安倍首相の「粘り強い外交努力」にも文句をつけたがる信濃毎日

08月25日(火) 信濃毎日新聞3面社説

訪中見送り 関係改善に影響ないか

 安倍晋三首相が来月上旬の中国訪問を見送ることを決めた。
 中国は「抗日戦争勝利記念日」と定める9月3日の行事に、日本を含む50カ国余の首脳を招待している。
 日中双方に関係修復を模索する動きが出始めている。安倍首相が発表した戦後70年談話に中国側が抑制的な対応を示したことで首相の判断が注目されていた。

 両国の間には沖縄の尖閣諸島をめぐる対立がある。経済や安全保障、環境問題など首脳同士が膝を突き合わせて話し合わねばならない課題が山積している。
 訪中見送りが、関係改善の流れに影響することもあり得る。後退することにならぬよう、外交上の手当てを万全にしてほしい。

 中国が示した日程案は、首相が軍事パレード終了後の3日午後に北京空港に到着。習近平国家主席と会談し、記念レセプションに参加する内容だったという。
 日本側は3日を避け、2日か4日に訪中する案を打診したが、折り合えなかったとされる。
 首相はきのうの参院予算委員会で訪中見送りに関し、「国会の状況などを踏まえて判断した」と述べた。安保関連法案の審議が大詰めを迎えていることを強調したけれど、事情は複雑のようだ。

 中国はアジア太平洋で米国に対抗している。海洋進出を強め、経済面では日米の影響力が強い世界銀行などを意識し、アジアインフラ投資銀行設立を主導する。
 抗日戦争勝利記念日は、日本の降伏文書調印式(1945年9月2日)の翌日。中国の国会に当たる全国人民代表大会が法律で確定させた。「戦勝国」として重要な役割を担っていることを宣伝する目的がある。ロシアのプーチン大統領や韓国の朴槿恵大統領が出席する意向を示した。
 米国はこうした動きに神経をとがらせている。韓国には出席を見合わせるよう求めていた。
 オバマ大統領ら大半の欧米各国首脳は出席しない見通しだ。安倍首相には米国の顔を立てる狙いもあったのではないか。反日色が濃い行事になる懸念もあり、国内保守層に配慮したとみられる。

 国会審議で政府与党は中国脅威論を強調している。中国の軍事費が不透明で、軍事力の拡大に力を入れているのは事実だ。が、安保法制の整備が日本の軍拡を進めやすくする可能性がある。
 まずは中国との緊張を和らげ、不測の事態を招かない関係を築くことが重要だ。日中は首脳会談の実現を急がねばならない。


 まるで、戦後70年談話の時は中国が和解のシグナルを送ったのに、安倍首相が日程にこだわって訪中を拒否したせいで日中関係が再び悪化しかねない、みたいな書きっぷりですね。

 9月3日の行事については、米、英、独、豪などの欧米諸国首脳が早々に不参加を決めた中、安倍首相はギリギリまで訪中の可能性を探っていました。
 信毎の同日付2面では、その交渉過程を以下のように説明しています。

 しかし中国は首相が求める「和解」演出に応じようとしなかった。習指導部は「共産党は抗日戦争勝利の立役者」との政治宣伝を強化しており、「抗日」の旗を降ろしては元も子もないからだ。北京の外交筋は「首相を招待したのは和解のためではなく、習氏の指導力を国民に見せつけるためだ」と解説。訪中調整の実態は同床異夢だった。


 習近平はレセプションで安倍首相を晒し者にする気満々だったんでしょうね。反日気運で盛り上がっている時期の中国に、コケにされるリスクを承知の上で乗り込むことを検討していた安倍さんの姿勢は、サヨクの皆さんがバカの一つ覚えのように言う「粘り強い外交努力」そのもののように見えます。
 なのになぜ信毎はそれを評価しようとしないのか。隣国との和解よりもプロパガンダを優先して首相の訪中を拒んだのは中国側なのに、なぜ信毎は「米国の顔を立てた」「保守層に配慮した」などと、妙に厭味ったらしいのか。

>国会審議で政府与党は中国脅威論を強調している。中国の軍事費が不透明で、軍事力の拡大に力を入れているのは事実だ。が、安保法制の整備が日本の軍拡を進めやすくする可能性がある。

 なにが「が、」なのか、さっぱり分かりません。安保法制に反対ならば、信毎は中国をきちんと批判すべきです。左派メディアのメンツにかけてこれ↓くらいのことを言ってみろっての。

「先の大戦が終結して70年も経過した現在、式典を名目に武力を誇示することは、安倍支持層である極右勢力を刺激し、日本に軍国主義復活の口実を与える愚かな行為である。安倍の暴走を阻止し、日米同盟を弱体化させたければ、中国はむしろ率先して軍縮に努め、海洋進出を自粛すべきである」

 抗日行事への首脳出席を決めているのはロシア、モンゴル、カザフスタン、ベラルーシ、キルギス、そして韓国など10カ国程度とのこと。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/endohomare/20150824-00048758/
 要するに上海協力機構と東アジアの親中勢力が主体なのでしょう。
 で、同日付の信毎はこれらの国をどのように報じているかというと。

4面

毛沢東政権 1950年の討論文書
天皇制「象徴でも危険」

→毛沢東が日本の天皇制を断固廃止させようと目論んでいたという内容。

「男ならハラキリ」ロ副首相が日本挑発
→北方領土問題に関し、ロシアのロゴジン副首相がツイッターで「真の男ならハラキリをして静かになる。結局のところ(日本は)騒ぎ立てているだけだ」と発言したとの内容。


5面

中国軍 早期警戒衛星実験 計画
ミサイル防衛 米に対抗
米中 宇宙で軍拡競争

→中国がMD網や新型の極超音速ミサイルなどを開発しているという内容。

中国 また化学工場で火災
→河南省と江蘇省でも爆発があったという内容。

譲歩しない姿勢を 韓国大統領が強調
南北会談3日目継続

→南北の軍事的緊張が高まる中、朴槿恵大統領はあくまで強気であるとの内容。

パルミラの神殿爆破か
「イスラム国」シリアの世界遺産


 …皆さんそろって挑発的ですねえ。近くでは好戦的な国々が蠢き、遠くでは狂信的な武装勢力が狼藉三昧。安倍首相の「積極的平和主義」というのはこういう連中にきちんと対応できるようにするのが目的ですから、わたしなんかはこういう記事を読むと素直に「集団的自衛権はやっぱり必要なんじゃないの?」と思ってしまいます。
 けれど信毎は不穏な国際情勢を報じながらも、社説になるとなぜかひたすら「安保法制反対!集団的自衛権反対!9条を守れ!」ばかり。
 長野県民は、こういう郷土紙の姿勢に疑問を感じないんでしょうかね。
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テーマ : 報道・マスコミ
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朝鮮日報が日米転覆を狙っているこれだけの証拠

 日本海呼称問題は、数多い反日ネタの中でも、韓国の主張がいかにワガママで支離滅裂なものかをもっともよく示す例の一つです。日本人の中には、「慰安婦問題はやっぱり日本が悪い」「領土問題はおたがいさま」などと発言をする人は少なからず存在しますが、そんな人々すら日本海呼称問題については沈黙します。
 
 韓国人は何かにつけて「我々は日本に対して道徳的優位性を持っている」と主張し、自分たちの反日行動はすべからく国際社会の同情を引くはずだと信じています。領土問題も日本の植民地主義と結びつけて日本を批判していますし、従軍慰安婦問題に至っては「戦争犯罪」「民族差別」「女性虐待」というお涙頂戴のトリプル役満がそろっていますからまさに最高の武器でした(過去形)。
 事実、これまではその手法で人権派・リベラル派を自称する日本中、世界中の皆さんを丸め込むことに成功していました。

 でも、日本列島によって太平洋から隔てられているあの海域をどう呼ぶかは、当然ながら人権問題とはまったく関係ありません。
 韓国側は当初、日本の帝国主義・植民地主義と関連付けて「日本海」呼称を批判しようとしましたが、日本に論破されたせいか、現在では政府の公式見解としてはほとんど「無かったこと」になっています(→関連記事)。
 あの海を日本海と呼ぶことで具体的なデメリットが生じているわけではありませんし、無理に現状変更すれば混乱を招くのは明らかです。
 古地図を漁ると「コリアシー」や「オリエンタルシー」はたくさん見つかりますが「イーストシー」はほとんど出てきません。だから韓国側はいつも、古地図を論じる場合は「東海か日本海か」ではなく「韓国式か日本式か」の比較にすりかえ、図らずも偏屈な民族主義の馬脚を現しています(→関連記事)。
 そのため韓国国内では「ならば堂々と韓国海と主張すべき」「いや間を取って東韓国海に」「いっそ"平和の海"に」と好き勝手な意見が出て足元が定まりません。
 こうした行動からは、「世界中の地図から"日本海"の名を抹殺できさえすれば後はどうでもいい」という、限りなく民族ヘイトに近い価値観が透けています。

 このように、韓国の主張は論理的正当性に欠けるばかりか倫理的にも問題があります。けれどいまさら取り下げて日本に屈するのはプライドが許さないし、非を認めてしまったら自国の"道徳性"が揺らぎかねない。
 韓国政府がこうしたジレンマに陥っている間に、無知な国民は競うように暴走し、世界中の地図を損壊したり罪のない企業を批判して"Ugly Korean"の名を轟かせています。

 通常の歴史問題なら中国が韓国を援護射撃してくれますが、この問題に限っては期待できません。
 それを如実に示す例が先日の朝鮮日報の記事でした。よそさまの著名ブログ(ここここ)でも取り上げられていますが、一応全文引用します。

2015/08/21 朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/08/21/2015082100903.html

抗日独立運動の聖地に「日本海」表記の地図=中国・吉林省

 抗日独立運動の聖地である中国吉林省延辺朝鮮族自治州の竜井中学校の歴史記念館に東海を「日本海」と表記した「延辺朝鮮族自治州地図」が販売されていることが分かった。

 京畿道抱川市在住の男性(57)が今月初めに歴史記念館を訪れたところ、問題の地図が1000ウォン(約104円)で販売されていたという。男性が実際に購入した地図には東海が日本海と表記されていた。

 男性は「抗日独立運動の聖地であり、朝鮮族を教育する学校で、日本の歴史歪曲(わいきょく)の象徴である『日本海』表記の地図が販売されている事実に怒りがこみ上げた。しかし、学校側は『なぜあなただけ問題視するのか』と黙殺した」と憤った。

 韓国では東海を日本海と誤記した地図を是正する試みが進む中、韓国民の歴史認識を鼓吹し、抗日独立運動に対するプライドを高めるべき中国の記念館で「日本海」表記の地図が販売されていたからだ。

 民族問題研究所抱川支部のイム・マンチョル会長は「朝鮮族の学校で独立記念館であれば、日本海という表記が誤りであることを知らないはずはないのに、なぜそんな地図が販売されているのかその真意が分からない。外交部(省に相当)は国内の政争にばかり没頭せず、積極的に取り組むべきだ」と述べた。

NEWSIS/朝鮮日報日本語版


 注目すべきは、無様に玉砕した57歳男性の愚かさでも、マンチョル会長の無知ぶりでもありません。こうした非理性的な主張を無批判に取り上げ、わざわざ日本人に向けて発信する韓国メディアの意図です。

 新聞記者ほどのエリートなら、現段階では「日本海」こそが国連や国際水路機関などの国際機関で認められた唯一の呼称であることを知らないはずがありません。「日本海は誤記」という発言は明らかに事実誤認なのに、この原稿を書いた記者も掲載を許可したデスクも、完全にスルーしているのは不可解です。記事はNEWSISが配信したもののようですから、朝鮮日報だけでなく韓国メディア全体が同じ姿勢であることがうかがえます。

 いまは"念願"の日韓首脳会談実現に向け、朝鮮日報自身が「政府は対日外交の準備を怠るな」なんて社説をわざわざ書かねばならないほど微妙な時期のはず。それなのになぜこんな低レベルな記事で日本人読者を挑発する必要があるのでしょうか。

 彼らの目的は「道徳的優位性」の誇示――つまり日本人に対するマウンティング(精神的征服)でしょう。けれど、国際機関で唯一認められている正式な表記をあえて「歪曲」と決めつける姿勢は常軌を逸しており、明らかに国際秩序への挑戦です。
 知的エリートであるはずのマスコミが、自国の国際的立場を犠牲にしてまで日本へのマウンティングに固執するのだとすれば、これはただごとではありません。韓国軍が拡声器を使って行っている対北宣伝戦争と同じです。
 宣伝工作は直接的に日本を屈服させる力はありませんが、日韓両国民を刺激して対立を深めさせる謀略には効果抜群です。実際、北朝鮮は拡声器の挑発に乗り、韓国に向けて砲弾を撃ち込んだと報道されています。韓国軍はまんまと個別的自衛権を行使する名分を手に入れたわけです。

 韓国メディアの対日挑発も、狙いはまさにそこでしょう。
 彼らの報道姿勢が韓国政府の意を汲んだものなのかどうかは分かりませんが、彼らが日本の集団的自衛権行使容認にそろって反対していることを鑑みれば、日本の同盟国であり、日本海単独表記を支持している米国をも敵視する意図がうかがえます。日韓の国民感情が悪化すれば日米両国が腐心する東アジア情勢の安定にも悪影響を与えますから、韓国メディアの狙いはますます明確です。

 このように、朝鮮日報がアホでないという前提に立てば、必然的に陰謀論にたどり着きます。
 知的エリート集団であるはずの韓国の最大手新聞がアホだとすれば、韓国国民の大多数はもっとアホだということになってしまいますから、そんなことを主張する人間はヘイトのレッテルを張られかねません。
 つまり、心ある日本人なら陰謀論を選択せざるを得ないのです。

 リベラルを自称するみなさんは、われわれネトウヨが韓国メディアの反日的な記事に激昂するたび「感情的だ」「大人げない」「偏っている」と眉をひそめます。でも、感情的になるのは素直さの、オトナゲないのは無邪気の裏返しですし、ものの見方が偏っているのはきっとわれわれが情報弱者だからでしょう。弱者。ああ、なんと屈辱的で甘美な響き…!
 そうです。われわれネトウヨは狡猾な韓国メディアに操られているか弱き被害者なのです。ゆえに道徳的に優位なのです。
 被害者が真実を訴えるのは当然の権利であり、本当の民主主義を実現するためには免れることのできない義務なのです。
 さあ、みんなで叫びましょう。大きく息を吸って――朝鮮日報は謝罪セヨ!

 

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責任のなすり合いで輪廻を続けるフラクタル・コリア

2015/08/18朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/08/18/2015081800758.html

【社説】対日外交のブレ、朴槿恵政権は国民に説明せよ

(要約)
 安倍談話は、巧妙な言葉遊びにすぎず、今後も韓国に配慮する考えのないことが明確になった。
ところが外交部や大統領の反応は抑制的で、日本との関係を修復したい考えが明らかだ。
 朴大統領は就任以来、安倍政権の歴史認識を懲らしめるために日本との外交ルートをみずから断ち切った。その異常状態を今になって修正しようとしているが、あまりにも遅きに失している。
 朴大統領は外交の舞台で「二人の首脳が座って会うだけでは何も解決しない」「従軍慰安婦の懸案を適当にやり過ごそうとすれば、今後も悪循環がずっと続く」と公言するほど強硬な態度を貫いてきたのに、それを急に転換するのであれば、最高責任者が国民に直接説明しなければならない。これまでの外交戦略が間違っていたのであれば、その責任者を追及しなければならない。

 これまでの我が国の政策は、国民感情を前面に出しすぎて外交的孤立を招いた。

 それにしても、米国の安倍贔屓は許しがたい。このままでは韓国国内で韓米日三角安全保障体制に対する懐疑が膨らみかねないことを米国政府は理解すべきだ。


 朝鮮日報は、朴槿恵大統領の就任当初は対日強硬外交を支持していたのに、あっさりと手のひらを返しました。そんな自分を棚に上げて、政府が日本に対して態度を和らげたことについて「説明しろ」「責任をとれ」と騒いでいます。
 いかにも韓国らしい態度です。
 説明しろって…すでに自分で説明しちゃってるじゃないですか。
「国民感情を最優先にして日本を懲らしめようとしたけれど、国際社会ではそれが通用せず、逆に自分たちが孤立しちゃってにっちもさっちも行かなくなった」。
 はい。そういうことで、結構です。

 で? 朝鮮日報は韓国政府の対日軟化に反対なんですか? そんなわけありませんよね、「外交姿勢を修正しようと動き出した政府の態度は遅きに失した」と言ってるくらいですから。

 われわれ日本国民は、1~2年前の韓国メディアが、世界中で日本への告げ口外交を繰り返す朴槿恵や尹炳世に、やんやの喝采を送っていた事実をしっかりと覚えています。
 かつては強硬策を支持していたし、遅れたとはいえ方針転換したことに異存はない。方針転換をしなければならない理由も明白――こんなんでどうして政府を批判できるんですかね。

 朝鮮日報が政府よりも先に過度な対日強硬策の危うさに気づき、日韓首脳会談の必要性を唱えるようになったのは事実。ですから「なぜ軌道修正がこれほど遅くなったのか」という批判なら道理は通りますが、この社説が問題にしているのは、あくまで政府が外交方針を転換したことそのものについてです。
 どうしても政府のブレを批判したければ、それより先に自社の論調がブレたことを読者に釈明すべきでしょう。抑制の効かない国民感情が問題だと分かっているなら、それを煽ってきた自社の姿勢を反省し、原因を分析し、対策を提言すればいいじゃないですか。

 でも朝鮮日報はそれをしようとしないどころか、社説の締めで「アベを支持する米国が悪い」と墓穴を広げるような他国批判。……朝鮮日報さん、あなたはアホですか? アホ新聞に自国の大統領を"幽体離脱話法"などと揶揄する資格はありませんよ。

 われわれ日本人の目には、この社説は欺瞞に満ちた支離滅裂なものとしか映りませんが、朝鮮日報がこういうモノを書く理由は、ひとえに責任逃れのためでしょう。自滅的な朴槿恵の外交を無邪気にヨイショしていた自分たちのうしろめたさを隠すためには、率先して政府批判の先頭に立たなければならないのです。

 こうした責任逃れを国家レベルでやっているのが、日本相手の歴史認識戦争です。国力不足のためにみずから併合を受け入れ、民族の大多数が旭日旗を振って大日本帝国萬歳を叫んでいたのに、戦後はすぐさま手のひらを返し、すべてを日本と親日派のせいにして責め立てる。この社説とまったく同じ構図です。
 韓国の無責任体質は、もはや時空を超えたフラクタル構造になっています。政府も世論も、有識者も犯罪者も、どこでもだれでもいつまでも繰り返す幽体離脱話法――「アイツガワルイ」。

 幽体離脱して霊的に生まれ変われればいいのですが、実際はいつまでも輪廻を続ける火病の鳥。
 縁なき衆生は度し難し。日韓関係の場合、ここでいう「縁」は「共有する価値」という意味です。

 「続きを読む」に、社説の全文を引用しておきます。

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「日王がアベを叱ってくれた!」…それ、日本政府の思う壺かも。

 戦後70年談話に鬱憤を募らせてきた内外の反アベ勢力が、戦没者追悼式で「深い反省」に言及した天皇陛下のお言葉を大喜びで持ち上げています。

2015/08/17朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/08/17/2015081700526.html

安倍談話:天皇は「深い反省」に言及=戦没者追悼式

 第2次大戦の終戦から70年を迎えた今月15日午前11時50分、東京都心にある日本武道館で行われた全国戦没者追悼式で、天皇は「歴史を顧み、先の大戦に対する深い反省とともに、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願う」と述べた。天皇が戦没者追悼式で、過去の日本の戦争について「深い反省」に言及したのは初めてだ。戦没者追悼式以外の場では、1992年の中国訪問時と、94年に韓国の金泳三(キム・ヨンサム)大統領(当時)が訪日したとき、「深い反省」に言及している。

 天皇はこの日の「お言葉」で、「深い反省」のほかにも、以前には用いなかった表現を二つ用いた。戦後日本の平和と繁栄について天皇は「平和の存続を切望する国民の意識に支えられた」と強調し、「この長い期間における国民の尊い歩みに思いを致すとき、感慨は誠に尽きることがない」と述べた。歴史認識や安全保障関連法案をめぐる論議の中で、天皇が過去の戦争に対する反省や、平和憲法の維持が重要だという意向を明確に示したものと考えられる。
(以下略)


2015年08月17日 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20150817k0000e030088000c.html

首相70年談話:「反省」天皇陛下と対照的 米メディア

 【ワシントン和田浩明】天皇陛下が70回目の終戦記念日である15日、政府主催の全国戦没者追悼式で「さきの大戦に対する深い反省」に初めて言及されたことについて、米主要メディアは安倍晋三首相の戦後70年談話とは「対照的」などと報じた。

 米通信社ブルームバーグは「天皇、戦争に反省表明、安倍首相と対照的」との見出しで記事を配信。また、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は「安倍首相の政策に対する静かな反対」との見方が強まると紹介した。

 全米公共ラジオ(電子版)も第二次大戦に関する「前例がない謝罪」であり、安倍首相の談話より踏み込んだもの、と評価した。米メディアは安倍談話について自らの言葉で謝罪がなかったとして「日本の指導者、第二次大戦で謝罪に至らず」(ワシントン・ポスト紙)などと批判的に伝えていた。


2015.8.16 産経新聞
http://www.sankei.com/world/news/150816/wor1508160024-n1.html

韓国与党、天皇陛下のお言葉を評価…「安倍談話とは対照的」

 韓国与党セヌリ党の報道官は16日、天皇陛下が15日の全国戦没者追悼式で述べられたお言葉で「さきの大戦に対する深い反省」との文言を盛り込んだことを挙げ、天皇が「反省に直接言及したのは今回が初めてだ」と評価した。

 報道官は「安倍晋三首相が、戦後70年談話で植民地支配と侵略に直接謝罪しなかった姿とは対照的」とし、安倍氏が「退行的な歴史認識を捨て、心からの謝罪と反省で韓日関係復元の突破口とするべきだ」と指摘した。(共同)


 宮内庁のHPで確認すると、追悼式における今上陛下のお言葉は、即位以来ほぼ同じ文章を踏襲していたことが分かります。
 今回、以下の赤字部分が新たに付け加わったのですが、たしかにこれほどの変更は、過去27年間に例のなかったことです。

戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。

終戦以来既に70年、戦争による荒廃からの復興、発展に向け払われた国民のたゆみない努力と、平和の存続を切望する国民の意識に支えられ、我が国は今日の平和と繁栄を築いてきました。戦後という、この長い期間における国民の尊い歩みに思いを致すとき、感慨は誠に尽きることがありません。

ここに過去を顧み、さきの大戦に対する深い反省と共に、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心からなる追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。


 この変化の意味をどう解釈するかは受け手の自由ですから、安倍批判に利用しようとする勢力が出てくるのも自然なことだとは思います。

 でも、一つ言えることは、安倍首相が悪者扱いされることで天皇陛下が賞賛されるのだとすれば、これは日本の右派にとって意外と「悪くない」ということです。
 天皇は日本の「象徴」という建前ですが、実質的には日本の元首です。これは日本の自衛隊が海外では実質的に軍隊として扱われているのと同様です。
 反日勢力はことあるごとに天皇の戦争責任を追及しようとしてきました。いまもアメリカで「日王はヒトラーと同じだ!」「ヒロヒト、アキヒトともどもアメリカ様に裁いてもらう!」と息巻いている韓国人がおりますし、日本がのうのうと天皇制を維持していることを苦々しく思っている特亜&サヨクの皆さんはかなり多いと思われます。

 そんな状況なのに、「過去を清算しない無責任な日本」の象徴であるはずの天皇を、サヨクや特亜のみなさんが褒めてくれるなんて、なんとありがたいことではありませんか。天皇は日本の象徴ですから、陛下を平和主義者と認める人々は、日本が平和国家であることを認めることになります。それはすなわち、「戦後のわが国は平和に貢献しきちんと反省している」という安倍談話の主張を認めるのと同じことです。

 買いかぶりすぎかもしれませんが、追悼式のお言葉は当然政府の了解を得たものでしょうから、これももしかしたら安倍内閣の計算の内かもしれません。
 首相があえて汚れ役を買い、元首を守る盾になる。こういう役割分担はとても重要だと思うんですよね。安倍談話だって、民間人を集めた有識者懇談会を盾に利用しました。

 そこで最近気になるのは、GHQや東京裁判を検証する組織を設置しようとしている稲田朋美政調会長の動き
 あまり感心しませんね。稲田氏は安倍首相の後継者に目されているそうじゃないですか。そういう人が自らこんな斬り込み隊長みたいな真似をしたら、また特亜や野党にイチャモンの口実を与えることになります。
 世間の集中砲火を浴びやすい汚れ役は民間の学者やシンクタンクに主導させ、「世論」に突き動かされて仕方なく政策に反映させる―という形をとったほうが安全だと思うんですが。
 韓国だって、反日プロパガンダの急先鋒はVANKやソ・ギョンドク、キム・ヒョンジンといった面々に任せているんですから、日本もそれを見習わなくちゃ。
 斬り込み隊長役は誰がいいかなあ。チャンネル桜の水島社長はヤクザっぽいし、百田尚樹は軽薄だし、櫻井よしこや田母神俊雄は極右のレッテルが強すぎるし…。そうだ、ケント・ギルバートあたりは知名度も高いし、米国人だからちょっと面白いかも。

 最後に、アメリカで慰安婦訴訟に邁進中の欲張り弁護士、我らがキム・ヒョンジン氏の近影をご紹介しておきます。

150815sinmai.jpg

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褒め殺しで反日勢力を揺さぶる安倍外交

 今回の安倍談話の特徴の一つは、先の記事にも書きましたが「褒め殺し」のテクニックを巧みに使っている点です。
 これは5月にアレクシス・ダデン教授らが大量の学者の署名を集めて話題になった「日本の歴史家を支持する声明」に通じるものがあります。あれも戦後の日本の平和貢献を評価し、米議会での安倍演説をあえて「賞賛」することで、70年談話におけるさらなる譲歩を要求していました。また、中韓の民族主義や米国内の人種差別などに言及することで、日本の右派の反発を防ぎつつ、安倍政権に対して一方的に「清算」を要求していました。
 あの声明もこの談話も、相手を持ち上げたり自分の非を認めたりしながら遠回しに本音を盛り込んでいるので、どうしても冗長な感じにならざるを得ないんですね。SSG声明(セカイノサヨクガクシャ声明)は約3000字、安倍談話は3500字もありました。

 談話で一番強烈な殺し文句が「寛容への感謝」です。ストレートに「国際社会に寛容な態度を求める」なんて言ったら「戦犯国にそんなことを言う資格はない!」と叱られるのがオチですから、「許してくれてありがとう」と先に御礼を言っちゃうところがミソ。よくコンビニのトイレに「いつも清潔にご利用いただきありがとうございます」と張り紙してあるアレと同じです。
 でも、わざわざそんな張り紙をすること自体、トイレを汚す連中が後を絶たない裏返しでもあるわけで。

ですから、私たちは、心に留めなければなりません。

 戦後、六百万人を超える引揚者が、アジア太平洋の各地から無事帰還でき、日本再建の原動力となった事実を。中国に置き去りにされた三千人近い日本人の子どもたちが、無事成長し、再び祖国の土を踏むことができた事実を。米国や英国、オランダ、豪州などの元捕虜の皆さんが、長年にわたり、日本を訪れ、互いの戦死者のために慰霊を続けてくれている事実を。

 戦争の苦痛を嘗め尽くした中国人の皆さんや、日本軍によって耐え難い苦痛を受けた元捕虜の皆さんが、それほど寛容であるためには、どれほどの心の葛藤があり、いかほどの努力が必要であったか。

 そのことに、私たちは、思いを致さなければなりません。


 わたしの地元である長野県は満州移民を多く出した土地柄なので、引揚者や残留孤児に対する中国人の温情は、とくにサヨクのみなさんがしきりに強調するところ。それを根拠に「だから中国は怖くない」「日中友好バンザイ」という結論に持っていくのも一種のパターンです。
 安倍談話はそうした親中派の思い込みにあえて乗っかることで、現在の中共政府の反日プロパガンダは中国国内の民意から乖離していると暗に指摘しているわけです。

 また、あの当時は日本人の逃避行を助けてくれた現地人もいた一方で、ソ連軍の追撃や朝鮮人の襲撃が苛烈だったことも事実です。
 8月15日付の信濃毎日新聞では、安倍談話を報じる同じ紙面に『竹林はるか遠く』の広告が載っていて思わずニヤリとさせられました。

150815sinmai.jpgしわくちゃですみません

 あの本に対して韓国人がどのように火病を爆発させたかはウィキペディアに詳しいですが、要するに絶対悪たるべき日本人が、「被害者コスプレ」という自分たちのお家芸を奪ったことに、彼らは我慢がならないわけです。

2007年02月17日 中央日報日本語版
http://japanese.joins.com/article/714/84714.html
「『ヨーコの話』の最大の過ちは被害者と加害者を入れ替えた点」


 絶対的加害者である日本人には被害者ヅラする資格なんかない! という意識は、韓国人の多くに根強いようです。その典型が朝鮮日報日本語版が8月14日に掲載した「被爆国・日本の『犠牲者コスプレ』」というコラムでしょう。
 被爆者をコスプレ呼ばわりしている点はもちろん異様ですが、前半のシベリア抑留問題にまつわるエピソードの紹介の仕方も韓国人らしいものでした。

2015/08/14 朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/08/14/2015081401042.html
【コラム】被爆国・日本の「犠牲者コスプレ」

 同時通訳者にして作家でもあり、韓国にも固定ファンが非常多い米原万里の著書『魔女の1ダース』には、こんな話が出てくる。90年に東京で開かれたシンポジウムの通訳を務めていたときに経験したことだという。45年、ソ連軍が満州に進駐し、軍人を含む日本人60万人が抑留された。ソ連は抑留者をシベリアに連行し、長いケースでは10年間も強制労働をさせ、6万人が命を失った。ソ連は、ゴルバチョフ登場後にようやく抑留者問題に関心を持つジェスチャーをみせ、赤十字や歴史学者からなる代表団を送って対話をスタートさせた。

 シンポジウムの途中、ソ連の歴史学者が抑留者問題の端緒となった経緯を報告する際に、ソ連軍が満州に「入っていった」と表現した途端、事件が起こった。ある出席者が「日ソ中立条約を勝手に破っておいて、『入っていった』とは何だ」と揶揄して会場内は収拾がつかなくなり、騒がしくなった、ソ連の歴史学者は、あきれたというように見守っていたが、マイクをつかんだ。「うるさい! ならそのとき、あなた方はどこにいたのか。寝室にいたのか。満州があなた方の土地だというでもいうのか」。この一言で、ハチの巣をつついたようだった会場は、水を打ったように静まり返った。米原万里は、バランス感覚を欠いて自分の立場でしか物を考えない一部の日本人の厚かましさを、こういう形で皮肉った。


 ソ連は終戦間際に日ソ中立条約を破棄して満州に攻め込みました。シンポジウムでそのことに抗議した日本人が、ソ連の学者から「うるさい、満州はあなたたちの土地じゃない」と一喝されたという話です。コラムを書いたキム・ギチョル文化部次長は、その場面に出くわした米原万里氏の目線を借りて、日本人(の一部)は「バランス感覚を欠いて自分の立場でしか物を考えない」厚かましい連中であると批判しているわけです。

 でもねえ。日本人から言わせてもらえば、だからって満州がソ連(ロシア)の土地なわけではないですし、あのときのソ連軍の侵攻が朝鮮半島分断の直接的原因になったわけですし、ソ連の捕虜になってシベリア送りになった日本兵の中には朝鮮人もたくさんいたわけですし。
 そういうのをさっぱり無視して「日本ざまあ~~!」だけを言うためにソ連の言い分に同調するキム・ギチョル文化部次長の視野の狭さにはちょっとウンザリします。

 中央日報も2013年のコラムで「原爆は神の懲罰」と書いて日本から反発を受けてましたっけ。投下した側の米国メディアが正当化したがるのはまあわからんでもないですが、朝鮮人も多くの被害を受けたというのに韓国メディアが安易にそれを肯定するのはいかがなものかと思うんですよね。むしろ、日本のサヨクと一緒に精一杯"犠牲者コスプレ"に励んで米国に謝罪と賠償を求めればいいのに。

 でも、結局それをやらないのは、韓国に核武装という下心があるからでしょう。こういう韓国側の態度は、不寛容どころか好戦的って印象すら受けるんですが、日本のサヨクのみなさんは許せるんですかね? それとも「韓国人が心にもないことを言うのはアベのせい!」ってことなんですかね?

 こうして見ていくと、日本のサヨクと韓国は、アベという共通の敵のお陰で辛うじて共同歩調がとれているんだなという感じがします。また韓国国内ではすでに、政府&与党と、野党&メディア&民間団体では、安倍談話に対する評価に差が生じているようです。米政府がはっきりと安倍談話を歓迎している状況で、媚韓派のエド・ロイス米国下院外交委員長あたりが談話にどんな評価を下すのか、とても興味深いです。
 さらにいえばSSG声明に名を連ねたみなさんだって、今回の安倍談話に対してはそれぞれに評価は異なるはずです。

 安倍首相は褒め殺し談話を出したり朴槿恵大統領に下手なコリア語で媚を売ったりと、けっこう自分のプライドを二の次にできる人のようですから、今後もその調子で硬軟織り交ぜたイヤらしいやり方を展開していけば、反アベ勢力を大いに揺さぶることができるんじゃないかとわたしは思うのでした。
 もっとも、"軟"をやり過ぎると支持母体である国内の保守層をも揺さぶっちゃうおそれはありますけどw

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安倍談話という鏡に映る中韓の素顔

2015年8月15日 信濃毎日新聞朝刊2面

 14日閣議決定された安倍晋三首相の戦後70年談話に対し、県内の与党代表者は、歴代内閣の立場を引き継ぎ未来志向の内容だと評価した。一方、野党代表者からは、各方面への配慮などから真意が伝わらないといった批判が出た。
(中略)
 民主党県連の北沢俊美代表は「第一印象として長く、冗漫な談話だ」とする。「過去の日本による侵略戦争を認めるべきだとする勢力と認めるべきでないとする勢力の両方に気遣い、真意が伝わらない。70年の大事な節目に発表する談話としては意味不明」とした。


 あの談話が曖昧だというのはその通りですし、それが各方面への配慮の結果であることも確かでしょう。だからこそ意味があるのだとわたしは思います。サヨク野党や中韓は安倍首相のことを歴史修正主義で極右の独裁者だと批判しますが、各方面に配慮して曖昧な談話しか出せない独裁者ってなんなんですか。個人の思いはともかく、日本の総理大臣としてああいう形の談話に収めたという事実に、良くも悪くも政治家・安倍晋三のバランス感覚が見て取れます。

 あの談話は曖昧ですから、その解釈は受け手に委ねられます。つまり、談話について論評する側の価値観や立場を映す鏡なのです。あの談話を好意的に解釈する国は、日本と友好関係を結びたいと思っていることの証ですし、あれこれ文句をつけてくる国や人は、もともと日本を敵視する意志を持っているということです。

 思い起こすと、ユネスコの世界遺産登録問題のときは、登録決定文の注釈に「日本の発表を注目する」の一文が盛り込まれただけで韓国は「日本が強制労働を認めた!」と大騒ぎしていました(→こちら)。それだけの"解釈力"を持つ韓国が、こと安倍談話に関しては「間接的な言及では謝罪したことにならない!」と叫ぶのはおかしなことです。

 反日勢力のみなさんは安倍談話を批判し村山談話や小泉談話を賛美しますが、シンシアリーさんによれば村山談話が出された当時、韓国のメディアは「形式的な談話一つでは反省の根拠にならない」「謝罪したくせに賠償しないなんて矛盾してる」と批判していたそうじゃないですか(→こちら)。
 さらに小泉談話のときは、小泉首相の靖国参拝や「戦後賠償は完全終了」表明で非難轟々、韓国政府の公式見解からして「謝罪や反省なんかしたって信用できない」というものだったそうで(→こちら)。

 この調子だと、戦後80年、90年にはもっとタカ派のリーダーが日本に登場し、特亜のみなさんが「安倍談話を継承しろ!」と騒いでいるかもしれません。そんな時代が本当に来るかどうかは、特亜および野党のみなさんの振る舞いが賢明かどうかにもかかってくると思います。

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特亜への牽制球を散りばめた70年談話

 わたしが戦後70年総理談話をテレビ中継で観たときの第一印象は「長えよ!」でした。一部の民放では「植民地」「侵略」などのキーワードチェックリストまで表示しながら、談話が終わる前にさっさとCMに切り替えていたのが笑えました。

 談話の中で、一番印象的だったのがこの部分。

 寛容の心によって、日本は、戦後、国際社会に復帰することができました。戦後七十年のこの機にあたり、我が国は、和解のために力を尽くしてくださった、すべての国々、すべての方々に、心からの感謝の気持ちを表したいと思います。

 日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。


 これ、完全に中韓に対する牽制ですよね。国際社会の寛容を強調すればするほど、いまだに歴史問題を蒸し返す特亜の異常性が強調されるという。

 「キーワード」として注目されていた反省や謝罪の文言も、変化球として入れてきました。

 我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました。その思いを実際の行動で示すため、インドネシア、フィリピンはじめ東南アジアの国々、台湾、韓国、中国など、隣人であるアジアの人々が歩んできた苦難の歴史を胸に刻み、戦後一貫して、その平和と繁栄のために力を尽くしてきました。

 こうした歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎないものであります。


 要するに、日本はこれまで何度も謝罪してきたし、それを行動で示してきたじゃないか、その立場は今も将来も変わりないと表明しているのに、それでもまだイチャモンをつける気か、という遠回しの抗議です。
 そりゃそうですよね。安倍晋三、習近平、朴槿恵といった日中韓の首脳は、すでに全員が戦後生まれです。いまや大東亜戦争を直接知らない「被害者」の子孫が、戦争を直接知らない「加害者」の子孫に対して謝罪と反省を要求する時代に突入しています。孫やひ孫や玄孫たちまで永遠に謝罪を続けなければならないというのなら、モンゴル人はユーラシアの各国に対し、チンギスハンの蛮行をいつまで謝罪し続けなければならないのかって話です。

 少し話は変わりますが、先日のニコニコドキュメンタリーの討論「『従軍慰安婦問題』を考えよう」で、アジア女性基金の理事だった下村満子さんが「被害を受けた当人たちが亡くなってしまったら、日本は一体誰に向かって謝罪をすればいいのか(だから早くこの問題を解決しなければいけない)」と発言していました。
 それを聞いた時、わたしが思ったのは「じゃあ加害した当人たちが不在のまま謝罪を繰り返してきた日本って、一体何なの?」ということでした。直接の加害者(女衒や慰安所経営者や軍人)はほとんど特定されていないし存命者も極めて少ないだろうことを考えれば、本当に謝罪すべき主体はすでに存在しないことになりませんか。加害者を名乗りでた貴重な一人もただの虚言癖だったしw

 日本国内のサヨクさんたちや告げ口外交を展開する韓国のみなさんは、「慰安婦問題は二国間の問題ではなく普遍的な人権問題だ!」と言い続けています。国家間の問題でないのならなおさら、戦後生まれが主体である現代の日本に謝罪を要求するのはお門違いとも言えるわけで。
 もちろんまだ存命の元慰安婦はいるし、韓国側は「彼女らに対して日本がきちんと謝罪していない!」と怒っているわけですが、韓国側が当人たちにアジア女性基金のことをきちんと知らせず、償い金とお詫びの手紙の受け取りすら妨害した以上、もう日本としてはこの問題について交渉することはできません。

 安倍談話で注目された「侵略」や「植民地支配」についても同じことです。それらに直接加担しておらず、実体験すらしていない戦後生まれの日本人に対し、同じく被害を実体験していない韓国人が「心からの」「真正性ある」謝罪を要求することのナンセンスさ。当事者でない人間に謝罪の「真正性」を判定する資格があるのかってことです。

 それでも安倍首相がこれらの問題に触れて「断腸の念」を表明したのは、日本という国を背負った代表者としての責任からです。もしそれを「ただの口先だ」「ただのパフォーマンスだ」などと批判する人々がいるとすれば、それは日本という国そのものを軽視している証拠であり、彼らは今後日本政府に何かを要求する資格はありません。

 ニコニコドキュメンタリーの「タイズ・ザット・バインド」をめぐる討論では、「作品の視点が不公平だ」「製作者は勉強不足だ」と不満を訴える平沢勝栄氏や潮匡人氏に対し、青木理氏が「イギリスの視点からは日韓関係がこう見える、という現実を受け止めなくちゃいけない」と指摘していました。
 今回の安倍談話も同様です。特亜からはきっと、アレが足りないコレが余計だとさまざまな反応が出るでしょう。でも現在の安倍政権=日本政府のスタンスがこういうものであるということを彼らがきちんと受け止め、その上でどう日本とつきあっていくかを冷静に考えることができなければ、東アジア外交に未来はありません。
 安倍首相にしてみれば、今回の談話はかなり譲歩したものでしょう。それに対し、ひたすら感情に任せて文句をつけるのは愚かですし、戦略的下心からイチャモンをつけるのだとしたら不誠実です。
 中韓や野党がどう応えるか、われわれネトウヨはジト目で見守ることにいたしましょう。

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自国の物を大量に混ぜて「世界の古地図」とか言っちゃう韓国の詐欺体質

朝鮮日報日本語版 2015/08/12
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/08/12/2015081201183.html

「東海・独島表記、世界の古地図の6割以上は韓国式」

国土情報公社、古地図693種類を分析
植民地時代以降、日本式の表記が急増


 15世紀以降に発刊された世界の古地図のうち60%以上が、東海(日本海)と独島(日本名:竹島)を韓国式の名称で表記していることが確認された。日本海や竹島など、日本式の表記は20%程度にすぎなかった。また日本式の表記は、植民地時代以降に発行された古地図で急増していることが判明した。

 国土情報公社(LX)は、光復(日本の植民地支配からの解放)70周年に合わせ、1469年から1910年までの約440年間に韓国で刊行された東海・独島関連の古地図693種類を入手、分析した。その結果、韓国式の名前を用いている地図が日本式の名称の地図より3倍ほど多いことが分かった。同社が11日に発表した。

 東海関連の表記がみられる地図は計484種類で、このうち韓国式の地名は302件と、全体の62.4%を占めた。日本式は102件で、全体21.1%だった。オリエンタル海(Oriental Sea)など、東海と似た名称を使っているケース(45件)を含めると、韓国式の地名が使用されている比率は70%を越える。東海を韓国式で表記する方法も多様だった。「東海」だけでなく「朝鮮海」、「高麗海」、「朝鮮湾」などが使われていた。逆に日本式の表記は「日本海」だけだった。

 東海という名前を使った最初の地図は、16世紀に朝鮮で作られた「新増東国輿地勝覧」の「八道総図」。この地図では、于山島(独島)と鬱陵島を描いておいて、東海と表記した。時期別でみると、18世紀後半の古地図で韓国式の地名表記使用割合が86.4%に達し、最も高かった。

 独島は、調査対象となった268種類の地図のうち、韓国式の表記が165種類(62%)、日本式の表記が61種(23%)だった。独島の韓国式表記としては、于山島が最も多かった。丁山島、干山島、千山島など、于山島の誤記と推定される名称も少なくなかった。一方、日本式の地名は、松島と竹島がほとんどだった。

 独島もまた東海と同じく、18世紀前半までは韓国式表記だけで、19世紀前半までの時点でも80%以上は韓国式表記を選んでいた。日本式の表記は18世紀後半に初めて登場し、19世紀後半には全体の50%以上にまで急増した。

ユ・ハリョン記者

20150812朝鮮日報東海独島名称


 「全世界の古地図」を調査対象にしたと言いながら、その中には朝鮮で刊行されたものも含まれているという…。そりゃあ朝鮮だって「世界」の一部には違いないでしょうけれども、争われているのは「東海」と「日本海」のどちらが国際的に定着した呼称なのかという点なのですから、自国の地図をカウントするのはズルだし無意味ですよね。
 どうやら対象となったのは朝鮮と日本を含め12カ国のようですが、どの国が何%を占めているのかがどこにも書かれていません。海の呼称と島の呼称を比べてみると、どちらも内訳の比率が酷似してますから、これが国籍を反映している可能性は高そうです。つまり6割強が朝鮮、2割強が日本、残りが第三国で刊行された地図ということでしょう。だとすればほとんど詐欺ですよね。
 
>オリエンタル海(Oriental Sea)など、東海と似た名称を使っているケース(45件)を含めると、韓国式の地名が使用されている比率は70%を越える。東海を韓国式で表記する方法も多様だった。「東海」だけでなく「朝鮮海」、「高麗海」、「朝鮮湾」などが使われていた。逆に日本式の表記は「日本海」だけだった。

 ホルホルどころを間違えてませんかね…。韓国が国際社会で訴えているのは、「日本海ではなく東海と呼べ! なぜならユーラシア大陸の東側にある海だからだ!」って主張だったはず。それなら「韓国式」かどうかなんて関係ないし、韓国式であることばかりを強調していればむしろ国際社会から「なんだ、結局我田引水したいだけかよ」と反感を持たれる危険性が大です。
 さらに「オリエンタル海」「朝鮮海」「高麗海」「朝鮮湾」などいろんな呼び方が使われていた事実は、「東海」でなければならない根拠を否定するものです。逆に日本側の呼称が「日本海」のみであることは、併記も合わせて全体の27.5%を「日本海」が占めていることを意味しますから、呼称別では「日本海」が最多である可能性が高そうです。記事が個別の呼称の比率に触れていないのは、そんな理由があるからかも?と穿った見方をされても文句はいえません。

 竹島に関しては、韓国式の名称を他国が受け入れていたことを示さなければ領有権を主張する根拠にはなりませんし、朝鮮の人たちがあの島を古くから「于山島」として認知していたのなら、なぜ現在はその名を使わないのかという疑問も湧いてきます。

 ツッコミどころ満載の発表をドヤ顔で行う公的機関、それをそのまま(もしくは不都合な部分を伏せて)垂れ流すマスコミ。韓国にとって「東海」や「独島」は盲目的な民族主義を表現するための道具でしかないという事実を、改めて見せつけてくれた記事でした。

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企業家に愛国精神を強要する中央日報

 韓国の新聞ではロッテのお家騒動が連日一面トップを飾っているようですが、この話題、日本ではほとんど関心を持たれていないようですね。韓国では巨大財閥でも日本ではただの菓子メーカー&地味なハンバーガーチェーンという違いはあるでしょうが、大塚家具の父娘対立でマスコミがあれだけ騒いでいたのと比べると雲泥の差。これはある意味在日差別なのかと勘ぐったり。
 わたし自身、お家騒動そのものには興味ありませんが、この話題に対する韓国世論の動きが興味深いです。とくに、後継者たちのコリア語が下手だったことから湧き上がった「ロッテはどっちの国の会社なのか」という議論は、韓国人の日本コンプレックスを如実に表しているように感じました。

2015年08月05日 中央日報日本語版
http://japanese.joins.com/article/057/204057.html

【コラム】韓国企業であることをロッテ自らが証明すべき

高校生だった1980年代中盤、ロッテの辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)総括会長の事業成功記を新聞で読んで感銘を受けた記憶がある。おそらくロッテジャイアンツのファンになるうちに、それについての記事が目についただろう。以後ロッテジャイアンツに対しては愛憎が交錯したが、辛会長だけはいつも巨人として心に残った。今はその記憶を修正しようと思う。

企業の国籍を問い詰めるのは意味がない。それでもあえて問い詰めようとするなら、韓国法に沿って設立された企業ならば韓国企業だ。そうした点でロッテグループは韓国企業、ロッテホールディングスは日本企業だ。ところが日本企業が韓国企業を支配する構造になれば話は複雑になる。今のロッテがまさにそうだ。辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)ロッテ会長が「ロッテは韓国企業」と主張しても、一方が他方を思うがままにする限り国籍議論から自由ではない。

このような議論が注目を引くのは、ロッテのアイデンティティが政治・社会的問題を触発しかねないからだ。例えば独島(ドクト、日本名・竹島)の領有権をめぐる紛争が悪化して日本の極右的指向が韓国を刺激した時、ロッテが自信を持って韓国を支持できるのかというような疑問だ。こうした考えの原因提供者はロッテのオーナーだ。日本ロッテが売り上げ規模で15倍の韓国ロッテを支配するには、無理矢理にでも韓国を愛しているという兆候を見せるべきなのにそうでなかった。代表的な事例が、韓国語ができない辛格浩会長の長男・辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之)氏だ。彼は「勉強したのに仕事が忙しくて忘れてしまった」と釈明した。しかし彼の意識には、すでに韓国は存在していなかったのではないだろうか。

辛氏一家が日本の政財界に顔が広いのも気にかかる。ロッテによれば辛格浩総括会長は安倍晋三首相の父親である安倍晋太郎元外相、戦犯容疑者として追い込まれたりもした母方の祖父・岸信介元首相と親密な関係を積み重ねた。また辛東彬会長は先月、日本で安倍首相と面談した。このような縁が、ロッテのアイデンティティを揺さぶりかねないという疑いを持つのは仕方がない

考えが相次ぎ浮かんでくる。辛東彬会長は今年3月、長男(29)の結婚式を質素に行ったが、ひょっとして日本国籍の息子が日本人女性と結婚するという事実を広く知らせることが負担になったのはでないのか。世論に押されて取り消したが、なぜロッテホテルは昨年、日本の自衛隊創設記念行事に場所を提供したのか。2011年4月に世界フィギュアスケート選手権大会で、なぜ日本ロッテはあえてキム・ヨナ選手のライバル浅田真央を後援したのか。全て単純なエピソードに過ぎないかもしれないが疑いを抱かせるようにロッテがむしろを敷いた。ひょっとしてロッテのオーナーたちの精神は、日本に根っこを置いているのではないかという疑いだ。後代に行くほど、このような疑いはより大きくなるだろう。さらに辛東彬会長の子供は祖父母4人のうち3人が日本人だ。

こうした疑いを晴らす道は、韓国と日本ロッテの連結の輪を断ち切ることだ。「ロッテは韓国企業だ」と言いながら、ことが起こるたびに日本の株主をなだめるために東奔西走する姿は見苦しい。辛格浩総括会長に求める。これ以上、尻尾が胴を揺さぶってはいけないと。韓国の売り上げが95%に達しているように、オーナーたちの精神も韓国に置かなければならないと。

キム・ジュンヒョン経済部門記者


 なんだかひどい言われようですね。だからわたし、ネトウヨを自称していますが在日にはストレートな反感を抱きにくいのです。在日に対する韓国本土の差別はひどいものがあると言われていますが、このコラムからもなんとなくその匂いを感じます。

 キム・ジュンヒョン氏のこのコラムは、論旨展開も韓国人らしさに満ちています。
 「企業の国籍を問い詰めるのは意味がない」と宣言しておきながら、「それでもあえて問い詰めようとするなら」と仮定の話を装い、「疑いを持つのは仕方がない」「疑念を抱かせる原因はロッテにある」と責任転嫁しつつネチネチと無茶な因縁をふっかけ、結論は「韓国と日本ロッテの連結の輪を断ち切れ」「オーナーたちは精神を韓国に置け」と差し出口。ほんと、韓国メディアって卑怯かつ陰湿ですね。

 そりゃ、日本人だって相手の主張を受け入れるふりをしながら反対意見を主張するというレトリックを使うことはありますよ。「確かに●●という面はあるが、自分は■■だと思う」みたいな。でもこれは相手を頭ごなしに否定しないための配慮です。
 けれど、キム・ジュンヒョン氏のコラムのレトリックは明らかに自己保身が目的です。「余計なお世話だとは分かってるけど、感情が許さないんだからしょうがない」という言い訳&誤魔化しです。そしてその根底には、「すべて日本が悪い、だから我々は悪くない」という絶対の価値観=甘えがあります。

 いまどきのグローバル企業なら、コンパクトな持株会社が外国の現地法人をコントロールするなんてことはあたりまえです。もしロッテのオーナーが在日韓国人でなく在米韓国人だったら、こんなコラムが書かれることはなかったでしょう。
 それに、ロッテの企業活動と領土問題との間に何の関係があるんですか? もしかしてロッテが「島根県限定☆竹島チョコレート」とか販売するのを恐れてるんですか?

 日本人の大部分にとっては、法人税などをきちんと払い、日本の法律にきちんと従ってくれてさえいれば、その国の国籍がどこにあるのかなんか興味ありません。わたしも嫌韓ネトウヨになってから初めてロッテのオーナーが在日コリアンであることを知ってちょっとがっかりしましたし、ロッテホテルが自衛隊の式典をドタキャンしたときはムカつきましたけど、「ああ、そういう企業なんだな」と思うだけで、それ以上ロッテを責め立てる気にはなりません。せいぜいガムやチョコを買うときには他メーカーという選択肢もないかをさりげなくチェックするくらいのものです。
 でも、韓国の皆さんはそうじゃないんですね。日本コンプレックスと財閥コンプレックスが相乗効果を発揮して、一企業のお家騒動が民族のアイデンティティに直結してしまう。国内大手の新聞が、愛国を盾に企業家の精神的内面にまでドカドカと踏み込んでくる国なのです。

 「会長は戦犯容疑者と懇意だった!」「アベと会談した!」「なぜ浅田真央を後援した!」「独島問題ではどっちを応援するんだ!」…これじゃフジテレビやイオンに粘着する日本のネトウヨとおんなじじゃないですか。
 中央日報だってこれまでさんざん「経済・安保問題を歴史問題から切り離し、文化交流を強化しながら冷静にツートラック戦略で日韓協力を推進すべき」とか言ってたくせに。自分たちで言い出したことを自分たちでぶっ壊すお国柄、どうにかなりませんかね。

「経済と政治は別だ」と唱えるその口で一企業の経営活動に口を挟み、愛国の踏み絵を踏ませようとする。
「安保協力と歴史問題は別だ」と唱えるその口で日本の集団的自衛権行使容認に反対し、自衛隊旗を排斥する。
「文化交流と歴史問題は別だ」と唱えるその口で世界遺産登録の邪魔をする。

 発言と行動がまったく一致していません。これほど支離滅裂な鍋根性の国が用日論を口にするなんて、いったい何の冗談なんだという感じです。

 彼らの行動に一貫しているのは、民族感情が最優先であること、それを軌道修正するのは自国が明らかに経済的・政治的・軍事的ダメージを受ける恐れが生じた場合だけであること。
 こんな国にこれ以上甘い顔を見せたらどうなるか、常識的に分かりそうなものですが。ねえ岡田さん。

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あのドヤ顔弁護士が日本大使館に突入、門前払い

 「天皇ヒロヒトをあの世から呼び出して法廷に立たせる」という名文句で一躍脚光を浴びたあのキム・ヒョンジン弁護士が、在米日本大使館に訴状を届けにいって門前払いを食らったそうです。以下、機械翻訳を適当に読みやすくアレンジして引用します(強調および【】は引用者)。

http://m.newsfund.media.daum.net/episode/1206

慰安婦たち最後の裁判
6話。安倍告訴状を持って日本大使館に行く
キム・ヒョンジン 2015.7.31

日本は正々堂々と出ろ


 昨日、アメリカの首都ワシントンにいる日本大使館に行きました。去る7月14日に提起された訴状を伝達するためです。
 きれいに整理されたワシントン外交家【←街?】にあたかも城郭のように位置した日本大使館の前で勢いよくはためく大きな日章旗を見て複雑な思いがこみあげました。
 入口に入ると、警備責任者が何の用かと尋ねてきました。 日本軍慰安婦被害者おばあさんがアメリカ、カリフォルニア州で提起した訴訟の訴状を伝達しにきたと伝えました。 相手は「待て」と言い残し、中に入ってどこかに連絡をしたようでした。
 しばらくして下手な英語の日本人男が出てきて、また「何かご用か」と尋ねるので、「日本の前王ヒロヒト、現王アキヒト、日本政府、岸信介前総理、現総理安倍晋三前【←?】に発行されたアメリカ裁判所の訴状を持ってきたと伝えました。 すると彼は突然、自分は外交官ではなくてただの警備会社の職員だから、あなたの名刺をくれと言いました。わたしの名刺を持って中に行き、しばらくして再び現れた彼の冷静な返事は、訴訟書類は絶対に受け取ることができないというものでした。大使館だけでなく、ニューヨークにある三菱も、ニュージャージーのNYKもすべて、訴状の受け取りを拒否しました。



掌で空を隠すことはできない


 けれど、被告たちがアメリカの裁判所によって発給された訴状の受付をいつまでも拒否することは不可能です。
 私はすでにアメリカの法律の規定に基づき、他の方式を通じて訴状を伝達することにしています。 過去に慰安婦被害者のおばあさんが我が国の裁判所で提起した訴訟では、日本は堂々と無視しましたが、アメリカではそんなわけにはいかないでしょう。
 もし日本がいつまでも訴訟に応じなければ彼らは敗訴することになり、その場合、今回の訴訟の原告である被害者のおばあさんはアメリカ国内にある日本政府と企業の財産を差し押さえることができます。

日本は広場に出てきなさい


 数日前に、日本の政府与党である自民党の特別委員会は、一昨日慰安婦動員の強制性を否認する報告書を出しました。 安倍総理は「(報告書内容を)確かに受け入れる」という立場を明らかにしたといいます。
 自民党と総理が本当にそのように考えるなら、自分たちだけで主張するのでなく、公正な法廷に出てきて証拠を提出し、論争を通じて真実を明らかにしなければなりません。
 日本は独島に対して領有権を主張し、この問題を国際司法裁判所に提訴するなどというとんでもない主張をしたことがあります。
 日本は独島問題に対しては国際法を云々するのに、日本軍慰安婦の問題になると国際法廷で扱うことを拒否します。今回の訴訟でも、日本は法廷で論理と証拠により真実を明らかにするよりも、再びアメリカ政府が自分たちの肩を持って訴訟を却下することを期待するでしょう。
 果たしてアメリカ政府は2000年訴訟の時のように、また日本側に立って日本軍慰安婦問題は'特別な外交問題'であるから扱わないでほしいと自国の裁判所に要求するでしょうか?

日本は短慮を捨てるべき


 今回の訴訟の核心は、かつての日帝強制占領期間に日本が韓半島で組織的に行った多くの悪行に対して、今の日本がどのような考えを持っているのかを明らかにすることだと考えます。
 日本が"過去に私たちは大きな過ちを犯したが、韓日協定で賠償は終わった"と主張するのと、"私たちは何の誤りもしなかったので謝ることも賠償することもない"と主張するのとでは、認識に大きな差があります。
 日本は、当時の政府は慰安婦を強制動員しなかったと主張し、おばあさんをいわゆる"自発的売春婦"と決めつけようとしています。けれど、このように主張すること自体がさらに大きな法的問題を呼び起こしているということを理解していないようです。
 日本の政府と言論、右翼団体が口をそろえて韓国のおばあさんは売春婦だと主張するのは、アメリカ法によれば明白な名誉毀損罪に該当し、民刑事上の処罰を受けることになるとは考えられなかったようです。 他人を売春婦と公言し、何の証拠も提示できなければ、厳重な処罰は当然でしょう。



私たちの団結力が必要だ


 私はワシントンで今回の訴訟に対する記者会見を開きました。 その場で私は、日本政府はこれ以上真実を隠したり歪曲したりせず、堂々と法廷でこの問題の是非を明らかにしようと促しました。
 私はさらに、この問題は日本が20世紀初期に犯した罪悪だけでなく、日本の歴史全体と日本人の国民性に対する世界の人々の怒りと非難を起こす契機になりうると語りました。
 私は明確に知っています。 私たちがたとえ日本より力が弱くても、私たちが同意を集めて努力すれば真実は明確に明らかになるでしょう。 韓国人がこのように憤激する問題に対しては、アメリカ政府も前回のように一方的に日本の言い分ばかり聞き入れることはないはずです。



 訴えられた側の対応は大使館も企業もみな同じ。日本側は一応、ちゃんと連携して対処できてるみたいですね。
 この弁護士さんの言い分は中央日報のインタビュー記事に詳しいですが、ほんと、主張が欲張りすぎなうえに論理が自己中すぎて、ほとんど支離滅裂です。日本を懲らしめたいという熱意と使命感だけは伝わってきますが、懲罰と嫌がらせの区別もついてない感じ。

 慰安婦問題に関し、日本政府は道義的責任は認めて何度も謝罪し、アジア女性基金を通じて事実上の賠償も行っています。ですから赤字部分に関しては、日本の立場は明らかに前者です(支払いの名目はあくまで経済協力金とか"償い金"ですし、認めた「過ち」の中身は韓国側の要求と違いますが)。そんなことも知らずにこんな騒ぎを起こしているんでしょうか。
 慰安婦を売春婦と呼ぶこと自体が名誉毀損だという主張のようですが、被告とされている天皇や首相や企業が、公の場で慰安婦のことを売春婦呼ばわりしたことはないはずです。せいぜい産経くらいじゃないですかね。
 わたし個人の見解としては、売春婦というのは職業名ですから、その職に就く際の当人の意志がどうあれ、性行為の対価として金銭を受け取り、それを主たる生業とした人はすべからく売春婦でしょう。実際、最初に慰安婦として名乗りを上げた金学順さんはキーセン学校を卒業して日本軍慰安婦になったわけで、彼女を売春婦でないというほうが無理というものです。
 問題は彼女らが売春婦だったか否かではなく、彼女ら売春婦に対して当時の法に違反するような人権侵害があったか否か、その責任の所在はどこか、のはずですが。呼び名が差別的だというのなら、慰安婦おばあさんたちを性奴隷呼ばわりする方がよっぽどひどいと思いますがね。

 今回の原告であるユ・ヒナム(柳喜男)さんと匿名さんの二人がどのような経緯で慰安婦になったかは謎に包まれているようですが、いずれ裁判で明らかになるのでしょう。ちなみに匿名の方の方はすでにお亡くなりになっているようです(中央日報)。

>私はさらに、この問題は日本が20世紀初期に犯した罪悪だけでなく、日本の歴史全体と日本人の国民性に対する世界の人々の怒りと非難を起こす契機になりうると語りました。

 これこそ、イアンフガーを叫ぶ韓国人の皆さんのホンネだろうと思います。彼らが目指しているのは日本という国および日本人という国民(民族)そのものの否定であり、慰安婦問題はその手段に過ぎない。だから歴代総理の謝罪やアジア女性基金を黙殺し、ネトウヨや一部のタカ派政治家の発言ばかりをあげつらう。日本を否定するには天皇を毀損するのが一番効率的であることを、キム・ヒョンジン氏――というか韓国人の皆さんはよく知っているのです。

>もし日本がいつまでも訴訟に応じなければ彼らは敗訴することになり、その場合、今回の訴訟の原告である被害者のおばあさんはアメリカ国内にある日本政府と企業の財産を差し押さえることができます。

 これが本当かどうかわたしにはわかりませんが、こんなくだらない訴訟につきあうこと自体が日本にとっては損害だよなと思う一方、正々堂々と法廷で白黒つけてほしいと期待する気持ちもあります。
 どうせ訴えるなら、櫻井よしこ氏や秦郁彦氏も被告に加えて欲しかったw

 それにしても、キム・ヒョンジン氏は自分のやっていることが日米韓の三カ国すべての不利益になるということを理解しているんでしょうか。ほんと、中国か北朝鮮の工作員としか思えませんね。

テーマ : 従軍慰安婦性奴隷制問題
ジャンル : 政治・経済

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