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SSG声明は冤罪をでっちあげる刑事の手口にそっくりだ

 セカイのサヨクガクシャ187人(SSG187)の声明をもういちど改めて読んでみたのですが、なかなか不気味な文章ですね。プロの日本研究者がこぞって書いただけあって、なんとも「日本的」です。日本人の共感を誘い、反感・反論を封じるように計算しつくされています。

 声明は前段、かなりの分量を費やして戦後日本の業績をおだて上げ、政府や右派論陣の主張を巧みにすくい上げます。
「中韓の民族主義には問題がある」「元慰安婦の証言には一貫性がない」「被害者の数については異論がある」「強制性や日本軍の関与の度合いにも異論がある」「日本人も多大な苦しみを味わった」――
 それらをすべて認めた上で、「特定の用語や狭い法律論、限定された資料にこだわるな」と個別の議論を封じます。用語や資料にこだわるなって…あなたがた本当に学者なんですか?

 この声明には「責任」という言葉がどこにも出てきません。責任の所在を最後までボカしたまま、ひたすら「旧日本軍の戦時下において人権侵害があったことは事実」「被害者に対して残忍な行為があったのは事実」と日本人の情に訴えます。

 声明には単語としての「謝罪」も「賠償」も出てきません。日本政府は言葉と行動において指導力を発揮し過去の過ちを清算しろ、と言っているだけです。要するに言葉=謝罪、行動=公的賠償、指導力=法的根拠のない政治決断、なのでしょうが、それをはっきりと言わないところがいかにも日本的です。

 声明は、日本に対して露骨に非難したり要求したりする表現を慎重に避けています。「特筆すべきものです」「期待してやみません」「歴史的一歩になるでしょう」「成果として共に残そうではありませんか」――なんか、背筋が寒くなるほどの猫なで声です。
 こんな文章、とても韓国外交部には作れませんね。あらゆる責任をマジェマジェして一方的に日本に解決を迫る態度はとても韓国的ですけど。

「キミの気持ちはよくわかる。でもここは勇気を出して容疑を認めてくれ。それで全部が丸く収まるし、おばあちゃんたちも安心するんだ。キミにだってまったく非がなかったわけじゃないだろう?」

 ……刑事が冤罪をでっち上げるときの落とし文句とまったく同じじゃないですか。日本人ってヒロイズムに弱いですから、この声明が数年前に出されてたらやばかったかもしれませんね。実際にそれで痛い目にあったのが河野談話だったわけで。

 だいたい、こういう抽象的&婉曲的な文章はとかく悪用されやすいもの。案の定、中央日報はコラムで「欧米の学者が強制連行を認めた!」と大はしゃぎしていました。…えっ、強制連行?

05月12日 中央日報 (一部引用)

【時視各角】親日派から致命傷を受けた安倍首相

 共同声明の衝撃は非常に大きかった。声明全文まで詳しく報じた朝日新聞を除けば、すべての日本メディアが集団難読症になった雰囲気だ。共同声明の中身は【「を」の誤植か?(引用者注】抜き出し、「韓中の民族主義を批判した」と努めて意味を薄めている。もちろん署名学者もそれなりに日本の立場を配慮した。当初、安倍首相の訪米前に共同声明を発表しようとしたが、帰国後に先送りした。それでも日本の官房長官は昨日、「ノーコメント」だった。安倍首相も話す言葉がないだろう。安倍首相はその間、「軍慰安婦動員の強制性は歴史学界に任せるべき」という論理を展開してきた。しかし日本最高権威の歴史学研究会に続き、米国・欧州・豪州の学者までが「旧日本軍の関与のもとで強制連行された慰安婦が存在したのは確固たる事実」ととどめを刺した。全世界でこの人たちを越える歴史学者がいないだけに、安倍首相の論理は粉砕した。

(太字引用者)


 この記事からは、韓国がいまだに「旧日本軍による強制連行」説に執着していることがよく分かります。都合のいい部分だけを見て都合よく解釈する歪曲癖も、日本メディア以上に健在です。
 ……えっと、あの、イ・チョルホ論説室長さん。あの声明に「強制連行」なんて言葉はどこにも出てきませんよ。SSGは女性たちが「強制的」に「慰安婦」になったかどうかについては異論があること認めていて、反論すらしてません。
 【2015.05.13補足】声明は、女性たちが「自己の意志に反して拘束され暴力を受けた」とは言っていますが、それを行った主体がだれなのか、「意志に反して」とはどういうレベルのものなのかを明言していません。
 それどころかあの声明は「韓国は歪んでるし元慰安婦もボケちゃってるけど、日本は度量の広いところを見せてくれ」って言ってるの。こんなこと言われて怒らないの?
 
 典型的「韓国脳」な中央日報に比べ、朝鮮日報のコラムはずっとまともです。以下に全文引用。

05月12日 朝鮮日報

【コラム】世界的な歴史学者187人が韓国に呈した苦言

 著名な世界の歴史学者187人が日本の歴史歪曲(わいきょく)をとがめたことについて、まずは胸のすく思いがした。彼らは生涯を日本研究にささげてきた碩学(大学者)たちであり、知日派たちだ。巧妙な言葉で日本の国家責任を否定してきた安倍首相としては困り果てていることだろう。

 韓国は心強い友軍を得たように「それ見たことか」とだけ言っていればいいのだろうか。だが、そう安心するには彼らの声明に盛り込まれた2つの文が引っかかる。歴史学者たちは「慰安婦問題は日本だけでなく韓国や中国の民族主義的攻撃によりあまりにも歪曲され、政治家やジャーナリストだけでなく研究者たちさえも歴史的探求の基本的な目的を失っている状態だ」と述べた。また、「元慰安婦たちの苦痛を避け、国が民族主義的目的のため悪用することは国際的な問題解決を困難にし、被害女性の尊厳をさらに冒涜(ぼうとく)すること」とも書いている。歴史学者たちは声明の草案をめぐり、メールをやりとりしながら修正に修正を重ねたという。あえてこの2文を盛り込んだのには深い思慮があったのだろう。

 声明が発表された後、韓国のある外交官は国内メディアのインタビューで、声明に「歪曲」と「悪用」という文言が入った理由を「(歴史学者たちが)韓国の味方をしているという印象を与えず、可能な限り多くの人々が署名できるようにするための意図的な努力だった」と説明した。学問の自由と中立性を追求する学者たちにとっては冒涜に聞こえるということだ。まさにこうした自己中心主義への警告として、彼らはこの文言を入れたのかもしれない。

 今、韓日間では日本の明治時代の産業施設をユネスコ世界遺産に登録する問題が争点になっている。登録候補23施設のうち八幡製鉄所など7カ所について「第二次世界大戦中に朝鮮人を強制連行して軍需品を作った戦犯企業だ」として韓国国内に登録反対の世論が高まっている。外交部(省に相当)の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は先週、国会で「ユネスコ世界文化遺産委員国に韓国が反対していることを伝えて説得する」と述べた。しかし、何をもって反対するというのか、そのようにして最終的に登録を阻止できるのかについては分からない。ドイツのフェルクリンゲン製鉄所も1994年にユネスコの世界遺産になった。 1873年に建てられたこの製鉄所は、第一次世界大戦時にドイツ軍のヘルメットの90%を生産し、第二次世界大戦時には海外の労働力を搾取して手りゅう弾を作った戦犯企業だった。尹長官は大衆の情緒に従って漠然と「反対する」と言うのではなく、精巧な論理と事実をもとにドイツと日本の近代産業遺産登録のどこが同じでどこが違うかを指摘すべきだ。

金泰翼(キム・テイク)論説委員


 妙に物分かりのいいコラムですが、日本バッシングの一翼を担ってきた朝鮮日報がいまさら何いってんの、って感は否めません。
 注意しなきゃいけないのは、この論説委員さんは自国がSSG187から苦言を呈されていることは気にかけているものの、べつに反日そのものを反省しているわけではないということです。後段の世界遺産登録問題の件なんか、「反対運動はもっと賢くやれ」とけしかけてますからね。

 こうしたあいもかわらずの反日攻勢に対し、日本は防御が精一杯で反撃の術をほとんど持ちあわせていません。
 相手の最大の武器は「被害者様」という立場なのですから、それに対抗するためには「むしろ日本の方が韓国から被害を受けた!」と主張するのが一番のカウンターになるでしょうが、幸か不幸か日本は相手よりもずっと強い国なので、世界の同情を得られるほどの「被害」を受けることがありません。
 ちなみに基地村女性問題やライダイハン問題は日本と直接の関係がありませんから、遠回しの嫌がらせには使えても主要な武器にはなりえません。

 結局、日本はこれからも地道な防御を続けていくしかありません。SSG187声明みたいなトラップは「人身売買に心が痛む」「痛切に反省している」というお決まりのフレーズでやりすごしつつ、韓国に対しては「請求権協定で解決済み」「アジア女性基金で解決済み」をひたすら繰り返し、国際社会には「日本は女性の権利向上にこれだけ貢献しましたよ」としっかりアピールすることです。

 韓国の反日はこれからも続くでしょう。むしろさらにエスカレートする可能性だってあるでしょう。韓国は「日本の右傾化は経済低迷で自信を喪失したからだ!」と決めつけますが、つまり韓国の経済が低迷すれば韓国人はますます民族主義に走る危険があるということです。
 実際、彼らはすでに不況型長期デフレに片足を突っ込んでいる状態です。サムスンやヒュンダイが傾けば、「世界最速の経済成長」を自慢していた韓国人の鼻がヘシ折られ、それが民族主義の"焚き付け"になるのは目に見えています。

 今後、元慰安婦たちは次々と他界して神格化が進み、反日は完全に宗教化するに違いありません。
 ナヌムの家では「日本軍性奴隷歴史館」が今年中にオープンする予定で、大規模な慰安婦追悼施設の建設計画もスタートしたとのこと(聯合ニュース)。慰安婦関連資料の記憶遺産登録運動も本腰が入ってるようですから、もうイケイケドンドンって感じです。

 国際的な反日活動は阻止する必要がありますが、韓国国内での動きに関しては、彼らがどこまで突っ走るのか、われわれは生温かく見守るしかありません。
 元「慰安婦」が全員お亡くなりになれば、慰安婦問題から人権という仮面が剥がれ、民族主義という下卑た素顔が露わになります。そうなればSSGやそのお仲間の同情も韓国から離れていくでしょう。

 もしかしたら、それより先に東アジアに波乱が来る可能性だって十分にあります。たとえば古里原発が爆発して日本を汚染し韓国が立派な「加害者」になったり、極右大統領が対馬侵攻を企てて日韓戦争が勃発したり、その隙に北朝鮮が休戦ラインを越えてソウルを陥落させたり、かろうじて亡国は免れても中国の属国になって外交権を失ったり。
 いずれにせよ、韓国がのんきに国を挙げて「イアンフガー」をやっていられる時代はそう長くないはずです。
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テーマ : 従軍慰安婦性奴隷制問題
ジャンル : 政治・経済

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