朝鮮日報「ウリナラは小ずるい腐敗国家だけど道徳だけは日本に勝ってる」
6月23日 朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/06/23/2015062301153.html
【コラム】朴大統領の「正常化」決断、日本はどう見るか
韓日関係の行き詰まりは、今や論理や理性、妥協や譲歩などの理にかなったやり方で解決できる段階を超えた。日本の植民侵略や慰安婦問題について、内外から多数の問題提起があったにもかかわらず、日本の安倍政権は目と耳を閉ざして「われ関せず」を決め込み、韓国は日本のこうした傍若無人な態度に次第に疲れつつある。その間、韓日関係は、経済はもちろん民間レベルでも冷え込んでしまった。
日本人の目からは、傍若無人な韓国を理性的な日本があやす、という構図が過去50年間の日韓関係だったように思いますがね。いつまでも止まない夜泣きにすっかりゲンナリですけど、韓国も疲れてくれたのなら何よりです。中国からおっぱいもらって寝てください。
日本は、韓日関係の行き詰まりを意図的に長引かせようとしているようだ。どちらにしても自分たちは損をしないとみているのだ。そしてこの機会に「韓国に思い知らせよう」「韓国の気をくじこう」という意図がはっきり表れている。加えて、中国の膨張主義で北東アジア情勢が再編されていく中、日本の強力な存在感と防衛上の立場が相対的に浮き彫りになっている点を、最大限利用している。こうした状況だからこそ、韓国が提起してきた歴史認識、植民戦争、慰安婦問題などに縛られてはいられず、さらにはこの機会にこうした「恥ずべき」過去の問題に終止符を打ちたいという戦略も働いているのだろう。
なんか悪意に満ちた表現ですが、おおむね正しい見解じゃないですかね。日本はべつに日韓関係の悪化を長引かせようとしているわけではありませんが、韓国を無視し、中国の脅威を利用して「普通の国」になろうとしていることは確かでしょう。
ならば韓国は、どのような選択をすべきなのか。韓日問題に関する限り、世論調査には責任がない。世論には、難詰と鬱憤(うっぷん)と憤怒があるだけで、解決策はない。世論の一段階上に国論というものがあるが、国論であれば万事都合よく進むだろうか。世論は民間レベルの意見だが、国論は、これに指導者層の考えを載せたにすぎない。現体制において、官僚には創意がない。魂がないという声まで聞かれる。政治家は結局、票にすがる票のとりこだ。世論や国論は正しいが、常に従うべきものではない。
感情的な世論や議員の言うことに振り回されることなく、朴槿恵大統領は日本との正常化を進めるべきだという主張です。
人々は、自強論を掲げている。しかし韓国は、日本と中国の間で生き残るために、どれほど多くの自強をせねばならず、またすることができるのか。自強はまた別の形式論理にすぎない。福祉万能主義に陥って財布がすっかり空になった国。賄賂をもらうあてがないので、武器を買ってくるときにカネをせびる腐った軍人。自国を守る海軍基地一つ作れないようにする従北(北朝鮮に追従する)左派。自国に駐屯する外国軍の駐屯費すら出したくないという反対者が広く存在する国。そんな国が果たしてどういう自強を、どれだけできるのか、聞いてみたい。今、韓国人が暮らしていけるのは、うまく相手を選んでコネをつくり、周辺国との関係では時にはずるがしこいほど機会主義的、かつ臨機応変に対処しているからだ。それが「韓国生き残り」の核心だ。
韓国国内のダメダメっぷりはよく理解していらっしゃるようですが、機会主義外交を「生き残りの核心」と誇らしげに語るのはいかがなものか。それって要するに姑息な日和見主義ですよね。
李氏朝鮮時代からの伝統ですけど、複数の大国に媚びてうまく立ち回ろうとするコウモリ外交が日清・日露戦争そして日韓併合につながり、現在では日米の不信を招いて孤立感を深める結果になったんじゃありませんか。
韓国は日本に対し、歴史認識で、真実の面で、名分の点で、「甲」だ(「訳注:相手〈乙〉=日本=に対して強い立場にあること)。しかし、日本は韓国に対し、経済力で、現実の外交で、外交力の点で優勢だ。真実と名分は、国際社会の現実においては常に「甲」というわけではない。
うーん、ちょっと理解できないな。金大中さんは韓国が腐敗まみれでずるがしこい国であることを認めているくせに、どうして低モラルな自国が日本との歴史問題や「真実」「名分」に関してだけは無条件に"甲"になれると信じているんでしょうか。
日本人は自分勝手でずるいヤツが大嫌いです。そんな国の言うことはたとえ正しくても耳を貸したくありません。
しかも韓国の歴史観は明らかに歪んでいます。韓国が過去を都合よく捻じ曲げ、巧みに被害者を装うことで責任逃れしていることを、わたしを含む多くの日本人が知るようになりました。歴史教科書でも、韓国の教科書は日本のものよりずっと民族主義的偏向があることは国際常識になっています。
「ウリナラは日本に対して道徳的に甲である」という民族的自尊心は、「日本は道徳的に劣っている」という差別意識と表裏一体です。
韓国は日本にさまざまな要求を突きつけることで自尊心を満たしてきました。日本が要求に応じればウリナラの優等性が証明されたことになり、日本が拒否すればチョッパリの劣等性が証明されたことになるのですから、こんなに便利なオナニーネタはありません。
最近は思うような快感が得られずシコり疲れのようですが。
朴大統領が、現実の争点を越えて正常化の道を決断するとき、日本はどのような反応を示すだろうか。「そりゃそうだろうな」と会心の笑みを浮かべるだろうか、あるいは「韓国を決して軽く見るべきではないな」と言うだろうか。
たとえば、知韓宣言のみずきさんなんかはたぶん「軽く見るな」派でしょうね。ただし日本の嫌韓派が一番警戒しているのは韓国ではなく、安易に韓国と融和したがる国内の親韓勢力です。
金大中さんのこのコラムは、昨今の韓国メディアが主張している典型的な用日論の一つに過ぎません。「日本は悪どい国だがそれをうまく利用するのが韓国の賢さだ」なんて平気で言う国と上っ面だけ仲良くしたって、それは「正常化」とは言いません。未来志向の関係を築くなら、甲とか乙とかそういうことを言うのはやめましょうって言ってるんです。
でも、そんな関係はどうせ無理だというのがわれわれ嫌韓ネトウヨの共通認識です。
そもそも、金大中さんが言うように韓国の核心が機会主義であるとすれば、別の機会が来れば韓国の態度はまたコロリと変わる可能性が高いってことですよね? いまは感情より実利を優先するけど、いずれ経済や外交でも甲の立場を勝ち取って心置きなく日本を圧迫してやろうと思ってるんでしょ?
こういう用日論を日本語サイトに恥ずかしげもなく掲載してること自体、日本を蔑視してる証拠ですよ。フザケンナ。
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