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ダイバーシティ・令

 新元号「令和」、クールな響きでいいと思います。

 「令」は「命令」で上から目線のイメージだと口をとがらせている人たちも一定数いるようですが、一つの漢字がいろんな意味=多義性を持つ場合が多々あることは常識です。今回は出典が明示されており、現代でも「令」がよい意味で使われる例は巷にあふれているのですから、安易な先入観を根拠に「令」叩きをする人は、自分の了見の狭さを自白しているようなものです。

2019/4/2 J-CASTニュース
モーニングショーでは「令和」の「令」に批判ばっかり 「命令」「逮捕令状」「巧言令色」...と
https://www.j-cast.com/tv/2019/04/02354191.html

 事前の予想が外れてフラストレーションのやり場に困っていたのかもしれませんが、この番組のコメンテーターさんたちの発言は「国家安康」レベルの難癖というか、呪詛に近いものを感じました。
 「巧言令色鮮し仁」(言葉巧みで愛想のよい人は不誠実である)という言葉を引いて「令」バッシングしていた東大教授がいましたが、その理屈でいえば「巧」もよくないイメージということになりますね。ましてや「鮮」なんてもってのほかw
 ていうか、「外面と内面は一致しない」という意味の警句を使って字面(=外面)を批判するのはナンセンスじゃないでしょうか。

 元号の問題に限らず、自分の認識に固執して表面にばかり噛みつく人はなくなりませんね。
 発言者の意図や文脈を無視し、わずかな言葉尻をとらえて差別や失言と決めつけたり。
 中味も読まずにタイトルだけ見て「嫌韓本」と決めつけたり。

 そういう人たちがもし「人を見た目で決めつけるな」とか「ダイバーシティ社会の実現を」とか言ってるのを見たら、鼻で笑ってあげたいと思います。漢字の多義性すら認められないような石頭で、価値観の多様性を容認できるんですか、と。

 文化は生き物。字の持つイメージだってつねに変化するものです。
 これから生まれてくる赤ちゃんの名前で令の字が大人気になるのは確実ですし、親や本人たちは名前の漢字を伝える際に、「命令のレイ」でも「令状のレイ」でも「令色のレイ」でもなく、「令和のレイ」と説明するでしょう。
 それまでの一般的なイメージがどうであろうと、元号に初採用されたことで、「令」は日本の新時代を象徴する字となることを運命づけられたのです。かつて「21」という数字が未来を象徴する記号としてもてはやされたのと同じように。

 メディアで訳知り顔に「令」批判している人たちは、そういう数歩先の未来を想像したうえで発言しているんでしょうか。10年先、20年先もおなじ主張を続ける信念があるんでしょうか。

 ま、こうして日本国民が新元号にハシャいだりボヤいたりできるのも、今上天皇が譲位という「前例破り」をしてくれたからこそ。高い位置から広く遠く見通せる者が行った決断、よい意味での「上から目線」のおかげなのだと思います。
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テーマ : 報道・マスコミ
ジャンル : 政治・経済

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