文化も学問もけんかの道具としか思ってない中央日報

 中央日報がまた突っ込みどころ満載のコラムを掲載していました。

(引用)

中央日報日本語版 2014.10.16
http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=191397&servcode=100§code=140
【コラム】韓国の日本理解

 韓国と日本はお互いを研究する。知るほど親しくなる。研究の実績ほど相手を圧倒する。情報が勝負を決める。それは歴史・文化分野で実感できる。

  「かつて韓国に豹がいた」--。2014年初めにソウルで開かれた出版記念会の案内文だ。出版(翻訳)された本は『韓国の最後の豹』。著者は日本人の遠藤公男、81歳。1962-63年に韓国で豹2頭が捕獲された(陜川吾道山と居昌伽耶山)。その後、豹は消えた。著者は豹捕獲の状況と運命を追跡した。(中略)

 その本はよくまとまった現場ルポだ。出版会は「韓国虎保全基金」が斡旋した。その団体は虎・豹復元に熱心だ。団体の代表であるソウル大のイ・ハン教授の言葉だ。「私たちの最後の豹の歴史を日本人が収集、記録したのは残念だが、野生動物に国籍、国境があるだろうか」--。慰めの言葉だ。しかし無念さは残る。

 80代の著者は小学校の元教師だ。(中略)豹は韓国人が先に扱う素材だ。しかし逃した。真実発掘の競争で日本人に完敗した。

 遠藤の本は私たちの社会に恥ずかしさを生む。豹は自然愛を象徴する。韓国には環境・動物保護団体があふれる。一部の団体は政治イシューとする問題にだけ集まる。その団体の実質は少ない。名分ばかり叫ぶ。「美しくて危険な動物」の話には無関心だ。

(中略)
 日本の韓国理解は古くて多様だ。その執念は弛まない。崔書勉(チェ・ソミョン)博士は韓日関係史の権威者だ。彼は4月の特別講演(「私の韓日関係研究50年を回顧して」)でこのように述べた。「日本国会図書館で韓国関連本を読んでいると、日本人が韓国について広く深く研究したのを知って驚いた」--。

 日本で韓流が冷めていく。韓流は逆説の成功だ。金大中(キム・デジュン)政権当時の1998年、日本の大衆文化が開放された。当時、倭色文化の浸透を心配する声が強かった。主導者のほとんどは日本に対する悲憤慷慨に慣れていた。しかし状況は逆に展開した。韓国大衆文化は日本を奇襲した。その主役は悲憤慷慨に慣れていない世代だった。日本の韓流はK-POPに拡張された。

 文化は政治・外交に影響を受ける。韓日文化交流ではなおさら敏感だ。両国関係は冷却期だ。韓流は停滞した状態だ。日本国内の親韓勢力も委縮した。過去の全盛期の文化韓流は政治外交と分けられた。韓流の主演は思う存分、日本人の生活の中に入った。韓国の若い世代の文化伝播力は卓越した。彼らは韓国の日本理解に活力を吹き込んだ。

 安倍晋三首相の歴史退行は執拗だ。彼の歴史歪曲姿勢は頑強だ。「軍慰安婦強制動員」の事実を絶えず一蹴する。安倍政権の国策方向は軍国・国粋主義だ。中国の大国化はその流れを催促する。それに対する長・短期対策が必要だ。北東アジアの秩序の変化は日本理解の深さを要求する。日本情報蓄積の情熱を磨かなければならない。

 私たちの外交は正面突破を追求する。しかし迂回包囲、空中落下戦略も一緒にしなければならない。迂回攻略は文化で成り立つ。文化は繊細な圧迫武器だ。文化は歴史戦争の勝利を保障する。

 先週ワシントンで崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)副総理は麻生太郎日本副総理に会った。2人は政経分離を確認した。文化分野も政治から分離しなければならない。日本理解が韓流熱気を復活させる。文化情報の蓄積が過去の歴史勝敗を決める。

 パク・ボギュン論説委員

(太字引用者)


 長々と引用してしまいましたが、このコラムからわたしが理解したことは次の通り。
  1. 韓国人は、日本人が韓国のことを深く研究する姿勢を「執念」と呼び、感謝や尊敬よりも先に警戒感、敗北感そして屈辱感を募らせる。
  2. 韓国人は、学問や文化を戦いの道具だと考えている。

 こういう思考回路(いわゆる「恨」ってやつですか)を捨てない限り、韓国は文化や学問の面で決して日本(を含む諸外国)には勝てないと思います。
 そもそもこの論説委員氏は、環境保護を政治の具にする諸団体を前段で批判しておきながら、後段ではみずから「文化は対日外交の武器である」と公言してはばかりません。
 歴史戦争で日本に勝つためには、圧迫武器である文化を政治と分離させ、韓流熱気を復活させなければならない? 政治も文化も日本打倒が目的ならば、分離どころか完全に癒着じゃないですか。
 そういう、自己都合に目がくらんで自己矛盾に気づかない脳みその構造が、なんていうかもう、救いようがないんですよね。

 このコラムで紹介されている日本人の遠藤さんは、純粋な知的興味から「韓国の豹」を研究したのでしょう。日本人が自然科学分野で多くのノーベル賞を受賞しているのも、その原動力には純粋な好奇心、探究心があるのだと思います。
 「憎いあいつに勝ちたい」なんて目的で学問をやれば、どうしても相手と同じ線路の上で「追いつけ追い越せ」のせめぎあいを繰り広げざるをえません。相手が敷いたレールを後ろから突っ走るのですから追いつくのは簡単ですが、一本道ですからその先がありません。
 他人との勝ち負けばかり気にしていれば、自分たちの足元がおろそかになるのは当然です。自分が踏みつけていた宝石を日本人に拾われて嫉妬と屈辱にさいなまれ、また「恨」を燃やす繰り返し。…大変だなあ。

 この論説委員さんは「我々韓国人は日本をもっと理解しなければならない」と呼びかけていますが、その目的が「歴史戦争に勝利するため」じゃあ、結果は知れてますよね。どうすれば日本を屈服させられるかってことしか頭にないようでは、何を見ても何を知ってもねじ曲げて解釈してしまうのがオチ。
 過去を捏造する歴史学しかり、ソメイヨシノの起源説を捻じ曲げる生物学しかり、日本だけを狙い撃ちする法律学しかり。そういう姿勢がいまの日本の嫌韓ブームにつながっているって自覚、…ないんでしょうね。
 韓国人さんにとって日本を屈服させるのは純粋に善なる行いですから、そのために文化や学問を「駆使」するのは当然の権利であり義務なんでしょう。

 「韓国大衆文化は日本を奇襲した」「文化は歴史戦争の勝利を保障する」……韓国人のこういうプロパガンダな言い回しからは、文化の受け手である大衆への敬意が感じられません。そんな上から目線でどうやって日本で韓流熱気を復活させようというんでしょうか。それには少なくとも日本メディアの協力が不可欠なのに、今回の言論弾圧で韓国は彼らまで敵に回してしまいました。
 そういうことを理解できないまま偉そうなコラムを書いちゃってるこの論説委員さん自身が、韓国の限界を見事に体現してくれているような気がします。日本を理解するよりも、まずは自分たちをもう少し客観的に見つめなおすのが先でしょうに。
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テーマ : 韓国について
ジャンル : 政治・経済

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