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信毎「11法案をまとめて審議なんて乱暴だ!どうせ全部反対だけど」

2015年9月17日 信濃毎日新聞社説

特別委採決 「良識の府」の名が泣く

・・・
 強行採決の色合いを薄めようと与党は、次世代の党など3野党と修正協議で合意した。自衛隊派遣の歯止め策として国会関与の強化を担保する閣議決定や法案の付帯決議を行うというものだ。
 憲法に反するという問題の本質は変わらない。3野党の修正案はもともと与党を助けるためのものだったのだろう。

PKOも審議不足

 11本の法案を二つにまとめただけに積み残された論点は多い。目を向けたい一つが、国連平和維持活動(PKO)など国際貢献に関わる任務拡大だ。
・・・
 法案は自衛隊の任務に治安維持活動を加えた。住民保護のための巡回、検問といった活動だ。「任務遂行のための武器使用」も認めている。離れた場所で武装集団に襲われた他国部隊や国連要因らを現場に出向いて助ける「駆け付け警護」もできる。
 活動の危険度が高まり、武器使用の現実味を増す。
 「国際連携平和安全活動」という枠組みを設け、国連が統括しない活動にも参加可能にする。かつてのイラク復興支援特別措置法のようなケースが念頭にある、
 本来、これだけでも一国会以上かけて議論すべきものである。集団的自衛権や後方支援とひとくくりに扱ったのでは、審議を尽くせるはずがない。
・・・
 法案には、紛争地で活動する非政府組織(NGO)も危機感を示している。
 日本国際ボランティアセンター(東京)スーダン事務所現地代表の今井高樹さんは先週、都内での集会で「襲撃してくる集団には武装した住民もいる。そういう人に銃を向ければ、日本への反感が高まるだけではないか」と、駆け付け警護に疑問を呈した。
・・・
 国際貢献を強めるにしても、なぜ武器使用を前提とした任務の拡大なのか。日本がPKOに参加して20年余、自衛隊は一発も銃弾を放たず傷つけることも傷つくこともなかった。それが日本への評価にもつながってきたはずだ。
 威嚇射撃であっても発泡すれば相手からの反撃が見込まれる。武器使用が日本への憎悪や敵意を生めば、かえって国民を危険にさらす。人道復興支援活動にもマイナスになる。
 武器に頼らない非軍事の貢献こそ、平和国家にふさわしい。停戦の仲介、紛争後の復旧や復興、医療、難民支援など、他に力を入れるべき分野はいくらでもある。あらためて成立に反対する。


 「審議が尽くせていない」。そりゃあ、内閣不信任決議案の趣旨説明だけで1時間44分もかかる民主党さんのことですから、衆参両院の審議に200時間かけようが200年かけようが足りないでしょうねえ。
 でも、ほんとうに審議なんか必要だったんでしょうか。
 
>11本の法案を二つにまとめただけに積み残された論点は多い。目を向けたい一つが、国連平和維持活動(PKO)など国際貢献に関わる任務拡大だ。

>武器に頼らない非軍事の貢献こそ、平和国家にふさわしい。停戦の仲介、紛争後の復旧や復興、医療、難民支援など、他に力を入れるべき分野はいくらでもある。あらためて成立に反対する。

 なんだ、どうせ反対なら一つにまとめて正解だったじゃないですか。複数の法案をまとめて審議採決することの問題点を指摘したければ、「法案の中には賛成できるところとできないところがある。だから個別に審議すべきだ」って言わないと。
 てゆうか、法案を個別審議したところでサヨク野党のみなさんはその一つ一つに憲法論争をふっかけてくるんでしょ?

 サヨクさんたちが危惧するように、今回の法案成立は日本の非軍事的貢献をおろそかにすることにつながるんでしょうか。わたしはそうは思いません。軍事的貢献も非軍事的貢献も両方できる限りのことを頑張ればいいだけです。より前線に近い地域がよりシビアな支援が求められており、その任務を遂行できるだけの能力を自衛隊が有しているのなら、国際社会の期待に応えることは決して悪いことではないはずです。そもそも、安全な場所での活動なら自衛隊じゃなくても務まるわけで。

 住民保護のための巡回、検問、駆け付け警護・・・立派な任務じゃないですか。現地の人たちに喜ばれることでしょう。まさに国際貢献です。それなのに、サヨクのみなさんが気にかけるのはテロリストの顔色ばかり。

>「襲撃してくる集団には武装した住民もいる。そういう人に銃を向ければ、日本への反感が高まるだけではないか」

 村を襲撃するようなヒャッハーたちを野放しにしておいたら、現地住民どころか国際社会からの反感も高まるんじゃないですかね。
 いままでの法律では自衛隊は現地住民や仲間の部隊をほったらかしてさっさと逃げてたんでしょ? わたしが現地の村人だったら、そんな日本のジエイタイの姿に絶対イラッとすると思います。少なくとも失望します。

>日本がPKOに参加して20年余、自衛隊は一発も銃弾を放たず傷つけることも傷つくこともなかった。

 安全なところでしか活動してこなかったんだから当たり前じゃないですか。で、その安全を誰が確保してくれたのかといえば、前線で危険な任務を行っている他国の部隊なのですから、何の自慢にもなりません。
 社説が取り上げている南スーダンのPKOに関して言えば、自衛隊(施設部隊)が派遣されているジュバの全般警備は、中国、エチオピア、ネパール、ルワンダの歩兵部隊が担当しているとのこと(ソース:内閣府HP)。どの国も日本と比べれば決して国情が安定しているとはいえないでしょうに(中国も含めw)、そんな彼らが異国の地で自衛隊の代わりに銃を撃ち、傷を負うリスクを引き受けてくれているなんて皮肉すぎます。いくら役割分担とはいえ、これらの国に自衛隊の安全がおんぶにだっこという状況を知れば、申し訳なくも恥ずかしい気持ちになるのが日本人として自然じゃないですかね。ましてや「銃を撃たないからわが国は平和国家ダ!」と胸を張れる神経がわたしには理解できません。

>武器に頼らない非軍事の貢献こそ、平和国家にふさわしい。

 今年1月、ISILは安倍首相が中東にテロ対策支援を行うと表明したことに言いがかりをつけ、日本人の人質2人を殺害しました。安倍首相が表明したのは非軍事的な援助だったのに、ISILは聞く耳を持ちませんでした。
 結局のところ、軍事的だろうが非軍事的だろうが、何かをやろうとすればいつだって誰かから恨まれる可能性があるのです。テロリストと村人のどちらに恨まれるのが怖いかといえば前者でしょうが、どちらのために行動すべきかといえば、答えは明らかです。

 自衛隊の国際的役割拡大に反対するサヨクさんたちの主張の本質は、ぶっちゃければ「遠くの国の紛争なんか知ったこっちゃない、どこの馬の骨とも分からない連中を助けるためにどうして日本人が命を賭けなきゃいけないんだ。汚れ役はよその国に押しつけて、オレたちは安全なところで適当にお茶を濁しておけばいいじゃないか」という、一種のエゴです。
 日本にとって一番大切なのは自国民の安全ですから、こういう主張があるのは自然なことです。でも、サヨクのみなさんはそのエゴを「平和国家ニッポン」「好戦国家ニッポン」という二枚舌で誤魔化し、自分たちは高いところから自国と他国の両方を見下しているのです。

 PKOが議題になる時は自衛隊員の危険ばかり騒ぎ立て、現地住民や他国の部隊のことは二の次。
 憲法9条が議題になる時は自衛隊がまるで侵略軍かのように騒ぎたて、隊員や自国の安全は二の次。
 このダブルスタンダードがわたしには気に入りません。

 現実から目をそらし、キレイゴトばっかり言っているサヨク野党を相手にいくら時間をかけたところで、有益な議論ができないのは当然のことだと思います。
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