましょう。

ニュースZERO


ニュースゼロ


この映像を見ると、晩餐会に招待された元慰安婦のイ・ヨンスさんは、トランプ大統領と握手したのち、自分から手を伸ばしてハグを求めています。
トランプ氏が反射的にそれに応じただけであることは、ワンテンポ遅れた彼の動作や表情からも明らかです。
しかしサンデーモーニングが流したVTRでは、イ・ヨンスさんが手を伸ばすシーンはカットされ、トランプ氏が彼女の肩に手を置いた場面から映像が始まっており、結果として韓国側の積極性を隠蔽する演出になっています。寺島発言との整合性をとろうとしているわけです。

サンデーモーニングが流した該当シーンの冒頭画面
サンデーモーニング171112



韓国は朴槿恵時代の2014年8月にも、訪韓したローマ法王が行うミサの最前列に元慰安婦7人を座らせ、法王との握手写真をメディアに撮らせて大々的に宣伝しました。イ・ヨンスさんはそのときのメンバーの一人です。
政権が右になろうが左になろうが、韓国のやり口は変わらないことが分かります。
とくに今回は、日本がトランプ大統領に北朝鮮拉致被害者らを面会させる方針であることを知って、ムラムラと対抗意識を燃やしたことでしょう。
イ・ヨンスさん本人の談によれば、晩餐会への招待状が青瓦台から届いたのは、会のわずか2日前の今月5日だったとのこと(レコードチャイナ)。
そのあたりの青瓦台の思惑を中央日報も記事にしています。

2017年11月08日 中央日報日本語版

慰安婦・拉致被害者…韓日首脳、トランプ氏の前で国内政治問題で勝負手

…外交街では青瓦台(チョンワデ、大統領府)の李さんの招請は安倍晋三本首相がトランプ大統領夫婦と北朝鮮拉致被害者家族が会う機会を設けたことと同じ流れの措置という解釈が出ている。

文在寅大統領は慰安婦問題で勝負に出た。青瓦台は韓国映画『アイ・キャン・スピーク』の実際の主人公である李容洙さんを招待して「サプライズ」行事で準備した。これを知っていた人は少数に過ぎなかったという。

トランプ政府は韓日間歴史対立についてまだ明らかな立場を表明したことがない。文大統領はトランプ大統領が李さんに直接会う機会を設けることで慰安婦問題に対して「先制攻撃」をしたわけだ。慰安婦合意に反対している李さんを前面に出して国内支持層を攻略した側面も大きい。夕食会のメニューとして独島(ドクト、日本名・竹島)エビが登場したのも韓国固有の領土である独島に対する日本の不当な領有権主張に迂回的に反論しようとする意図だった。

トランプ大統領が夕食会場で李さんを迎えて抱く写真一枚で、文大統領が意図した効果は十分に達成されたという評価だ。…

http://japanese.joins.com/article/207/235206.html
http://japanese.joins.com/article/207/235207.html

勝負手ねぇ・・・。韓国の勝負の相手=敵国は北朝鮮ではなく日本だということでしょうね。

イ・ヨンスさんは、2000年に「女性戦犯国際法廷」で証言したり、2007年に米国議会の公聴会で証言したり、2014年に『帝国の慰安婦』のパク・ユハ教授を名誉毀損で告訴したり、2015年に安倍首相の米議会演説にあわせて渡米して議会前で抗議活動を行ったり、THAAD配備に反対したりと、まさに八面六臂の大活躍をしてきた人です。
本来は反トランプ派であるはずの彼女がわざわざ晩餐会で彼にハグを求めたのも、青瓦台と示し合わせてのパフォーマンスでしょう。
その証拠に、彼女はハグの直後、「どう、ちゃんと撮れた?」とでも言いたげに後ろを振り向いています。

ニュースZERO171112b

ふつう、相手がまだ目の前にいる段階で後ろを振り向くなんて非常識ですよね。彼女の本当の関心がトランプ大統領ではないことがよくわかります。

案の定、韓国メディアは右も左も拍手喝采。

2017年11月08日 中央日報日本語版

安倍氏にひと泡吹かせた1枚の写真…トランプ氏、慰安婦被害女性を抱擁

この日、青瓦台関係者は李容洙さんを晩さんに招いたことについて、韓国メディアの京郷新聞を通じて「トランプ大統領が日本に行って韓国にも来られるのに、慰安婦問題と韓日歴史問題を韓国の大統領としては扱わざるを得なかった」とし「トランプ大統領がこの問題に対してバランスの取れた見解を持ってほしいという意味ではないか」と説明した。

http://japanese.joins.com/article/177/235177.html

偉大な「快挙」を成し遂げたイ・ヨンスさんは、得意満面で韓国のラジオに出演して言いたい放題していました。

2017年11月09日中央日報日本語版

トランプ氏と抱擁した慰安婦被害女性、日本に「口出しするな」

…李さんは9日、CBSラジオ『キム・ヒョンジョンのニュースショー』とのインタビューで「耳もなく目もなく良心もない」とし「他の国から貴賓が来られ、私が行こうが行くまいが、何か口出しするようなことがあるのか」と厳しい口調で述べた。

李さんはこのような日本政府の態度に「生意気なことこの上ない」とし「恥ずかしく鼻でも隠してネズミの穴にでも入るべきで、あれこれほざくことが正しいことなのか」と憤りをあらわにした。あわせて「貴賓が来られて挨拶しただけなのに、そこまで干渉するのか」とし「本当にあきれる」と付け加えた。

李さんはまた、独島エビについて「風味があり甘みがあってとてもおいしかった」とし「私たちの独島で獲れた料理にまで干渉する。これが本当にXXでなくて何だ」と日本政府を非難した。

http://japanese.joins.com/article/240/235240.html?servcode=A00§code=A10

伏せ字部分がとっても気になりますが、いずれにせよ公序良俗に反するレベルの罵倒語なのでしょう。韓国では、ひとたび道徳的序列でトップに君臨してしまえば、こういう傍若無人も許されてしまうわけですね。日本相手ならなおのこと。
こんな人たちの機嫌を取ることが、どうして世界の女性の人権向上に役立つのかさっぱり分かりません。

寺島さんは根拠のない「米韓共謀説」を論じましたが、あの反日晩餐会が青瓦台の独断だったという情報は、サンモニの放送以前から伝えられていました。

2017/11/11 朝鮮日報日本語版

韓国大統領府の独断で「独島エビ」、決定過程で外交部を排除

…大統領府は7日、韓米首脳会談の国賓晩さん会に「独島(日本名:竹島)エビ」を出す計画を決定する前、外交部と事前に相談していなかったことが同日、分かった。外交部関係者は「最初に外交部が受け取り、米国側に通知したメニューには『チャプチェ(韓国風春雨いため)』とだけ書かれており、『独島エビ』が入っているという言葉はなかった」と語った。対日外交で問題になる可能性があり、米国とも相談すべきことだったが、決定の過程で外交部が排除されたことになる。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/11/11/2017111100367.html

 これは責任逃れのための発言かもしれませんが、もし本当に知らなかったのなら、外交部はものすごく無能ですね。彼らが知らないくらいですから、アメリカ側だって預かり知らぬこと。

2017年11月11日 楽韓Web
アメリカ政府関係者「米韓の親交を深めるべき晩餐会が、慰安婦の存在で外交戦の舞台になってしまった。遺憾だ」
http://blog.livedoor.jp/rakukan/archives/5291784.html

「アベにひと泡吹かせた」と喜んでいた中央日報すらも、識者の懸念コメントや駐韓米国大使代理の火消しコメントを掲載しています。

2017年11月08日 中央日報日本語版

慰安婦・拉致被害者…韓日首脳、トランプ氏の前で国内政治問題で勝負手(2)

…だが、韓日関係などを考慮すると、外交的に適切な措置だったかに対しては否定的見解も少なくない。重要な同盟国首脳の訪問をポピュリズム(大衆人気迎合主義)に便乗する契機にすることに対する懸念の声もある。特に、最近、文大統領が外信とのインタビューで公開的に日本の軍事大国化への意図を批判するなどと重なり、過度に「反日色」を前面に出すのではないかという指摘も出ている。
匿名を求めた対日外交専門家は「米国の対アジア政策が韓日米協力だが、あえて韓日間で問題になるようなことを取り上げた意図が疑わしい。だからといって、米国がその事案で韓国を支持するわけでもない」として「これはツートラックアプローチを通じて協力する部分は強力し、韓日関係を改善したいという文在寅政府の政策目標とも合わない」と批判した。

http://japanese.joins.com/article/207/235207.html

2017年11月10日 中央日報日本語版

トランプ氏-慰安婦被害女性の抱擁 駐韓米国大使代理「単なる人間的ジェスチャー」

駐韓米国大使代理のマーク・ナッパー氏が9日、ドナルド・トランプ大統領が慰安婦被害女性と抱き合ったことについて「来賓をあたたかく迎えたもので、政治的な目で見てほしくない」と述べた。 …

http://japanese.joins.com/article/277/235277.html

ネット上ではすでにこういう情報が飛び交っている状況下で、「元慰安婦招待も独島エビもアメリカの思惑だ」なんて断言しちゃう寺島さんは、ものすごく勇気のある人ですね。
彼はこの日の放送で、安倍首相が”イヴァンカが関わる基金”に57億円を拠出すると表明したことについても「日本は御しやすい国と思われている」と批判しています。
しかし安倍首相は7月に発表した内容を再表明したに過ぎないこと、当該の基金「女性起業家資金イニシアティブ」は世界銀行が設置するもので、発案者であるイヴァンカは運営管理や資金調達に関わらないこと、英、独、加、中、韓、サウジなど計13カ国が参加していることが、とっくのむかしに報じられています。

11月3日 ハフィントンポスト日本語版
「イバンカ氏基金に57億円、安倍首相が表明」ってホント?
http://www.huffingtonpost.jp/2017/11/03/ivanka-fund_a_23265393/

こういう事実を、著名な有識者様ともあろう方が知らないはずはありません。すなわち、寺島氏やサンモニは「どうせ視聴者には分からないだろう」とたかを括って、ずさんな印象操作に精を出しているとしか思えません。

ムン・ジェイン政権もTBSも、こういう姑息かつ不誠実なマネが、将来的には自分の首を絞めかねないというリスクを理解してないんでしょうかね。とくに韓国は、日米に嫌われたらますます米軍による先制攻撃のハードルが下がるというのに。

テーマ : 報道・マスコミ
ジャンル : 政治・経済

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