豚の威を借る狐の国のマスメディア

 韓国の新聞記事って、どうしてこうわたしの心をいらだたせるんでしょうね。
 巷の「韓国人の反応」まとめサイトに紹介されている一般韓国人の罵詈雑言なら、「ま、頭の悪い連中が書いているんだろうからしょうがない」と割り切ることができますが、新聞記事は韓国内でトップクラスの知性を持っているはずの人たちが書いているものですから、情状酌量の余地がありません。

朝鮮日報日本語版 2014/11/14
【記者手帳】勝者なき韓日の首脳外交
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/11/14/2014111401239.html
ネピドー(ミャンマー)=崔宰赫(チェ・ジェヒョク)記者(政治部)

前半要約

・APECでもASEANプラス3でも、日韓両首脳はまともな対話を行わなかった。15日から予定されているG20でも同様だろう。
・13日の東アジアサミットで朴大統領は、視線を向ける安倍首相に握手も挨拶もしなかった。
・北京で開かれたAPECでは、安倍首相は習主席に手ひどく冷遇された。

途中引用

 安倍首相は10日、北京での中日首脳会談の実現に向けかなり努力した。しかし、安倍首相は習近平国家主席から「人間的な侮蔑感」を感じるほど冷遇された。安倍首相は先に人民大会堂に到着し、習主席を待った。安倍首相が握手を求め、あいさつの言葉を述べたが、その言葉が終わりもしないうちに習主席は顔をカメラの方へと向けてしまった。中国メディアによると、25分間の会談で、習主席は歴史問題で安倍首相に圧力を加えたという。

(中略)
習主席はAPEC関連行事でも安倍首相に冷たく接した。ある外交専門家は「日本は尖閣問題で誠意を見せたほか、韓国を通り越して、中国との関係改善を目指したが失敗した」と評した。

 日本は世界3位の経済大国だ。誤った歴史認識問題が足かせとなり、多国間外交の舞台で中国と韓国からいつまで冷遇されるのだろうか。

後半再び要約

・一方で、朴大統領も外交的に日本に勝利したわけではない。安倍首相に対して南北統一のための協力を要請したり自身の唱える「北東アジア平和協力構想」を説明する機会も持てなかった。
・外交には一方的な譲歩や一方的な敗北はない。朴大統領が韓中日首脳会談の開催を呼びかけたのだから、安倍はもっと譲歩すべきだ。


 もっと短くまとめると、

 安倍首相は中国に冷遇されていい気味だ。韓国をナイガシロにしたバチだ。朴大統領がありがたくも韓中日首脳会談を呼びかけたのだから、安倍はおとなしく譲歩しろ。

 ってことですね。つい先日まで「韓国が孤立する!」と大焦りしていた朝鮮日報が、ようやく平壌心を取り戻したようです。韓国さんはこうでなくっちゃ! でもやっぱりムカつきます。

 習さんが安倍さんを冷遇したのはたしかでしょう。でも国際舞台でホストがゲストをないがしろにすれば、諸外国から白い目で見られるのはホストの方です。まして、冷遇されているゲストをあざ笑うような国は礼儀知らずのうつけものです。
 そんな下衆相手にどうして我々が譲歩しなければならないのか。

 日本に恩を売りたければ、韓国は3国首脳会談の呼びかけをAPECの前に行うべきでした。日中会談が実現した後でそんな提言をしても、中国の腰巾着であることを自己紹介しただけじゃないですか。
 「東アジアのバランサー」を気取りたい欲がミエミエ。中国の威を借りて日本から利を得ようという下心ミエミエ。いや、朴槿恵さんの実際の意図が何かは知りませんが、少なくとも日本からそういう風に受け取られることくらいは想定するのが当然ですから、やっぱどんくさいですよね。
 元の尖兵となって日本を襲った高麗、清の権威をかさに着て明治政府をコケにした李氏朝鮮、中国国民党にぶらさがってるだけで何の役にも立たなかった大韓民国臨時政府、そして習近平の威を借りて安倍叩きに熱心な現在の韓国。うむ、半万年来の平壌運転ですね。いや、北朝鮮は自虐的な瀬戸際外交で米中双方を引っ掻き回すクソ度胸がありますから、韓国の小物っぷりは"京城運転"と呼ぶべきか。

 日本はいま、なんとか中国との首脳会談を実現させ肩の荷を下ろしたところです。今後の外交課題は中国と合意した危機管理メカニズムを確立させること、TPPを片付けること、普天間問題を決着させること、北朝鮮の拉致問題を解決すること…やらなくちゃいけないことは山積みです。そのうえ年内に解散総選挙ですから、もうてんやわんやです。
 正直、韓国なんかに構っている暇はありません。竹島を返してくれるってのなら話は別ですけど。ほかにも加藤前局長や対馬の仏像などいろいろ要求したいことはありますが、どうせそんなの首脳会談で解決するとは思えないし。日本にとって不毛なんですよね、対韓外交って。
 そんな状況下にもかかわらず3国会談を呼びかけて日本に恩を売った気になってる韓国さんって、どこまでどんくさいんでしょうか。
 
 朴槿恵さんのあの顔を見ていると、「虎の威を借る狐目女」なんてフレーズが湧いてきます。日中会談のときの習さんのあの顔は、虎というより虎の皮をかぶった豚って感じでした。そして安倍さんは、韓国人から「極右の猿」呼ばわりされています。
 猿、豚、狐の三者会談かあ。不毛どころか毛むくじゃらだ…。えっ、それはつまりとても有意義だってこと? いやあ…。
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テーマ : 韓国について
ジャンル : 政治・経済

習近平の仏頂面に「メンツ」という弱みを嗅ぎとってみる

 結局のところ、今回の日中首脳会談はどちらの「勝ち」だったのでしょうか。
 「日本が勝った」と考える人たちは、日本が中国の求める前提条件(尖閣領有権問題の存在承認、靖国不参拝の確約)をはぐらかしたまま会談を実現させ、会談の席上でも習主席に露骨な日本批判をさせずに終えたことを評価します。
 一方「日本が負けた」と考える人たちは、例の"合意"は「実質的に尖閣の領有権問題を認めたものとして中国側の攻勢を招く」と嘆きます。
 韓国メディアは大半が「合意文書は日本が譲歩し中国側の要求を反映したものだ」と受け止めているようです。

 首脳会談の実現は、両国が7日に発表した「日中関係の改善に向けた交渉」という合意文書に日本が譲歩、中国の要求を反映したことが決定的だった。共同通信は、合意文書に「尖閣諸島をめぐる情勢で見解の相違を認める」という内容を含めたことが首脳会談実現につながったと分析した。安倍首相は、中国が首脳会談の前提条件として要求した尖閣諸島の紛争認定はないと言ったが、文言だけを見れば、中国の要求をほとんど受け入れている。自国の見解に合わせて違う解釈ができる余地を残した「絶妙な合意文書」という声もある。

朝鮮日報日本語版(2014/11/10)
「中・日首脳会談で雪解け? 新たな火種になる可能性も」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/11/10/2014111000659.html


 こういう完全に中国寄りの目線が、いまの韓国の立ち位置を如実に示しています。

 わたし個人の素人目には、会談前の「4項目合意」も両首脳の会談要旨も、「危機管理メカニズム」の件以外はほとんど大したことは言っていないなーという感じです。
 とくに4項目合意は「絶妙」というよりバカバカしいほど玉虫色の作文です。首脳会談を実現させるためのアリバイ作りであることが明らかで、同じ玉虫色でも河野談話のように後々まで両国関係のトゲとして残る危険性は低いんじゃないでしょうか。

 安倍政権にとって今回の会談は、合意の中身より「今後しばらくは中国と無理に首脳会談しなくてもよくなった」という事実の方が大きな成果じゃないでしょうか。今年3月には韓国の朴大統領とも一応会談していますから、「一番重要な隣国と首脳会談できない安倍外交は落第」という内外の批判を封じることができます。
 一方の中国側は、首脳会談を盾に日本の譲歩を引き出すという当初の目論見を不完全燃焼のまま終わらせてしまいました。この先日本に対して威圧的な真似をすれば「合意を傷つけた」と非難されても反論しにくいでしょうから、もし中国が常識をわきまえた国であれば、慎重にならざるを得ないはずです。
 もし中国が常識をわきまえない国であれば、そもそもこんな玉虫色の文章などあろうがなかろうが、いずれ日本に対してちょっかいをエスカレートさせることは既定路線だったと受け止めるしかないでしょう。

 わたしにとって今回の首脳会談で一番印象的だったのは、習主席の仏頂面と定まらない視線が、3月の日米韓首脳会談における朴大統領の強張った顔そっくりだったことです。

中央日報日本語版(2014年11月11日)
「習近平主席、一度も笑顔なく…安倍首相と25分間、二言三言の対話」
http://japanese.joins.com/article/499/192499.html


 中国側にすれば「仕方ないから会ってやった」アピールであり、韓国もそう受け取って「安倍ざまあwww」と喜んでいるのでしょうが、わたしにはまるで「嫌なことに無理やり付き合わされてふてくされる子ども」にしか見えませんでした。折しも中国漁船のサンゴ密漁が問題となっているタイミングですから、習主席の無愛想ぶりは多くの一般日本人をイラッとさせ、多くのネトウヨをニヤッとさせたことでしょう。もし習さんが予想に反してにこやかな笑顔で堂々と日本の嫌がる話題をぶつけてきていたら、我々も「クソ、大国の余裕かよ」「なかなか手強そうだ」と思ったでしょうが。

 11日付けの信濃毎日新聞(ていうか共同通信)は「尖閣と靖国 痛み分け」との見出し(3面)をつけていました。

 中国が会談の受け入れに際し、最も恐れたのは「会談した後に、首相が靖国参拝する事態」(外交筋)。そうなれば、習氏のメンツは大きく傷つきかねない。尖閣国有化をめぐり、当時の胡錦濤国家主席が野田佳彦首相に非公式接触し国有化に強く反対したが、その数日後に、国有化に踏み切られた二の舞いになるというわけだ。
 合意案作成に当たっても、中国側は「首相の靖国不参拝の確約」を強く働きかけたとみられるが、日本側はこの件では最後まで譲らなかった。首相側近は靖国参拝の「フリーハンドは確保された」と指摘する。


 靖国参拝は本来、対日圧力の手段として中国側が持ち出してきたもののはずです。それがいつのまにか中国側のメンツの問題にすりかわり、安倍さんが靖国参拝すれば習さんが自国民から突き上げを食らいかねないという、奇妙な逆転現象が生じるようになりました。メンツにこだわってみずから外交カードを足枷に変えてしまう中国の自縄自縛ぶりは、韓国の慰安婦問題にも通じるような気がします。
 中国の逆鱗をうまく避けながら、メンツを潰されたらどうしようという相手の恐怖心を外交に利用するって手はアリかもしれませんね。

 日本がかろうじて中国のメンツを立てたことで、逆にメンツをつぶされた(ていうか勝手に自滅した)のがオトナリの韓国です。ネトウヨ的に、今回は韓国の政府とメディアが動揺しているのを見ているだけで楽しかったです。
 朝鮮日報日本語版の関連記事の見出しを時系列に並べてみました。

「日本が韓国に対中国並みの誠意示せば首脳会談できた」11月10日 08:39
日本の対韓包囲網、対応迫られる韓国外交 11月10日 08:42
米中首脳と連日会談の朴大統領、韓日首脳会談の予定なし 11月10日 09:01
中・日首脳会談で韓中「歴史同盟」に亀裂生じる可能性 11月10日 09:16
【社説】米朝接近と中・日首脳会談、姿の見えない韓国外交 11月10日 09:33
朴大統領 孤立回避へ外交戦=日中・米朝関係の変化受け 11月10日 21:07
韓日首脳が8カ月ぶりに対話 さまざまな懸案を議論 11月11日 08:56
APEC:韓日首脳、夕食会で8カ月ぶりの意見交換 11月11日 09:29
APEC:韓国報道官「韓日首脳対話、隣席同士で自然に」 11月12日 09:15
APEC:韓国報道官「韓日首脳の対話、会談ではなく遭遇」 11月12日 09:16

 日中首脳会談が実現したとたんにやたら馴れ馴れしくなった韓国大統領。しかも韓国政府は「偶然だから」「ちょっと話しただけだから」「局長級協議(で慰安婦問題の解決)を進展させろと釘刺しといたから」と国民への言い訳に追われています。当然予想されたことではありますが、カッコ悪いですねえ。ますます日本側に足元を見られるだけなんですけど。
 「局長級協議の進展」という言葉に期待するものは、お互い180度違いますよね。
 今回、日中両国が玉虫色の合意にこぎつけられたのは、中国側の要求がかなり具体的なものだったからです。また、習近平の権力基盤が固まってきて余裕ができたという背景も指摘されています。
 かたや韓国は日本に対して「真正性ある謝罪をしろ」「慰安婦おばあさんに誠意を見せろ」とやたら抽象的な要求にこだわってきました。これでは妥協しようにも歩み寄りの糸口がつかめません。さらに朴槿恵政権は早くもレームダック化が進んでおり、野党や国民に弱みを見せられない立場にいます。
 こうした状況からみても、日韓外交の改善はまだまだ当分先でしょう。無視や孤立を極度に恐れる韓国が今後どういう行動に出るのか、日本は横目で生温かく見守っていればいいのだと思います。

テーマ : 中国問題
ジャンル : 政治・経済

中→日→韓「あんなやつらほっとけ」の食物連鎖

 環球時報といえば、公的メディア(人民日報の国際版)とは思えないほどの露骨なタカ派論調で鳴らしている新聞です。9月28日のレコードチャイナが、環球時報の社説を紹介していました。

中国は国際問題に多忙、日本を構っていられない=必要なのは「冷たい平和」―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a94695.html

環球時報社説の要約

 日中関係緩和の鍵は首脳会談を行うことだと日本は喧伝しているが、本当の鍵は安倍政権が挑発的な対中政策を改め誠意を示すことだ。
 しかし安倍政権にそんなことを期待するのは無理であり、日中関係の冷え込みを一変させるのは困難だ。
 ならば日中は気をしずめて、「冷戦」よりはましなこの「冷たい平和」に両国社会に適応させ、新たな安定を構築する必要がある。

「冷たい平和」は必ずしも悪い関係ではない。お互いに相手側の友好への期待を効果的に下げ、両国が相互摩擦に耐える力を強化することができる。日中は徹底的に冷え込む過程を経たうえで、友好的隣国となる可能性を改めて大切にすることを必要としているのかも知れない。

 互恵的な経済協力と人的交流は引き続き奨励すべきであるという認識は、両国民が共有している。たとえば日本を訪れる中国人観光客が増加しているのがその証拠だ。それでも政治的冷え込みの影響で経済交流にも影響が出る場合は、仕方ないこととして受け入れるほかない。

 避けなければならないのは、不測の事態で「冷たい平和」が「冷たい戦争」になることだ。そのために両国は釣魚島(日本名・尖閣諸島)地域で各自の法執行機関の行動ルールについて暗黙の了解にいたり、特に航空機の衝突を防止する必要がある。

 日本側はいつも中国を凝視し外交活動で中国の注意をひこうとしているが、現在中国は様々な国際問題に多忙であり、いちいち日本に構っていられない。


「いまの中国は多忙だから日本なんかに構っていられない」という言い草には失笑しますね。そりゃ多忙でしょ、新疆ウィグル自治区では連続爆破事件、香港では民主化デモ。ますます中共に国際社会の批判が集まっているのです。

 でも、全体的には環球時報のくせにけっこうマトモなことを言っていると思います。わたしはおおむね共感しますね。日本の左派系野党は二言目には「肝心の中韓と首脳会談ができていない安倍外交は失敗だ!」と叫びますが、形ばかりの首脳会談のためにつまらない譲歩をしたら、友好につながらないばかりか将来に禍根を遺すことになります。それは中国だってお互い様でしょう。
 中国の官製タカ派メディアがこういうことを言い出す背景にはなにがあるのでしょうか。日中関係を安定化させるための「このくらいで勘弁しといたるわ」宣言なのか、または日本との首脳会談を拒否するための前振りなのか。

 中国側が尖閣周辺での示威活動を自粛する気があるかどうかは疑わしいところですが、中国側が偶発的な衝突を避けたいと思っているのは確かでしょう。9月下旬には日中高級事務レベル海洋協議が久しぶりに開催され、相互連絡体制を作るための協議が再開されることになりました。べつに両国がイチャイチャしなくたって、紛争や戦争がなく穏やかで冷静な関係が保てていればとりあえず御の字なのです。

「隣国はこっちばかり気にしてギャアギャア騒いでるけど、そんな連中と無理に友好する必要なんかない」
 ――この主張、妙にデジャブ感がありますね。我々ネトウヨが理想とする対韓外交とまったく同じじゃないですか。実際に安倍首相も、対中問題、対朝問題と比べれば韓国なんか二の次三の次って感じです。
(中央日報9/30 「安倍首相、早期首脳会談推進国に中国のみ言及」
http://japanese.joins.com/article/707/190707.html

中国「日本なんかほっとけ」
日本「韓国なんかほっとけ」
韓国「●●なんかほっとけ」

 この●●にあてはまるのは、例のアレです。

朝鮮日報10/1
【社説】セ号遺族団体の闘争姿勢、国民の忍耐も限界だ
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/10/01/2014100101409.html

要約
 セウォル号特別法案については、与野党が何度も政治合意したのにそのつど檀園高校の犠牲者遺族団体がそれをぶちこわしてきた。
 一般人の遺族は法案を受け入れているのに、檀園高遺族団体は左翼系の団体と協力して政治闘争を繰り広げている。声高に政府を非難するわりに、具体的に何を求めているのかもよくわからない。
 野党も、そんな連中に振り回されているようでは、自分たちの責任をみずから放棄するようなものだ。
いまでは合同焼香所を訪れる人もほとんどいない。遺族らは憂鬱(ゆううつ)な雰囲気から抜け出したいと考える国民の思いにも配慮を示すべきだ。


 被害者が調子に乗りすぎて反感を買う――デジャブですね。韓国人元「性奴隷」のみなさんと支援団体の姿そのままじゃないですか。
 被害者という立場を振りかざし、日韓基本条約をぶちこわそうとする彼(女)らの横暴。それに振り回されてまったく当事者能力を発揮できない韓国政府。韓国が隣国に要求するのは「誠意ある謝罪」、自分の気に食わないことがあれば千年先でも「誠意がない」「被害者感情を傷つけた」と問題を蒸し返す気満々。そんな露骨な態度が日本人を憂鬱にさせ、「あんなのもうほっとけ」という厭韓気分をもたらしました。
 つくづく、セウォル号事件は「縮図」なんだなあと思うわけです。

 そういえば今回の仁川アジア大会でも、韓国に敗れた他国のチームが「不公正だ」と抗議する騒ぎが目白押しでしたが、韓国人たちの反応は「往生際の悪いやつらだ」「ほっとけばいい」という冷笑ばかりでした。

男子レスリング(対イラン) http://oboega-01.blog.jp/archives/1010669044.html
男子ボクシング(対フィリピン) http://oboega-01.blog.jp/archives/1010660713.html
男子サッカー(対タイ) http://oboega-01.blog.jp/archives/1010636401.html
女子ボクシング(対インド) http://oboega-01.blog.jp/archives/1010479211.html
男子バドミントン(対日本) http://overseas.antenam.info/items/click/51517  以上 みずきの知韓宣言

男子ボクシング(対モンゴル) http://horukan.com/blog-entry-1599.html 以上ホル韓速報改

 過去の自分たちの往生際の悪さをすっかり棚に上げていますね。ソウル五輪のボクシング、ロンドン五輪のフェンシング、ソチ五輪の女子フィギュア・・・。

 東アジアで浮き彫りになった「あんなやつらもうほっとけ」の食物連鎖。みんなお互い様なんだね~と苦笑させられる一方で、ほっとかれた方の身になれば切実な問題です。「冷たい平和」の副作用で先に追い詰められるのはいつも弱い立場の者たちです。セウォル号の遺族なんか仕事を辞めていまだに体育館暮らしをしてるようですから、政府からガッポリ補償金をゲットするためにそりゃ必死でしょう。・・・まっとうに働けばいいだけの話ですがそれはそれとして。

 日本も、韓国が自滅するのはザマーミロですが、中国との根比べで負けるわけにはいきません。そのためにも国内経済の足腰を強くする必要があるのでしょう。地に足がついてない者が他人を批判すればブーメランになるだけです。
 アベノミクスとやらが結果を出せるかどうか。それがいずれ外交政策にも影響してくるんでしょうね。
 
 

テーマ : 特亞
ジャンル : 政治・経済

8・15トーンダウン、中韓はサヨクとネトウヨの期待を裏切った

 どんな反日スピーチを披露してくれるのか、この時期になると日本のネトウヨをワクワクさせてくれる光復節の韓国大統領演説ですが、今年はかなりトーンダウンしたようですね。

中央日報日本語版
http://japanese.joins.com/article/920/188920.html?servcode=A00§code=A10&cloc=jp
「北朝鮮・日本に手を差し出した朴大統領…8・15演説」


(前略)
 日本に対する接近法も柔軟になった。朴大統領は「来年は韓日国交正常化50周年を迎える」とし「両国は新しい50年を眺めながら未来志向的な友好協力関係に進まなければならず、このために残っている過去の歴史の傷を治癒しようという努力が必要だ」と述べた。続いて「来年は新しい未来に向けて共同で出発する元年になることを望み、日本の政治指導者の知恵と決断を期待する」と明らかにした。

こうした表現は、今年3・1記念日の演説での「過去の歴史を否定するほど、みずぼらしくなり、窮地に追い込まれることになる」、昨年8・15の演説の「(独島問題について)霊魂を傷つけ身体の一部を取っていこうとすれば、それは受け入れることはできない」という発言に比べて柔らかくなっている。


 表現が弱まっただけで中身は別に変わりないんだから、日本側にとっては手を差し伸べられた実感はないですけどねえ。
 でも2013年の3・1記念日ではかの有名な「加害者と被害者の関係は千年変わらない」の名スピーチがありました。その当時と比べれば「柔らかくなった」どころかもうフニャフニャですな。朴政権が強硬姿勢を和らげたという意味では、日韓関係は改善していると言えるでしょう。

 去年よりも対日批判を抑制しているのは中国も同様です。去年は北京駐在の日本大使を呼びつけて抗議したのに、今年は報道局長の談話発表で済ませた様子です。

時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014081500603
抑制トーンで「譲歩」狙う=閣僚参拝、日本大使に抗議せず-抗日宣伝は強化・中国

【北京時事】中国外務省の華春瑩・副報道局長は15日、日本の閣僚による靖国神社参拝や安倍晋三首相の玉串料奉納について「断固反対」と批判し、「責任ある態度で問題を適切に処理するよう日本側に改めて厳粛に促す」と談話を発表、従来の立場を繰り返した。北京の日本大使館によると、昨年の終戦記念日の閣僚による参拝時と異なり、現時点で木寺昌人大使が中国外務省高官に呼ばれて抗議を受ける事態にはなっていない。抑制したトーンを示し、安倍政権の「譲歩」を引き出したい狙いもありそうだ。(後略)


 去年までの一年間、日本は中韓との関係改善のためにどんな努力をしてきましたっけ。去年の12月には安倍首相が靖国神社に参拝して、今年に入って5月には北朝鮮との交渉を再開して、南シナ海で中国と対立する比越両国に支援を約束して、6月には河野談話の作成過程を検証して、7月には集団的自衛権の行使容認を閣議決定して…。
 あれえ、譲歩どころか「挑発」ばっかりじゃないですか。せいぜい、昨年末以降は首相が靖国参拝を自粛してる程度ですね。
 結局のところ、特亜の国々が日本バッシングを強めたり弱めたりするのは、日本の実際の行動よりも彼らの自己都合が大きく影響しているのです。それに振り回されて一喜一憂することの愚かさを日本人は肝に銘じなければなりません。
 もちろん、周辺国をまったく無視して暴走するのは愚の骨頂です。サヨクメディアは安倍政権をそういう愚君暴君として描きたがっていますが、靖国参拝を逆手に取って特亜への交渉カードに利用してるあたり、いまの安倍外交はけっこうしたたかだと思いますけどね。逆にサヨクの皆さんが主張するように目先の「対話」ほしさに譲歩ばかりを繰り返していたら、今ごろどうなっていたことか。

 もちろん、中韓はこれからも揺さぶりをかけ続けてくるでしょう。
 先の時事通信の記事によれば、中国は南京事件が発生した12月13日を記念日に定め、それに向けて抗日キャンペーンを盛り上げていくのだそうで。中共政府は各テレビ局に「ゴールデンタイムに抗日ドラマを放送しろ」と号令をかけているそうです。

朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/08/15/2014081502485.html
中国、ゴールデンタイムに「抗日ドラマ」放映指示

 中国でメディアを統括する国家新聞出版広電総局(以下、広電総局)が「9-10月の視聴率が最も高いゴールデンタイムに『抗日ドラマ』を放映せよ」という指示を各テレビ局に出した。米国にサーバーを置く中国語圏メディア「多維」が15日、報道した。
(中略)
 中国では最近、反日ムードを再び作っていこうという雰囲気がある。共産党機関紙「人民日報」は同日、「日本は過去の侵略の歴史に責任を取ってこそ、初めて正常な国家になれる」と報じた。
(中略)
中国中央テレビもこの日、旧日本軍が湖南省シ江(シはくさかんむりに止)で中国軍に降伏する様子が映っている映像を繰り返し流した。この映像は「日本軍の代表がハンカチで顔や頭の汗をひっきりなしにぬぐいながら降伏文書に署名した」「日本軍の一部はうつろな目で降伏の様子を見ていた」と説明された。

 中国は今年初め、旧日本軍が正式に降伏した9月3日を「中国人民抗日戦争勝利記念日」に、12月13日を「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」にそれぞれ指定した。香港紙「明報」は15日、「最近の中国のムードを見ると、中国と日本の首脳会談は当分の間難しいだろう」と報じた。


 いまさら抗日ドラマってw 中国の視聴者はもうウンザリなんじゃないかといらぬ心配をしてしまいます。 
 そういえば、安倍政権が集団的自衛権の行使を容認したのに対抗して中国は同国内で軍事裁判にかけられた日本軍将校の供述書をインターネットで公開しましたが(→こちら)、あれはどれほど効果があったのでしょう。日本のサヨクメディアどころか韓国メディアからも大した反響がないまま済んでしまったような気がしますけど。

 それにしても、韓国の新聞が中国の国内向け反日キャンペーンまで大きく報道してるってことは、韓国はよほど日中首脳会談を恐れてるんでしょうね。

 朝鮮日報はまた、「日朝は朴大統領の提案に誠意を示せ」なんて見出しの社説も載せていましたが、あのスピーチのどこが提案なんですかね? 相変わらず日本が譲歩しろと繰り返してるだけじゃないですか。

 日朝交渉を電撃再開させた実績を持つ安倍政権相手に、朴政権はこんなことでいいんですかね? ニクソン大統領に中国を電撃訪問されて慌てふためいた佐藤内閣みたいなことにならなけりゃいいですけど(ニヤニヤ

テーマ : 特亞
ジャンル : 政治・経済

第2次安倍政権の中韓"挑発"の歩みをまとめてみました

 第2次安倍政権がスタートしてからこれまでに実施してきた政策や活動のなかで、中国や韓国が嫌がった(であろう)ものをまとめてみました。日本側の意図に反して中韓が反発したものもありますが。
【注】
・政権発足以前から計画が進められてきたものは青字にしてみました。
・安全保障関係のものは、実際の韓国の反応とは無関係にすべて「対中国」扱いにしています。日本には韓国を武力攻撃する意図はないからです。
・漏れがあったらすみません。

2012
月日 対中国 対韓国
12.26 第二次安倍内閣発足

2013
月日 対中国 対韓国
02.05 防衛省、中国海軍が海自艦船に向け火器管制レーダーを照射したことを公表
02.22 島根県主催の竹島の日式典に政府関係者が初めて出席
02.25 朴槿恵氏が大統領に就任。式後の会談で麻生副総理が「同じ国、民族でも歴史認識は一致しない」と発言
04.03 日銀の「異次元の金融緩和」で円安加速
04.26 情報収集衛星の本格運用が開始
08.06 ヘリコプター搭載護衛艦「いずも」(22DDH)が進水
09.04 新型固形燃料ロケット「イプシロン」打ち上げ
09.17 防衛省、領空侵犯した無人機が退去要請を無視した場合は撃墜を含めた措置を取る方針を表明
09.27 日韓外相会談で岸田外相が韓国側に日本産水産物輸入禁止措置の撤回を要求/日韓文相会談で下村大臣が対馬仏像の返還を要求
10.16 外務省、尖閣諸島や竹島の領有権を説明する動画をYouTubeに掲載開始
12.04 国家安全保障会議が発足
12.06 特定秘密保護法が成立
12.17 新「防衛計画の大綱」で離島奪還を行う水陸機動団の設置を決定
12.26 安倍首相が靖国神社に参拝

2014
月日 対中国 対韓国
01.17 文科省が教科書検定基準を改定、領土問題や歴史問題では政府見解を踏まえる記述に
01.22 ダボス会議で朴槿恵大統領の基調講演に安倍首相が飛び入り聴講
01.30 安倍首相、竹島問題について「国際司法裁判所への単独提訴も含め検討・準備している」と国会答弁
03.29 菅官房長官、TV番組で明言「安重根はテロリスト」
04.01 政府が「防衛装備移転三原則」を閣議決定、企業の国際共同開発を推進
04.04 文科省が小学校教科書検定結果公表。全社の本で領土問題を記述
04.22 靖国神社春季例祭で安倍首相が真榊奉納、超党派議員146人が参拝
04.24 日米首脳会談でオバマ大統領が発言「尖閣諸島は日米安保条約の適用範囲」
05.22 自衛隊が奄美での離島奪還訓練を公開
05.24 中国軍機が自衛隊機に対して異常接近したことを防衛省が公表
05.29 拉致問題解決に向け北朝鮮と直接交渉開始
05.30 安倍首相がアジア安全保障会議で講演。ASEANの沿岸警備能力構築を全面支援しフィリピンに巡視船10隻を供与する方針を表明(いずれベトナムにも)
06.04 安倍首相、G7会議で名指しを避けながらも中国を牽制。宣言に「東シナ海・南シナ海の緊張を深く懸念」「威嚇や力による一方的な権利主張に反対」等と盛り込む
06.20 河野談話の作成過程を検証した報告書を公表
06.26 リムパックに陸上自衛隊が初参加、米海兵隊とともに水陸両用訓練
07.01 集団的自衛権行使容認を閣議決定
07.08 日豪首脳会談で「防衛装備品の共同開発に関する協定」を締結
07.13 竹島の領土主張を裏付ける資料調査を行うことを決定、HPで公開へ

 サヨクの皆さんに言わせれば「軍靴の音が!」ってことになるんでしょうね。
 「隣国に配慮しろ!」と主張する政党が政権を取ったら、この表が真っ白になるんでしょうか。民主党政権が続いていたらどうなっていたか、想像すると楽しいかもしれません。

 今後も追記していこうかな。




テーマ : 安倍内閣
ジャンル : 政治・経済

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