韓国を糖尿病に誘う甘い罠

ハンギョレ日本語版 2017.1.6

[ニュース分析]12・28合意維持に必死な日本「両刃の剣」抜く


今回の(日本の)措置は朴大統領を弾劾へ推し進めた韓国の“ろうそく集会の民心”により12・28合意が破棄される事態を何としても防ごうとする日本の先制措置と思われる。これには合意の廃棄、または再協議を公言している韓国の次期大統領候補群に向けた牽制の意味もある。

 しかし、今回の措置は日本にとって「両刃の剣」になるほかはない。今回の措置が韓国の世論を刺激して、両国関係が“破局”に達しかねないためだ。そうなれば、日本が長期にわたり精魂込めて締結した韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)はもちろん、12・28合意も事実上破棄の手順に入りかねない。



 今回の事態は日本が自ら招いたものという指摘も侮れない。この間、安倍晋三首相は12・28合意で明らかにした謝罪内容を自身の口で話してほしいという日本の議員の要求や韓国人被害者に謝罪の手紙を送ってほしいという韓日市民社会の要請に対し、「毛頭考えていない」としてはっきり断った経緯がある。そのために韓国では12・28合意に対して、慰安婦問題を“最終的かつ不可逆的”に封印し、慰安婦問題を歴史から消し去ろうとする“忘却の合意”という非難が続いてきた。韓国ギャラップの世論調査によれば、合意直後の昨年1月には12・28合意を日本の謝罪と見るという比率が19%だったが、9月には8%まで減った。

東京/キル・ユンヒョン特派員

http://japan.hani.co.kr/arti/international/26160.html


ハンギョレのキル特派員はまだこんな寝ぼけたことを言ってるんですね。合意内容に含まれた努力義務を放棄したまま、合意内容に含まれていない要求をすれば断られるのは当たり前じゃないですか。韓国には逆ギレする資格なんかありません。

日韓慰安婦合意とGSOMIAについて、次期大統領候補たちは軒並み「反故」の意思を表明しています。
とくに日韓合意に関しては、安倍首相が「毛頭」発言する前から韓国国内では肯定的な世論が2割にも満たず、発言後はそれがさらに8%へ低下したと。
要するに合意が発表された当初から、日韓関係は実質的に破局していたわけです。8%がたとえ0%になったところで、何が変わるというのでしょう。

朴槿恵は任期の前半2年間で反日をやり尽くしました。新大統領がさらなる反日をアピールしたければ、それこそ捨て身の覚悟が必要です。次期大統領が合意破棄を宣言したところで、韓国が得られるメリットはほとんどありません。国際社会でイアンフガーを叫べる権利? 合意成立以前の朴槿恵が力の限りそれをやって挫折したことをもう忘れたのでしょうか。
諸刃の剣をむやみに振り回して自傷してきたのは韓国側です。いまの日本は「政府間合意で不可逆的に解決済み」の一本槍であしらえばいいだけです。

そういう情勢を理解しているのかいないのか、相変わらず妙な理屈をこねて日本政府の足を引っ張ろうとしている国内メディアがあります。

朝日新聞デジタル 2017年1月7日

(社説)韓国との外交 性急な対抗より熟考を



 少女像問題の改善へ向けて、韓国政府は速やかに有効な対応策に着手すべきである。日本政府が善処を求める意思表示をするのも当然だ。

 しかし、ここまで性急で広範な対抗措置に走るのは冷静さを欠いている。過剰な反発はむしろ関係悪化の悪循環を招くだろう。日本政府はもっと適切な外交措置を熟考すべきである。

 日韓政府間ではこれまでも、歴史認識問題のために関係全体が滞る事態に陥った。

 だからこそ、歴史などの政治の問題と、経済や文化など他の分野の協力とは切り離して考えるべきだ――。そう訴えてきたのは、当の日本政府である。

 少女像問題をきっかけに経済協議や人的交流も凍結するというのでは、自らの主張と行動が反対になる。今後の対韓交渉で説得力を失うものだ。

 韓国はいま、朴槿恵(パククネ)大統領の進退で揺れている。日韓の応酬が続けば、次期大統領選にも影を落とす。これまで慰安婦問題に関心を示さなかった候補予定者らも対日強硬姿勢をとることが予想され、少女像問題の解決はさらに遠のく恐れがある。



 日韓合意は、元慰安婦らの心の傷をいかに癒やせるかを双方が考え、知恵を出し合った結果であり、いまの両政府の関係を発展させる出発点でもある。

 この合意を侵食するような行動は双方が慎むべきだ。

 両政府は合意の精神を着実に実践し、両国民の理解を深めるよう心を砕いてもらいたい。

http://www.asahi.com/articles/DA3S12736091.html?ref=editorial_backnumber



韓国側に大きな非があることを認めておきながら、日本政府のやり方にケチをつける。かといってどうすべきかという対案はまったく示さず、「熟慮しろ」「心を砕け」と曖昧な綺麗事ばかり。ほんと、役立たずですねえ。

>歴史などの政治の問題と、経済や文化など他の分野の協力とは切り離して考えるべきだ――。そう訴えてきたのは、当の日本政府である。

そりゃ、あの頃は韓国政府があらゆることに慰安婦問題をからめて日本との外交を拒否してましたからね。安倍政権としては、「対話のドアは開いている」のワンフレーズで門前払いを続けていてもよかったはずです。
けれど米国からの圧力とか安保政策とか、いろんな思惑から仕方なく譲歩したのがあの合意だったわけで。韓国側も日本の経済協力がほしいから合意に応じたくせに、みずからそれを踏みにじったのですから、こうなるのは自業自得。
ウィーン条約に抵触することを承知のうえで慰安婦像を黙認するのは、相手国の信頼を裏切る行為です。加害者である釜山市のイベントに、被害者である日本領事館がノコノコ出ていって愛想を振りまけるわけがありません。
スワップ協議の中止も領事館職員の交流ボイコットも、即効的な損害を与えるものではないんですから、韓国側は感謝すべきです。

>日韓の応酬が続けば、次期大統領選にも影を落とす。これまで慰安婦問題に関心を示さなかった候補予定者らも対日強硬姿勢をとることが予想され、少女像問題の解決はさらに遠のく恐れがある。

ハンギョレの「諸刃の剣だ!」と同じ理屈ですが、候補者のほとんどが対日強硬派であることを伏せて、ぬけぬけとこういうことを書くから朝日は信用を落とすのです。

韓国相手には、下手になだめすかすよりもガツンと抗議・報復したほうが良い結果を生むことは、今回の日本政府の措置を受けて韓国の保守系メディアが強硬主張を控えたのが何よりの証拠です。

中央日報なんか、1月4日には「釜山市は少女像を公共造形物に指定して日本の圧力から守れ!」なんて記者コラムを載せてたくせに、日本政府が対抗措置を発表したとたん「過去の清算も重要だが重要なのは国益だ」 と手のひらを返しました。こんな恥ずかしい真似をするメディアが大手を振ってのさばってる国って、救いようがありませんね。

オピニオンリーダーである新聞がこの有様なんですから、韓国世論は言わずもがな。本当に切羽詰まれば、手のひらを返す名分(=責任をなすりつける生贄)を勝手にでっちあげて、日本に擦り寄ってくるんじゃないですかね。

韓国政府が機能停止状態に陥っている以上、話し合いなんか何の役にも立ちません。日本は、これ以上「イアンフガー」を続けたら韓国にどんな実害が及ぶのかを、次期大統領候補たちに見せつけておくしかありません。

ムンジェイン氏やイジェミョン氏らは日本に決闘でもふっかけようかという鼻息ですが、彼らが心配すべきなのは「血糖」の方でしょう。
日本の左派メディアの優等生的な物言いは、ポピュリズムが進行する韓国を末期の糖尿病に誘う甘い罠です。反日で汚れきった血をどうやって透析すればいいのやら見当もつきません。
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テーマ : 従軍慰安婦性奴隷制問題
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