【日韓世論調査分析】旭日ヘイトが「ツートラック」をブチ壊す

 韓国人の旭日旗アレルギーが危険なのは、対象が軍旗(隊旗)であるだけに、日韓の軍事対立を助長させかねないという点です。
 2011年1月以降の韓国人にとって、旭日旗を手放さない自衛隊は、侵略戦争を諦めない日本の野望そのものです。現実がどうかはさておき、日本が軍国主義であるということにしないと、これまで自分たちが世界中で騒ぎ立ててきた旭日旗排斥キャンペーンの正当性が崩れてしまうからです。

 2011年1月の奇誠庸事件以降、韓国世論は日本を敵性国家と認定しました。
 韓国人の敵意(穏便に言えば反感)は、5月28日に公表された日本の言論NPOと韓国のEAIが共同で行った「第3回日韓世論調査」の結果にも明確に現れています。
 この調査が始まったのが2013年からというのがとても残念ですが、それでも、グラフからは韓国人が妄想的日本観を年々ふくらませていることがみてとれます。
第1回 http://www.genron-npo.net/world/genre/cat212/post-229.html
第3回 http://www.genron-npo.net/world/genre/cat212/post-358.html

韓国世論から見た、日本の社会・政治体制(~主義)

日韓国民世論共同調査_相手の主義by韓国

 韓国世論から見た日本のイメージは、「軍国主義」「覇権主義」「大国主義」といった、いかにも戦前の大日本帝国を連想させるものが軒並み上昇しています。とくに「覇権主義」の伸び率は眼を見張るものがあります。逆にいえば、それ以前の韓国人は、いかに日本に対して無警戒だったかがよく分かります。

 軍事的脅威を感じる国を尋ねた項目でも、周辺国の中で日本は唯一右肩上がり。それに反比例して、反日仲間である中国への警戒感はぐんぐん下がっています。

韓国世論が軍事的脅威と感じる国

日韓国民世論共同調査_軍事的脅威by韓国

   ◇  ◇

 一方で、韓国に対する日本世論の不信感も高まっています。

日本世論から見た、韓国の社会・政治体制(~主義)

日韓国民世論共同調査_相手の主義by日本

 「韓国は『国家主義』/『民族主義』である」という回答が伸び続け、反対に「平和主義」「民主主義」ついでに「資本主義」はだだ下がり。韓国を評する場合に「我が国と価値を共有する」という表現を日本政府が使わなくなったのは、きちんと民意を反映した結果だったと言えます。

 どの国を軍事的脅威と感じるかについても、日本の回答は韓国とは大きな違いを見せました。

日本世論が軍事的脅威と感じる国

日韓国民世論共同調査_軍事的脅威by日本

 日本世論にとって韓国はほとんど眼中になく、中国への警戒感が上昇傾向。嫌韓の反動か北朝鮮への反感は微減を続けており、中国と北朝鮮の差はどんどん縮まっています。また、ウクライナ情勢で強権(狂犬?)ぶりを発揮したロシアへの視線も厳しくなっていますね。
 

 そして、日韓関係の最大のネックである歴史問題をどうするべきかの質問に対しては、「両国関係改善のために解決しなければならない」という回答が韓国で半数以上を占めたのに対し、日本側は3割にも達しません。逆にいえば、7割以上の日本人が「いまムリに解決しようとする必要はない」と考えているということです。↓

歴史問題に関する日韓両国民の認識

日韓国民世論共同調査_歴史問題の解決2015※回答項目は要約したものです

 「解決に向けた努力」というのは、韓国人にとっては「日本を屈服させられるようにもっと反日を頑張る」ことにほかなりません。韓国人がゴリ押しすればするほど、日本人は冷めていくという悪循環(嫌韓派にとっては好循環)ができあがっています。

 その大きな歯車の一つが旭日旗問題です。この問題と比べれば、他の歴史問題はまだ収束の道筋が残されています。例えば、
靖国問題=日本の首相が自粛すればいいだけ。
慰安婦問題=元慰安婦が全員亡くなればいいだけ。最悪の場合、2012年の佐々江案で手を打つという和解法もないわけではない。
東海問題=基本的にはたまに開かれる国際会議が主戦場なので、韓国政府がコントロールできる。
 
 これらに対して、自衛隊の旭日旗が他の旗に変わるなんてことは、内閣がよほどの吉外政党に乗っ取られない限りあり得ません。「色だけ変えます」「条線の数を変えます」なんて折衷的和解案もありえません。
 いくら韓国人が騒いでも、むしろ日本人の愛国心を呼び覚まし反発を生む結果になるでしょう。わたしのように。

 日本が譲らなくても韓国が譲ればいいわけですが、そんなことはなおさらムリでしょう。韓国にとって、旭日への反旗を下ろすことは日本の軍国主義を全肯定すること。「被害者様」という地位をみずから手放すこと。これまでの自分たちの主張が間違いだったことを認め、日本に屈服することを意味します。
 旭日旗に見て見ぬふりをしたのが同胞にバレたら親日派認定されてしまいますから、韓国人たちだって必死です。旭日バッシングはエスカレートこそすれ、もはや下火になることはあり得ないんじゃないでしょうか。

   ◇  ◇

 現在の韓国政府は歴史問題と安保・経済問題を切り離して実利を得る「ツートラック」戦略を取ろうとしているそうですが、たぶん成功しないでしょう。いろいろ理由はありますが、韓国人が旭日旗への敵意を捨てられない限り、彼らが歴史と安保を切り離すことは不可能だからです。

 それにしても、奇誠庸はとんでもないことをしてくれましたね。たった一人のツイートがここまで大きな問題になろうとは。まあ、後先考えずに反日ネタに飛びつく国民性の責任ですけど。

 韓国人が旭日旗バッシングを捨てられる日が来るとしたら、いつになるでしょうか。たぶん第二次朝鮮戦争が勃発して、日本の軍事支援がないと国が滅びちゃう! くらいの瀬戸際に追い詰められない限り、ムリなんじゃないかと思います。
 ま、その頃の日本人は今よりさらに韓国嫌いになっている可能性が高いですから、たとえ支援を求められても「貴国がどうなろうと我が国の存立には影響しない」という理由でお断りさせていただくかもしれませんし。わたしがその時の首相なら、日本の米軍基地からヒコーキが半島に向けて飛び立つのすら認めないかもなー。
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