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空気を読めずに感染拡大&外交失敗

 MERS騒動で朴槿恵大統領が訪米延期を決めたとのこと。無様ですが、ある意味賢明な判断じゃないかと思います。なにせ、彼女が国外に出るとろくなことがない、というジンクスが出来上がっちゃってますからね。
 4月の中南米歴訪中には安倍首相と習近平主席が会談するわ李完九首相が辞任表明するわ。3月の中東歴訪中にはリッパート米大使が斬られるわ。そういえば2013年の訪米では側近が性犯罪やらかしてましたっけ。
 それにしても、大して感染力もないはずの夏風邪を封じることができずに外交日程をキャンセルするなんて、つくづく無様ですよね。しかも今回の訪米は大した必要性もないのに韓国側が要請したものだったとのこと→シンシアリーのブログ。アメリカさんは肩をすくめて苦笑いしていることでしょう。

 朴大統領の訪米目的については、日本国内では「安倍の米議会演説を阻止して米国との親密ぶりをアピールして凱旋するつもりだったのが、ただの敗戦処理になった」と指摘する韓国ウォッチャーもいます→楽観Web
 その敗戦処理すらできなくなったなんて、ああかわいそー。

 青瓦台の思惑はよくわかりませんが、4月の安倍、9月の習近平という訪米スケジュールの間に朴槿恵をねじこんで韓米同盟を強化せねば、という思惑があったことは確かでしょう。オバマに「アベなんか見ずにこっちを向いて!」と媚を売り、「キンペー様との仲は誤解よ、あっちが勝手に色目を使ってきてるだけなのよ!」と言い訳するのが主目的だったんでしょう。それをうかがわせるのが朝鮮日報の記事。

2015年6月10日 朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/06/10/2015061000646.html

朴大統領訪米:「血盟」強調で日本との違いをアピール

 中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)問題のため、14日から予定されている朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の訪米スケジュールをめぐって韓国政府が頭を悩ませる中、今回の訪米時に「韓米の血盟関係」を浮き彫りにする案を有力に検討中だと伝えられている。

 韓国政府の消息筋は9日「日本は敵として米国と戦ったが、韓国は6・25(朝鮮戦争)やベトナム戦争で米国と共に血を流して戦った仲。これを浮き彫りにするさまざまな行事を準備している」と語った。今年4月の安倍晋三首相訪米時の歓待と朴大統領の今回の訪米を比較する一部の見方と関連し、「血盟」をキーワードに、日本とは違うということを強調したいというわけだ。

 消息筋によると、韓米は、米国内の6・25、ベトナム戦争参戦者を招いて共に友情を確かめ合う行事を開催する予定だ。また、米国政府がワシントンのナショナルモールに作ったベトナム戦争戦没者慰霊碑の教育センターに韓国政府から寄付金を贈り、6・25関連の内容を含める案も推進しているという。韓国政府の関係者は「今回の訪米時に韓米同盟をアップグレードし、新たな地平を開くきっかけを作ろうという声が多い」と語った。

イム・ミンヒョク記者


 いやあ、韓国らしい。
 事大主義が骨まで染みこんでいる彼らにとって、「ウリナラは宗主国様の第一の子分!」というのが最大のプライド。その地位を日本なんかに盗られたくない、でも大した手土産も用意できない――だからいつものごとく歴史を持ちだして差別化を図ろうという作戦ですね。
 でもそれ、完全に逆効果だと思いますよ。
 朝鮮戦争は「ともに戦った」というより韓国が連合国に一方的に守ってもらった戦争です。それをいまさら持ち出せば、アメリカ様から「我々は血を流してオマエを北朝鮮や中国から守ってやったのに、その恩を忘れたのか」「忘れたのでなければ素直にTHAADを受け入れたらどうだ」と切り返されるのがオチ。
 ベトナム戦争なんか、米国が国際世論からバッシングされた事実上の負け戦だったじゃないですか。軍がレイプやら虐殺やらをしでかした韓国にとっても、本来なら苦い古傷のはず。しかもアメリカとベトナムはいま、南シナ海でジャイアニズムを発揮している中国に対抗するため協力関係を築こうとしている最中です。そんなタイミングでベトナム戦争の話を持ち出そうなんて、ほんと韓国って空気を読めない国ですね。

 こういう「空気の読めなさ」は、彼らが「反省」というものを知らないところから来ているのだと思います。都合の悪い過去はなかったことにする。なかったことにできないものは他人(外国)のせいにする。他人のせいにできないものは、責任を身内の誰かにおしつけて、そいつを切り捨てることで自分だけは保身を図る。
 そういうことばっかりやってるから、韓国はいつも内外・官民を問わず失敗続きなんじゃないですかね。
 「自分たちにも落ち度があった。失敗を未来への大切な教訓にしていきたい」―そういう態度と行動があれば、事故や疫病に対する危機管理体制だってきちんと構築できるはずだし、政治だってもう少し安定するだろうし、日本だって今よりは態度を軟化させるはずです。
 …でも、できないんでしょうね。韓国人にとって落ち度を認めることはみずからの道徳的劣位を認めること。相手の奴隷になるのと同じこと。

6月9日朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/06/09/2015060900908.html

「日本の対米外交への過剰反応、米国に疲労感招く」

 歴史問題をめぐる日本政府の対米外交に対し、一つ一つ敏感に反応すれば逆効果を生みかねないとの指摘が示された。

 韓国国立外交院・外交安保研究所のキム・テファン教授は8日「日本の対米公共外交と韓国の知識外交対応策」と題する報告書で「ワシントンで繰り広げられている日本の積極的な外交に対し、事案ごとに即自的に対応すれば、むしろ逆効果になりかねない」と指摘した。マスコミや現地の人々には韓日が泥仕合を演じているように映るため、韓日の歴史対立に対する「疲労感」が人々の間に広がり、深まるという弊害を招く恐れがあると分析している。

 キム教授は「慰安婦をはじめとする歴史問題において、韓国は日本よりも道徳的優位に立っているが、ハードパワー的な国家利益が関わるときは必ずしも道徳的優位が外交的優位を決定するとはいえない」と説明した。

 また「韓米同盟、南北統一、歴史問題、韓中関係などさまざまなイシューについて、専門性のある機関が米国の政府、議会、専門家、マスコミ、大学生、一般国民、在米韓国人などの対象ごとにふさわしいプログラムを開発し(知識外交を)展開すべきだ」と助言した。


 このように、ときどき論調がしおらしくなる朝鮮日報ですが、たぶん彼らは根っこのところではまったく反省してません。自分たちの「道徳的優位」を微塵も疑っていないし、政府や国会がユネスコを舞台に新たな「反日泥仕合」に突き進んでいることはまったく問題視していません。セウォル号のときも今回のMERSでも、しょっちゅう「ウリナラは後進国…!」「日本を見習わねば…!」といってるくせに、歴史認識では自分たちの「正しさ」を信じてまったく疑問を抱かない。そういういびつな思考回路がもっとも「後進国」たるゆえんなんですけどねえ。

 朴槿恵さんの訪米が予定通りに実現していれば、韓国がどの程度反省しているのかそれともしていないのか、ある程度明らかになったと思うんですが、残念なことです。
 新しい訪米日程はいつになるんでしょうか。いずれにせよ、遅れれば遅れるほど情勢は難しくなります。南&東シナ海での中国vs日米の対立はますます激化するだろうし、70年談話や世界遺産をめぐって日韓双方の国民感情はますます悪化するだろうし。かといってめぼしい手土産があるわけでもなし。
 そういう逆境でも果敢に「ニホンガー」をやらかすのが、大統領が国民から託された「道徳性」ですから、きっと朴槿恵さんはわれわれの期待に応えてくれるでしょう。大統領が道徳性を失えば、スケープゴートとしてすべての責任を押し付けられて血祭りになる以外、道はありませんからね。
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テーマ : 韓国について
ジャンル : 政治・経済

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